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00.生きてるだけで辛い

主人公のネガティブさに最初は、読みにくいかもしれませんがご了承ください

普通に生きるってこんなに難しかったっけ?


古藤灯(ことう あかり)。20代社会人

現在、精神疾患を患い休職をしている。休職しても治らない絶望感に押しつぶされそうな日々。


部屋の中で一人、社会に取り残された虚しさを感じながらベッドに寝転ぶ真夜中は生きてる価値なんてないと何故か確信させる。



ブラック企業での就職、人間関係でいじめや恋人にも裏切られた過去がある。

学生時代から友達なし、凡人以下の陰キャになった私には眩しすぎる、(あかり)とう名前が自身の存在が大嫌いだった。



「生きてるだけで、辛い」どうか、終わりにしてください。

このまま私の人生を終わりにして下さい。そう願ってしまった。



目が覚めるとそこは、今の私には生き地獄のような世界が待っていた


ああ、なんで…なんで神様、私なの…もう楽にして。そう願ってしまうほどに残酷だった。





知らない場所、中華と和風が混じったような不思議な内装の部屋で華やかな装いの人に起こされた。

怖くて顔は見れないが、頭や服装は見れる。


「良かった。痛いところはない?起きれるかしら?」

穏やかで表情でとても華やかな装いと王冠を被っている。なんとなくお后様っぽいと思いながら震える手で差し出された手を取る。



手を取った女性は、冷たくて震えた手に驚き少女の顔を見た。

生気のない顔、光のない瞳、乾いた唇、顔が隠て見えないほどの長い髪はまるで、自身の存在を見てほしくないかのようだった。



「この子が、あの神託の子かい?」

今後はガタイの良い精悍な男性が私を見ながら言った。




ん??神託??まさか…いせかいてんい??私がまさか…そんなこと


小説とかでは読んだことあるけど、そんなわけ




「ようこそ、成陽国(せいようこく)へ。君を待っていたよ。君は神託の役目を担った特別な存在なんだ。これからその説明を…あれ…大丈夫かい?!」




神託?何それ私が?なんで、眩暈がし体の力が抜けて横たわり意識を手放した。




「もう、貴方!!こちらの都合で転移して急に神託のお話は失礼です。見たこともない世界に急に来たら驚きもします。彼女には休息が必要です。顔色も優れないですし、神託の説明は精神的な負担になりかねますから…(らん)、目覚めた時の為に食事と入浴の準備を」



后は心配そうに蘭という侍女長に伝え、共に少女を部屋へ連れて行きベッドに女の子を寝かした。

(初対面でもわかる。この子、前の世界で大変な思いをしたのね。こんなにやつれている人を見るのは初めてだわ。)

「(神託などはあるけれど…ここでは、少しでも幸せを感じて欲しいわ)蘭、目覚めたら教えてちょうだい、この子の入浴や食事もお願いね。」


「承知しました。」蘭はそう返事すると目覚めた時の為の水の用意を部下に命じ部屋でひたすら目覚めを待っていた。




王は、(あかり)が転移してきた場所で、一人たたたずみ申し訳ない気持ちと焦りと希望が入り混じり興奮していた。

何故ならやっと、世界を国を正常に戻す存在が来たからだ。






ここまで読んでいただきありがとうございます。

初心者なので、読みにくいところありますが、ゆっくり書き進めていきますので、宜しくお願い致します。

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