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第7話~過去の記憶、2人で~

次の日俺は、昌にあることを話すために待っていた。


「おっはよ~♪…ってどうしたの神妙な顔をして。」


「いや、お前のあほ面をだな。と思っただけだ」


「いや、いきなり罵倒される側の気持ちにもなってよ、って喋り方変わった?」


「いつまでもうじうじするなと言ったのはお前だろう。」


この時から俺は今のような話し方になった。今まで、平和に生き、世界魔道大会如きで喜んでいた俺とは決別の意思でもある。


「ふーん昨日までうじうじして癖に」


「今の世界情勢を教えてくれ」


「うわ、華麗にスルーされた。まぁ、いいか、今の情勢ね分かったわ」


昌に聞いた話は、まずヴェルカイヤ国の難民は、日本に匿われているらしい、これは別にいい、何年か前に起きたウクライナ侵攻の時も、日本は難民を受け入れたしな、問題は侵攻した5か国がこの1週間で早速仲違いを起こしたそうだ、今はアメリカやイタリアが介入して、けん制しあっているらしいが、それを聞いて俺は、眉の間に皴ができるほどイラっと来た。本当に


「胸糞悪い」


パリン!!!


「ひぃ!?」


俺の魔力に反応して、花瓶が割れた。


「なぁ、今は、まだけん制してると言ったな。」


「い、一応は」


「いつまで保てる。」


「か、母さんが言うには私達が中三になるまではって」


「1年の猶予があるわけか、おい、軍にはどうやって入れる?」


「ちょ、ちょっと待ってよ!さっきからどうしたの!?」


慌てた様子で俺を止める昌、いきなり、喋りだすわ、軍に入りたいとか言えばこうなるな


「すまない、いきなりすぎたな」


「ほんとだよ、びっくりしたぁ。何で軍に?」


「俺がけん制しあってる国々に交渉するためだ」


「いやいやいや!!!あんたコミュ障のくせに何言って「ほう。面白いことを言うじゃないか」か、母さん!?」


女性の声が聞こえそちらを見た、当時の俺は顔を見たことがあった、名前は。


伊藤佳奈(いとうかな)元帥?」


最初に言うべきだったが数年前に、日本には軍ができた。第九憲法や元帥府条例等廃止ノ件が存在するのに軍がなぜ存在できるのか、その理由は簡単だ。第九憲法を提示出せたアメリカが軍を作ることを許したからだ、きっかけとしてはやはり、ウクライナ侵攻によって、隣の北朝鮮や中国の動きが活発化したからだ、しかし軍の発足は2年前な上にはまだうまく動かせていないために今回みたいなことが起きたというわけだ、それと名前は普通に日本十字軍だ。過去の過ち(大日本帝国)は起こさない意味を込めらているらしい


「伊藤ってたまたまかと思ったが、そういうわけか。職権乱用か」


「「……てへ?」」


否定をしろよ、と変わる前の俺ならそう言うが、どうでもよくなっていた俺は。


「なぜ元帥がいるのです?」


「面白い話が聞こえたのでな。中坊がいきがること言うもんだと」


「そんな事は分かっています。しかし、私は気づいたのです。このままでは第三次魔法大戦起きるのは確実、そのために私は軍に入り「その必要はない」しかし!!」


「私が言っているのは()に入る必要がないと言ったのだ。」


「なぜですか」


「お前は縛られるのは好きか?」


元帥が言っているにいち早く気づいた。軍に入ったらすぐに上に行けないうえに自由に動けるわけがない、訓練から就寝まで厳しい縛りがあるからだ。戦争を止めるための交渉を軍の一等兵ができるわけがない。世界がぶつかるまでの猶予は2年、その2年を訓練や昇進のために使うのは惜しい。


「軍に入らずとも普通に交渉してみろ、ブギれている各国首脳を手籠めにできるのならな、では私は帰る、昌今日は来なくていい、元帥命令だ、こいつの監視役に命令する。」


「いや、なんで私!?」


「毎日毎日遅刻しているくせに何を言うか。」


「ウッ」


間に合ってなかったのか、それはいいが。


「昌は、階級はどうなんだ?」


「こいつは日本十字軍大将だ、私の次の階級だな。こいつの階級は使えるぞ」


「そうだな、利用しよう。」


「ひどくない!?私の扱いひどく無い!?」


「「ひどく無いぞ」」


「しまいには泣くよ!?」


「「冗談だ」」


「何でこんな息合ってるの!?」


性格が変化してからの俺は、元帥との相性が合っていた。


「じゃあ、今度こそ私は帰る」


そう言って、元帥は帰っていた、残された昌がこちらを見た。


「はぁ……出会わなければよかった。」


恨めしい顔で、そう吐かれた。


「すまないな、パソコン持ってるか?」


「まだ私、付き合うなんて言ってない」


「悪いな俺もタイプじゃない」


「そういうこと言ってんじゃないわよ!!てかあんたのタイプなんて知らないわよ!!」


「パソコンはないのか?」


「はぁぁぁ…もう!!分かったわよ!はいこれ!iPadならあるわ!」


「これでもいいか、ありがとな」


俺は、iPadで世界情勢を再度確認した、昌が言っていた通りだだった。俺は、ニュースを消してサイトでいろいろと調べた、主に5か国の首脳陣がどんな人物かをな


ーーーーーーーー


「もう何時間調べてるのよ。」


昌に言われ時計を見ると2時間も経っていた。律儀に待っていたのか?


「帰れば良かったろう」


「元帥からの命令だし。それにあんたを見てたら付き合ってもいいかなって思っただけよ」


「タイプじゃないんだが」


「まだそのネタつづけるの!?ていうか何調べてるのよ」


「現在の首脳陣だ。」


俺は、昌に説明するように言った、まぁ、こいつは大将だから知ってると思うが、まずロシアだが、前大統領が失脚してから付いたゲライト・ロマノフ、調べれば調べるほど、なかなかの野心高い人物だった、国家会議でこう述べたらしい


『世界を取る』


これは国会内で述べたため、メディアには発表されていないが、国会内の一部の人が喋っていたのを聞いたジャーナリストが記事に書いていた。それも黙認になっているのだから隠す気はないらしい


「中国と北朝鮮は顔が変わっていない」


「その2か国は未だに変わらないわ。一番厄介じゃないの。あのアメリカでさえ、交渉を慎重に扱ってる。中国は前以上に日本を目の敵にしてるわよ。」


「この2か国は厄介すぎるから、今はいいだろう」


「え、本当に交渉しないの?」


「今はと言っただろう。中国は近々変わる」


「あぁ、それでね」


今の主席が病に伏してしまい、とうとう独裁政権に罅が入り、政権交代が噂されている、それなのにヴェルカイヤに手を出したんだ。主席の側近達の立場はさらに危うい状況になっている


「北朝鮮は……まぁ総書記も話し合えば、多分なるはずだ多分だが。」


「北朝鮮には弱腰じゃない」


「お前も知ってるだろうが、あの総書記の狂気を」


「だから北朝鮮はまだいい、それにフランスとドイツも侮れん」


フランスとドイツもゴリゴリに武闘派の首脳が着任したからあの行動に出た、前首脳は穏健派だった、一部では今の首脳の側近に暗殺されたという黒い噂も存在しているしな


「ふぅ、まぁ一通り調べてみたが、一筋縄ではいかんな」


「何当たり前なこと言ってんのよ!!」


「だからこそ、やる気が出る。」


「あんた本当に変わったわね。昨日まで」


「それはっさ聞いたから、さっさと行くぞ。」


「ちょっとどこ行くのよ!あんたはあと6日は安静よ!?」


「時間が惜しい。手を貸してくれ。」


「最初っからそう言いなさいっての」


「何か言ったか?」


小さな声で呟くもんだから聞こえなかった。少々顔も赤い。風邪か?


「な、なんでもないわ。ていうか改めて言うわよ」


「なんだ?まだ行かないつもりか?」


「もう諦めたわよ。だから、ん!」


昌は手を差し出してきた、そうだった、ここからだ、ここから始まった神託の兎()真紅の処女()の交渉の戦い…そして贖罪への旅路の序章(プロローグ)だった。


「あぁ、よろしく頼む」


俺と昌はこの日から相棒になったのだった。

次回から時間が現在に戻ります。



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