その39 厄年について思うこと
皆さんになぞなぞです。としはとしでもとりたくないとしはなーんだ。
さぁ、なんでしょう?
えっ、『ふんどし』?そうですね。とっちゃったら性犯罪ですもんね。八百長疑惑とか言ってられない事態になっちゃいますもんね。
えっ、『諭し』?まぁね、思春期ですもんね。とやかく言われたくないですもんね。
えっ、『歳』?あぁ、そもそもとりたくないってやつですね。そうですよね、永遠の18歳ってのもいいかもしれませんね。
ブー、時間切れ。正解は『厄年』。えっ?なぞなぞじゃないじゃないかって。いやいや。なぞなぞと言っておいて、正解がいたって普通、これこそが謎謎ですよ。まぁ、いつもながらのへりくつですが。
厄年。皆さんも耳にしたことがあるのではないでしょうか。もしかしたら、もう経験したことがある方もいらっしゃるかもしれません。今回はこの厄年についていろいろと書き綴っていこうと思います。
まずネーミングですよね。すごいですよ、この『厄』の持つ負のオーラ。巷では『凶』や『税』や『党』と並ぶほど嫌われているとかいないとか。この漢字を造った人は天才ですね。『厄』の呪いにかからずに一生を遂げたことを願うばかりです。
そして、厄年の凄いところはなんといってもその長さ。その長さたるや、『ハッピーニューイヤー』を叫んで喉を痛めるから始まって、節分して鬼に怒られ、花見で酔っ払って上司に悪態をついて、5月病にかかって仕事が手に付かず、梅雨の雨で携帯を壊し、初夏で風邪引き、猛暑で倒れ、残暑で脱水、張り切った運動会でアキレス腱を痛め、読書の秋で読みすすめた本は映画公開でオチを先に知り、食欲の秋でプクプク太り、クリスマスにはサンタと間違われ、カウントダウンではジャンプをしたものの、アキレス腱の痛みもあって結局新年の瞬間は地球上にいるの結末で締める、まぁー長い長い365日なわけです。
しかもタチの悪いことにこの厄は前後合わせて3年も続くという長期スパン。3年ですって。いやぁ、長い。プロ雀士も舌を巻くトリプル厄満ですね。もしかしたら3年寝太郎が寝たのは、このトリプル厄満を回避するためだったのかもしれません。
皆さんも厄年とは上手に付き合ってみてはいかがでしょうか。ちなみに僕は、今回『トリプル厄満』というオヤジギャグを言うために、厄年を題材にエッセイを書いたことによって、今後来るであろう厄年に上乗せ加算がされないかどうか、今から気が気でありません。御守り買っておこうっと。
長々とへりくつ失礼致しました。
またお会いできたらお会いしましょう。
失礼します。
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