その14 血液型について思うこと
「A型なのに、雑だねぇ。」
最近、よくこういった言葉をかけられます。
最近流行ってますよね、血液型での人間性。もうその人気といったら、数年前のポケットサイズのモンスターぐらいなもんですよ。どこの本屋さんに行っても、大抵この関連の本は置いてありますし、テレビでもたくさん取り上げられたりしています。
でも、この血液型での人間性って、どれくらい信憑性があるんですかね。今回は、僕自身がA型ですので、A型の人間性について考えてみたいと思います。
まず、大雑把に考えてみますと、日本人の4分の1はA型ということになるんですよね。ということは、日本人の4分の1が几帳面で、慎重ってことになるんですよね。
あれ?でも、それっておかしくないですか?
だったら、日本ってもっと綺麗になってますよね。だって4分の1がA型なんですよ。もし、ほかの4分の3がゴミとかポイッとしても、A型の人間性でチャッチャッと掃除できるんじゃないですかね。そしたら日本は、もっと綺麗で、衛生的で、外国の人に『オォー、ニホンッテ、キレイデスネェー、ワガクニデモミナライタイデース。』とかなると思うんですけど。まぁ、それにはA型の人間性プラス思いやりの心もいるとは思いますが。
また、話は変わりますが、某有名な血液型の説明書には、A型の人間性についてこう書かれています。
『石橋を叩きすぎて割る』
いや、いやいやいや。
石橋を叩きすぎて割るって…。
もう一辺よく考えてみましょう。
…。
うーん。やっぱりおかしいですって。
だって、石橋ですよ。石でできた橋ですよ。いわば、コンクリートですよ。
割れるわけないでしょう。いくらA型だからって。
叩きすぎて割れるって、どれだけの欠陥工事ですか。多分あれですよね。この石橋を作った人って、多分典型的なB型気質な人ですよね。
それとも、割った人がかなりの剛力とか。いやいや、ありえないって。真浦塚くん、アニメの見すぎですよって。
まぁ、とにかく、石橋はそう簡単に割ることができるもんでもありませんって。
と、まぁ、ぐだぐだと書いてきましたが、このように考えてくると、血液型での人間性って、そんなにあてにならないのかも知れませんね。
だから、皆さんも軽い気持ちで血液型での人間性を参考にしてみてはいかがでしょうか。
とりあえず僕は、いつも通りの、神経質で、そのくせやることは雑で、自己中心的思考で、へんなところが綺麗好きで、頑固で、おおらかで、たまに天才肌を感じさせる、そんな男になってやろうと思います。目指せ、全DNA制覇!
長々とへりくつ失礼しました。
またお会いできたら、お会いしましょう。
失礼します。
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