表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
限界の無いゲーム世界  作者: 真姫ちゃん推しの結月
8/66

35層攻略

「マスター本当にここまで二人でやってきましたね」

「そうだな。ここに来るまで三ヵ月レベル上げる日わ寝ずに上げて休むにはずっと寝てたな」

「そうですね。では早速攻略をしましょう!」

 アイリスの合図と同時に扉を開けた。待ち受けていたのはホバーで移動する三体のゴーレムだった。

「マスターゴーレムの弱点は」

「中央にあるコアだろ?」

「そうです!先頭からα(アルファ)β(ベータ)γ(ガンマ)とします!」

 αとβが左右に分かれγが直進した。

「攻撃同時に来ます!3、2、1、今です!」

 デュランは伏せてゴーレムの近接攻撃を回避したのちに足蹴りを行い三体全て態勢を崩した。

「<メテオ・ファーレン>!」

 刀の重さが加わった落下攻撃に対応すべくゴーレムγが腕をデュランに向け射出した。しかし、刀の重さとデュランの重みによりスッと切れた。

「マスター横です!」

 αから腕が射出された。デュランはそれを防げず横っ腹に直撃した。デュランは空中で態勢を立て直し綺麗に着地した。

「マスターポーションです」

「いや、まだ大丈夫だ」

 デュランはアイリスがアイテム欄から出したポーションを戻すと先ほど狙ったγに向かって走りだした。

「うぉぉぉぉおお!」

 デュランはγに向かって直進した。γが突いた瞬間俊敏性を生かし一瞬で後ろに回った。

「<ディストロン・クロイツ>!」

 横切りからの上から真っ直ぐ切り落とす斬撃によってγが四等分にされ消滅した。

「マスター後ろです!」

 デュランが後ろを振り返るとαがデュランに向かって突撃してきた。デュランはまだ余裕があり、周りを確認するもβが見当たらなかった。

「来ます!」

 αが腕を粉砕しデュランの目をつぶした。デュランは直前までの行動で次の行動が直進すると予測し飛んだ。

「マスター左下にしゃがんで!」

 デュランはαを踏み台にして左下にしゃがんだ。その瞬間右耳の隣で何かが通り過ぎた。デュランは左下構えていた刀を左上に向かって切った。その斬撃はβのコアを切った。デュランはαを思いっきり蹴飛ばし大度飛んだ。

「流石ですマスター!」

 アイリスがアイテム欄から水を取り出しデュランの目にかけた。デュランの視界が回復すると体を起こしているαが見えた。

「チェックメイト」

 デュランは手をαの肩に乗せ刀を二回叩きつけた。そして、コアも割れた。

「マスターお疲れ様です。これでマスターの仕事も一区切りですね」

「そうだな。っとボーナスはなんだ?」

「骸骨系に効くメイスですね」

「と言う事は次は真っ暗闇の墓地か」

『アナウンス。35層のボス攻略が条件を満たした状態でクリアされました。百層分クリアです』

 デュランの耳にそのアナウンスは深く響いた。がしかし、次のアナウンスで一気に地の底まで落とされた。

『35層クリアで街襲撃イベントの発令が許可されました。国家大戦イベントの発令が許可されました。以後はランダムにこのイベントが行われます』

「マスターこれって」

「死者が大量に出るぞ・・・」

 デュランは最前線の136層に行く前に36層からじっくりと攻略を進める計画を立てた。

「アイリス一回街に戻るぞ」

「何所の街に行くんですか?」

「36層の街から転送で全ての街に行くぞ」

 デュランは36層の街から全ての街に移動しβテスターとその他の冒険者について情報を集めた。

「みんなそれぞれの街で100層クリアを祝して一週間休むそうですね」

「アリス全員に一斉送信だ。冒険を再開するときは36層から再開しろっと」

「了解です」

 アイリスが全プレイヤーに向けメールを送信した。

「俺らも36層の宿で休むぞ」

「そうですね」

 デュランとアイリスは36層の街の宿に泊まった。アイリスはいつもどうりデュランの手の上で寝た。

 深夜にいつもとは違う音で起こされた。

『緊急クエスト発令!始まりの街ベルリウムがモンスターたちに襲撃されました。これによって始まりの街に転送できません』

「アイリス起きろ、行くぞ!」

「はい、マスター!」

 デュランとアイリスは始まりの街から最も近い場所に転送し全速力で走った。着くころには始まりの街の西門が燃えていた。

「アイリスプレイヤーたちの被害は?」

「現在確認中。まだいないそうです!」

 デュランは西門に急行した。西門ではAIの騎士や戦士が戦っていた。圧倒的な兵力差で。他にも始まりの街を本拠点に冒険している数名の一層に関しては高レベルプレイヤー数人と低レベルプレイヤーが複数人もモンスターに対応していた。

「どけ!」

 デュランは開いた戦線を埋めるために一気に剣術を使い雑魚モンスターを殲滅した。そして、最後にオークキングがいたがあまりにも弱すぎた。

「ありがとう。君は私たちの命の恩人だ」

「待てよこいつは最前線で戦っているβテスターのデュランだ。こいつ一人で35層もクリアしたんだぜ」

「一人でかよ。恐ろしいな。あっ、よかったらフレンドになってくれませんか?」

「そのくらいならいいぞ」

 デュランは始まりの街にいた弱いプレイヤーとフレンドになった。そして、転送石に立ち36層攻略を目指した。

 

 

クソ雑魚ナメクジのまきゆづです。こんばんはぎりぎり昨日のうちに三つ投稿に失敗しました。残念ですね。書き始めたのが10時くらいです。あー動画見なけりゃよかった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ