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限界の無いゲーム世界  作者: 真姫ちゃん推しの結月
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決意を固めた人の強さ

 戻った。二人はいない。数分前までは隣で話し合っていた仲間が居ない。悲しみに浸ることなくデュランは走り始める。この世の理不尽さを心に刻み、アリスと共にラスボスを倒すために。

 称号 決意を固めた者 効果 己の身を犠牲にしてでもその物事を全うしようとする。決意が高ければ高いほど時空を曲げることも可能となる。また、結果を原因より先に確定させる事が出来る。<因果の逆転>

 1500階層に到着した。休みを取らず、レベリングも行わず。ただ階層のボスを次々と倒す。レベル差での攻撃力低下を無視した一撃必殺。敵の急所を誤差も無く貫く。その際に攻撃が当たりそうになると、決意の効果の因果の逆転で当たらないという結果を確定させて。当たったとしても結果は当たってない。

 敵の攻撃は当たらず、デュランの攻撃を避けたと思っても急所に命中する。このワンセットが各階層ごとに一回しか出来ないのでボス戦のみでしか発動させない。

 そうして、2000階層に到達した。衣服はボロボロでボス部屋前までも雑魚に構わず、ただ愚直に進んでいた。

 そして、最後の門を開けた。目の入って来たのは草原だった。そこに人が立っていた。その人はゆっくりと振り返った。

「おめでとう。仲間を犠牲にしてよくここまでたどりつけたなデュラン。名前は確かラインとロンメルだったけな。おっと落ち着けよ」

 龍尾が攻撃を軽くあしらう。アングリフリーゼを振り回し続けるが攻撃は当たらない。

「君は彼らを救いたいだろう?このスキルをやるから救って来いよ。僕もあれは予想外だったのさ。君はこのゲームをしている日本国民を助けたいんじゃなくて彼らの罪滅ぼしをしたいんだろう?」

 スキル 非干渉 効果 ゲームマスターでさえ彼を止めれない<規則を破った場合直ぐに効果は無くなる>

「さぁ、彼らを救って私を殺して見せろ!」

 俺は今までの自分とはお別れをするんだ!ラインとロンメルを救うためなら今の自分がどうなったってかまわない。今からお前らを救いに行くぞ。


 目が覚める。ただ、長い夢を見ていた気がする。誰かを守りたいとか誰かを救いたいとかそんなものだったような気がする。

 ベットから起き上がりVRの最新機種を眺める。そして、テレビを点けた。

「今日ついにあの最新作の神経ダイブ型MMORPGが全国で発売開始です。消息不明になっていた龍尾が作ったVRを越えた存在のアクセレラーションの性能を完全に引き出すために出来たこのアンリミテッドゲームワールドがついに本日発売されたのです。現在私は販売店に来ているのですが凄い人ごみで数分後には全品完売しそうな勢いです」

 そうだった。自分はこれをプレイしたかったんだ。既にゲームをする準備は整っている。今すぐ始めるか。

 アクセラレーションをそれぞれ、手、腕、足、頭に装備しゲームを起動した。地獄へとまた自分から進み始めたのだ。

 ゲームを起動すると当たり前の様にチュートリアルは無く街の中から始まった。するとすべての記憶が蘇り、自分の使命を全うするために1から全てが始まった。

 インベントリには愛用していたアングリフリーゼがあった。それを取り出し、迷宮へと足を進めた。

 今はまだ通れないはずの迷宮の入り口から侵入しボス部屋を目指す。懐かしい感覚が襲う。すべてはここから始まった。

 ボス部屋の目の前に立つ。戦闘は全く行わず、レベルは1の状態で部屋を開ける。そこには懐かしいオークキングとオーククイーンの二体と取り巻きが少数。

 因果の逆転を応用し、アングリフリーゼをキングに当たったという結果を出してからクイーンに当てる。胴体を貫通し、キングに命中する。

 ラストアタックボーナスでアリスを得る。そして、ツーマンセルでの人間を超越した旅が始まった。

これさ、全てが1からってインベントリの中にはアングリフリーゼが一つで、レベルが一、階層が一のすべてを掛け合わせたんだけと気づいた奴おる?

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