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限界の無いゲーム世界  作者: 真姫ちゃん推しの結月
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修行

 その後セイバーは移住先が見つかるまで尾張城での宿泊を行う事となった。そして数日が過ぎた。

 本日は信玄とセイバーとの修業がある日である。デュランは兵舎で二人を午前3時から待機していた。いや、正しく言うと何を教えればいいのかが分からず考えていた。

 数分考えても答えが出ず、暇を持て余して城下町を修行開始時間の午前9時になるまで走って何周出来るかを行った。

 午前六時時点で5周していた。そして、午前七時になり、前の自宅の目の前を通ると信玄が朝の日課の木刀で素振りをしているのが確認できた。更に兵舎ではセイバーが修行を受けるのが待てないのかこちらは剣で素振りを行っていた。

 デュランを見つけ共に走り込みをし始めるセイバー。しかし、一周目の途中で根をあげてしまった。何せ城下町の端にそってずっと走っているのだ。

「どうしたんだセイバー。それでも戦士か?まだ四分の一だぞ。九時までに二周するぞ」

「分かりました。ですが休憩をください」

 デュランの脳内計算では一時間でこれを二周し、残り一時間は休憩の時間にしようと考えていたのだがセイバーの体力不足が判明した結果予定を変更する。

「休憩は無しだ。二時間以内で二周出来なければ翌朝ずっと走り込みをさせる。今日の修行も無しだ」

 この発言がセイバーに重くのしかかり、再度走り始めた。デュランもセイバーの後を追うように走り始めたが数分で抜き、二十分で一周遅れにした。

 残り一周となると全力で走り始めた。セイバーを追い抜かした地点はおおよそ、四分の三ぐらいのところだった。残り1時間9分でデュランは二周終えた。

 尾張城の屋上で街を眺めながらセイバーを見ていると残り30分で二周目の二分の一で急激に速度が上がり始めた。

 残り20分で兵舎に信玄と同時に駆け込んだセイバーは汗だくだった。デュランは樽に入れておいた水をセイバーに頭からかけた。

 水を被ったセイバーは着替えのため一度自分の部屋に帰った。十分後に帰って来たため、予定より早く修行を行う事となった。

「始めに基礎練習から始める」

 木刀をセイバーと信玄に渡しかかって来いと手で合図する。二人は容赦なくデュランに襲い掛かるが準備運動を終えたデュランの性能は二人を相手にしても凌駕していた。

 デュランは全ての攻撃を受け流し、二人の隙が出来た所に軽く木刀を当てていた。命の駆け引きが無い現状デュランは軽く行っていた。

「デュラン一言いいでしょうか?」

「どうした?」

「戦場にいるよりも、練習の方が強くないですか?」

 信玄の発言に反応し攻勢に移るデュラン。デュランの攻勢速度は異常で右手に木刀、左手に短刀の木刀を装備し普段とは一変違った攻勢方法だった。右手で威嚇や牽制、左手で仕留めに掛かる。

 信玄のカバーに入ろうとするセイバーだったが、蹴りでの牽制が入りなかなかカバーには入れない。しかし、信玄のパリィが決まり、デュランに隙が生まれその隙にカバー、攻撃に加わる。

 そこに寝起きの信長が木刀を持ちデュランのカバーに入る。そして、局面はデュラン達の圧倒的優位となる。

「何故信長が介入を?」

「体を動かしたくなってね。それと、もうお開きよ。ここ周辺の盗賊団を殲滅しに行くわよ」

「行くぞセイバー、信玄」

 二人は頷き、デュランと信長の後に続き城内へと入って行った。午前の作戦会議で部隊編成を取り決めた、第一西部遠征部隊、隊長デュラン、部隊員セイバー、信玄とその他精鋭足軽。第二近隣包囲部隊、隊長半兵衛、部隊員柴田、ロンメル、光秀、ライン、丹羽、アイリスとその他大勢。

 本日の午後よりデュラン隊は兵糧を抱え、中国地方から始まり六角で終わる大遠征を行う。半兵衛隊は銃剣隊と足軽隊で岐阜城から尾張城周辺を囲うように展開しゆっくりと幅を縮め盗賊団を包囲殲滅をする。

 遠征軍は馬車に乗り二週間揺られ続け中国地方の最西端に到着し、周辺の村に情報を聞き込み、周辺での行方不明者が途絶えない場所に向かった。

 セイバーを囮にし盗賊が誘拐しようとしたところを全力で取り押さえ場所を吐かせ、案内をさせ殺す。

 しかし、作戦はそううまくいくわけが無かった。そもそも、真っ白の鎧に身を包んだセイバーを誰も誘拐しようとは思わなかった。よって、村の商人に頼み込み、そのルートを通るようにし、馬車内にデュラン達が隠れる事になった。

 狙い通り盗賊らが馬車を止め、中を漁ろうとした瞬間馬車内から飛び出し複数名を取り押さえ、尋問し一命を残し殺し、残った一人に道案内をさせた。

フィヨルド、クソ雑魚ナメクジのまきゆづです。最近は何故か夜遅くまで起きることが可能になりヤバい。

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