毛利に攻撃開始
黒井城に信長隊、村上と得居そして、長宗我部が集まっていた。
「尾張方面は完全に武田との隣接している所はありません」
「分かったわ。それじゃあ、毛利を攻略するわよ。デュラン、柴田!」
ぱんぱんと二回手を鳴らすと順番にデュラン、柴田が出てきた。
「それでは、作戦の解説を行う」
「私たちは、同盟国村上家の新たな属国して長宗我部を仲間に加えた。これにより、四国は完全に手中に収めた。これにより、かなりの作戦行動範囲が広がる」
「我々、二人が考えた作戦はこうだ」
デュランは机に中国地方の地図を広げる。
「まず、私たちの信長隊で本州から殴り込み、則ち陽動を行います。次に村上率いる水軍で四国から中国地方に乗り込みます。ここまでが第一段階です」
「第二段階は、予想がつくと思うが、水軍と合流する。合流したのち数日間敵の動きを観察する。これにより、敵のあらぬ方向の推測を誘発させる。その間に占領した城の辺りに多くの罠を仕掛ける。敵が掛かったのと同時に進撃を行う」
「おいおい、城が奪還されたらどうするんだよ。挟撃されちまうぜ?」
「占領されても、敵本城にたどり着き降伏させれば問題は無かろう。それぞれ攻略する城は陸戦隊は竹田城、水軍は三原城の攻略を頼む。作戦開始は明日の午前6時。水軍はその二時間後。それでは、各員の奮闘を祈る。解散」
「「「承知」」」
各自解散し、それぞれの仕事を果たすために、それぞれの作戦開始所に向かう。
織田隊は黒井城にそのまま待機し、村上らは因島城に向かい、水軍の出撃準備を整えた。
朝六時が訪れ、信長隊は毛利に宣戦を布告し進攻を開始した。
信長を先頭に、すぐそばにデュランがおり、その後ろには騎馬隊をまとめる柴田が居る。騎馬隊の後ろには歩兵を統括するロンメルとライン、歩兵隊の後ろに鉄砲隊の指揮官丹羽がおり、最後尾は鉄砲隊だった。
ここで、デュランは現在形成中だと思われる敵陣を乱すために騎馬隊を先行させた。
デュランはラインを先行した騎馬隊との連絡員とした。
ラインが三回目の騎馬隊の情報が連絡された時興味深い情報が入った。
その情報とは竹田城と城下町には人っ子一人いない事だった。更には、家や城も全て破壊されていた。
信長達が柴田と合流した。
「どうしますかね」
「予定変更。今頃村上らも出ているだろう。なので援護に向かう。いや、本城を目指すべきなのだろうか。相手の行動は謎だ。みんな、作戦は三つある。一つがさっき言った通り村上らの援護だ。二つ目は本城攻略。最後は相手が竹田の全てをかき集めて黒井城に進撃しに行ったのを見越して黒井城に戻るか」
「答えは一択よ」
「「「一番目だ!」」」
「総員ここから最短ルートで長水城に進撃だ!」
「「「オォォ!」」」
信長達は林や山を強引に突き進んだ。
進んで行く最中に敵の二人の歩哨と遭遇し捕らえた。
移動しながら歩哨から情報を引き出した。竹田城の全戦力は本城付近に集結させ、一転攻勢を信長に対して行う事だった。この歩哨らはその偵察兼防衛と言うわけだった。
デュランは歩哨らを捨てて部隊にそのことを知らせた。
長水城は前哨基地となっていた。街は無く、少し小さい兵舎何軒かあるだけだった。
「おそらく、楪城まではこんな感じになっているだろう。一気に突破するぞ。騎馬隊前へ吶喊!」
「「「オォォォォ!」」」
柴田を先頭に騎馬隊が敵の前哨基地に突撃を仕掛けた。数分もすると信長達も向かった。
楪城までの道のりにあった前哨基地や休憩所は全て破壊しながら向かった。その際、何人からか情報を引き出した。
村上の水軍の上陸は成功し、三原城を確保しそこで籠城戦を行っている事だった。
楪城の警備は万全で、前哨基地が壊されている事も知れ渡っていた。
「これより、楪城の攻略を開始する。初手は俺と信長、そして歩兵で相手をつり出す。その後、鉄砲隊での射撃。ここで相手が引かなければ騎馬隊で突撃し、そのまま、城内に侵入する。城主はなるべく討ち取るなよ。織田は未だ人材不足だ。返事は!?」
「「「分かってます兄貴!」」」
「良いぞ、その調子だ。楪城攻略開始!」
毛利家の攻略が始まった今日この頃。誰にも止められないこの快進撃。さぁ、いつ止まるか。止まったら誰かが火星で死にそう。




