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限界の無いゲーム世界  作者: 真姫ちゃん推しの結月
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進撃開始

「徳川様、信長様より伝令です。明日の13時に武田に進軍せよとの事です」

「詳細はどうなてるの?武田軍に勝てる自信はあるの?」

「詳細は明日の朝に忍びが説明に来るとの事です」

「分かったよ。こちらも上に武田があると軍事行動が限りなく制限されるからね。まぁ、第一に私たちに拒否権は無いと思うけど」

 そして、翌日藤明がやって来た。

「作戦の説明をします。織田軍は現在、最前線に一大決戦を行うほどの戦力をかき集めています。相手はこれに警戒して兵力をこちらに集めています。先ほど、こちらに向かっている最中にこちらの前線も確認しましたが、こちらの警備隊も相当数減っていました。手紙でも伝えた通り、13時に攻勢を開始してください。こちらの敵前線が乱れた頃にこちらも攻勢を開始します。運が良ければ相手の包囲が可能です」

「私たちがその作戦に参加する利益は?」

「占領した領土の取得です。悪い話ではないと思います」

「分かったわ。それでいいよ」

「急な事で申し訳なかったです」

 そう言い残し藤明は消えた。

「さぁ、軍を動かすぞ」

「了解です」

 織田

 最前線に集まった武将は、騎馬隊の指揮を担う真田、歩兵隊の光秀、鉄砲隊の大輔とアイリス。

「そろそろ、向こうで戦闘が始まる頃だな。そうだろ、アイリス」

「はい。向こうで戦闘が始まったようです」

 数分間待っていると敵側がどよめき始めた。

「徳川が突破したのか前線を」

「じゃあそろそろ私たちも動きますかデュランのために」

「そうだな、新郎新婦の疲労を減らすのは家臣の仕事だからな。みんな生きて帰るぞ。それが信長にとって一番の幸せだ」

「「「おう!」」」

 前線から敵兵が後方に向かったのを確認できると金山城に向かって進撃を開始した。

 金山城の兵は大半が徳川との最前線の明知城に向かっていた。そこに真田らの奇襲が刺さり、あっさりと降伏してしまう。

「敵は明知城付近にいる。岩村城を占領できたなら相手の退却経路を完全に絶てる。今こそ勝機!総員岩村城に向かえ!」

「「「オォォ!」」」

 騎馬隊が先頭を走りその後ろに足軽、そして鉄砲隊が並んで進軍した。

 岩村城付近に到着すると既に敗退していた武田の足軽が見えた。更に奥を見ると徳川の旗を掲げた軍が岩村城に接近していた。

「総員、両翼に展開し敵の退路を絶て」

「「「了解です」」」

 徳川が進行しているのを前方に武田軍は包囲されている事に気づかなかった。

武田軍は正門を閉め、城主を避難させるために裏門を開けようとしていた。しかし、門を開けている最中に織田らしき鎧が見えたため急遽裏門を閉じた。

「あそこが裏門ね。正門はおそらく閉めてるだろうから、徳川が正門を破壊と同時に裏門から乗り込むわよ。鉄砲隊火薬を少しづつだけど分けて」

 光秀に鉄砲隊の各員ごとに少量の火薬を渡す。

 光秀はそれを一つの布の袋にまとめ、長めの紐で縛り裏門に置いた。

 待つこと数分、正門の方からドゴォと言う音が聞こえたのと同時に掛け声が聞こえた。

 それを機に、光秀は紐に火を点けた。その数十秒後に光秀の指示により鉄砲隊も火を入れる。

 裏門が火薬により爆破された時、鉄砲から弾丸が放たれ、裏からの奇襲に備えていた敵兵に命中する。

「乗り込め!敵は城の最上階にあり!」

「「「オォォォ!!!」」」

 騎馬隊が突っ込み、その後ろから足軽が続く。鉄砲隊は弾の装填が終わってから城下町に殴り込んだ。

 足軽の中に紛れ、敵を切り裂きながら城の前まで移動する真田と光秀。味方もその姿を見ることにより士気も向上した。

 場内からぞろぞろと兵士は蟻の様に湧いてくるが、その数は始めの頃とは違い数は少なくなっていた。そこに徳川も合流し、準備が完全に整った。

「行くぞ」

「言われなくとも!」

 徳川が先に乗り込み、その後ろに光秀、真田さらに足軽と続く。

 内部の防衛はほとんどいなくなっており、ほぼほぼ階段を上るだけとなっていた。

 最上階に待っていたのは真田の父親だった。

「お、お父様!」

「幸村か。頼もしくなったな。さぁ、殺せ。武将をやっている者いつかは死ぬ」

「人材確保!」

 アイリスの言葉で足軽らが一斉に幸村の父、真田昌幸(まさゆき)を掴み、尾張の城へと連行していった。

「お父様、、、」

「みんな、凱旋よさっさとそれぞれの家に戻って休憩よ」

「「「ウッス!」」」

「徳川後は任せたわよ」

「任されました」

 足軽らの後ろに続き、真田たちは尾張城に帰って行った。

進撃、一度始めたら止められない!クソ雑魚ナメクジのまきゆづなのだ。私の日常は既にカオスの片鱗を覚えている。

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