和平
柴田は伏兵隊の対処を一人で行っていたが、鉄砲隊の支援により優勢だった。
しかし、連続で動き過ぎたため過呼吸になり始める柴田。反応がゆっくりとだが遅れ始めた。その時、鉄砲隊からの支援が行われた時にその発砲音が聞こえなかった。
「柴田!」
デュランが間一髪のところで柴田を鉄砲隊の射線上から離脱させた。
「すいません。デュラン」
「気にするな。お前は十分戦った少し休め」
「ですが前線の兵が足りません」
「心配するな。全部俺が片付ける」
デュランはそう言い柴田が交戦した伏兵の相手をしに向かった。
デュランは心の奥深くに封印していたサイコパスの心を開放する。体が幾分か軽くなり、殺人欲が激しくなる。
ゲシュペンストをしっかりと握り、長刀も取り出す。
「死にたい奴から来い」
敵兵士はデュランに切りかかるが、刀は届くことは無く、自分の上半身が無くなっているのを理解する。
デュランの体は誰の目にも止まらぬ速さで敵を殺した。鉄砲隊の支援が入った瞬間に敵の心臓を貫き、その状態で盾に使う。
デュランは信長をちらりと見ると、騎馬隊に苦戦していたため、信長の支援に入った。
「大丈夫か?」
「あんたこそ、大丈夫なの?」
「俺はいつでも大丈夫だ。お前から離れないって誓ったからな」
デュランは信長を攻撃しようとした敵の頭を刈り取る。信長も本調子を取り戻し、騎馬隊を二人で蹂躙し始める。
「力を貸すぞ!」
キュリスが増援として戦線に参加した。キュリスは伏兵の相手をしているが、一歩的な殺戮となっていた。
相手は戦力の立て直しのため戦線からの離脱を開始するが、伏兵はキュリスにより壊滅した。
「よう、キュリス」
「手助けに来たぞデュラン」
二人はハイタッチをした。
「みんな、このまま虎丸城を攻略するわよ。柴田の護衛はデュランに任せたから」
「任された」
「姫様!護衛なんていりません」
「さっき見てたわよ。少し休みなさい。デュランが付いてるんだからゆっくりとした方が良いわよ」
「・・・分かりました」
柴田はデュラン乗っている馬に乗り、デュランの腹に手を回し寝た。
「柴田起きろ。着いたぞ」
「ふぇい?」
不意に出た言葉で顔を赤くする柴田。しかし、あまり興味を示さないデュランに何故がイラついた。
門は固く閉ざされ、人っ子一人も通さないような状態だった。しかし、デュランが刀を抜くとその門も崩壊した。
「乗り込め!」
「「「行くぞぉぉぉ!!!」」」
鉄砲に短刀を付けた銃剣隊が突入する。長いリーチを持つ銃剣隊は次々に戦果を挙げた。デュラン達も負けじと兵士を殺す。しかし、城下町を進んでいる最中に三匹の象と遭遇した。
象はこちらに向かって突撃をしてきた。一匹はデュランによって葬られたが残りの二匹は暴走している。
「銃剣隊撃て!」
銃剣隊の放つ弾丸が象に当たるも致命傷には至らない。そこにキュリスが鎌で傷口を広げた。
「もう一度撃て!」
再度銃剣隊は弾丸を放つ。その弾丸はキュリスが広げた傷口に入り、貫通した。
象は倒れ、息を引き取った。しかし、まだ一匹が残っていた。その一匹は柴田に向け突撃をする。
「大丈夫か、柴田?」
デュランが象の攻撃を防ぐ、その間にキュリスが象の首を刈り取る。
「大丈夫だ。デュランは人の心配ばかりしてないで、自分の心配もしたらどうなの?」
「自分の身は自分がよく理解しているから大丈夫だ」
デュランは城の最上階めざし屋根を伝い移動した。
最上階には撤退の準備をしていた少女を発見した。
「こ、殺さないでください」
「名は何というんだ?」
「長宗我部盛親です」
「降伏しろ、そうすれば殺しはしない」
「降伏します」
しかし、戦は簡単には終わらない。徹底抗戦を主張するものが軍を率い、信長隊と交戦を開始する。
がしかし、その部隊の抵抗も虚しく終わる。
「虎丸城の占領完了!」
「「「エイ、エイ、オォォ!」」」
その後、休息をとっていると一宮城の占領が完了したと報告が入るが、こちらの受けた被害も甚大と入った。
「どうしたもんかなぁデュラン」
「和平でも申し込むか?」
「確かに減った兵を補充しないといけないからね」
「姫様、長宗我部から和平です。内容は貴公らの属国になる代わりに盛親を返して欲しいとの事です」
「分かったわ。その、条件でいいわよ」
「明日、長宗我部家に盛親を連れて行きます」
「デュランももしもの時のために付いて行きなさい」
「分かったが。こういうのは信長が行く物じゃないのか?」
「そうね。分かったわ私とデュランで行くわ。柴田は明日ゆっくりと休暇を楽しんでね」
柴田が部屋から出ると、信長がデュランの上に乗っかり交わらない?っと聞いてきた。
その夜は二人の忘れない日になるだろう。
クソ雑魚ナメクジのまきゆづです。要件は特にないんですが。誰かツイッターでDMしてこねぇかなー




