表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
限界の無いゲーム世界  作者: 真姫ちゃん推しの結月
41/66

解放軍

 デュランと信長は一頭の馬に乗り、勝瑞城に向かっていた。

 デュランの衣服は真っ黒のドイツ軍服から、そこらへんにいるような町民の服を着ていた。

 信長も同じく、庶民的な和服を着て体を右に向けて座っていた。

「ねぇ、まだ着かないの?」

「もう少しだ。慌てて移動するのもおかしいだろ。周りの風景をゆっくりと見ながら向かうんだ」

「分かったわよ」

 信長は静かに周りの風景を観察し、自然の音に耳を澄ませた。

 馬の歩く音に、風が吹き葉と葉の擦れる音。鳥たちの会話している声。どこかから流れている川の流れる音。

 それらの音を聞いているうちに信長は眠ってしまった。

 信長が目覚めた時に目にしたのは緊迫した空気に包まれて、農民たちも武器を握らさせられていた悲惨な城下町だった。

「デュラン、もういいわ。帰りましょう」

「分かったよ。俺もこれを見て不快に思った」

「「この人たちを開放するわよ」ぞ」

 二人の意志は完璧に合致しており、すぐさま木津城に戻った。

 戻って直ぐに作戦会議を開いた。

「偵察の結果はどうでしたか?」

「酷い物だったわよ。農民を強制的に戦わせようとしてる。私たちはこれを開放しに向かうわよ。異論のある者は?」

 誰の異論はなく、ただただ頷いていた。

「姫様らしいですね」

「それじゃあ、部隊の構成を発表するわよ。デュランと私、村上と得居は先遣隊として突っ込むわよ。ただし、最初は農民たちに反乱を起こすためにデュランが一肌脱いでくれるから、その間デュランを死守分かった?」

「「了解だ!」」

「次に、柴田、ロンメルが別方向から城内に入り、町人たちの安全を確保する。その後、丹羽とラインの部隊と合流し城を攻略する」

「「了解」」

「さっきも名前が挙がったけど、丹羽とラインは勝瑞城攻略をよろしく」

「「分かりました」」

「それじゃあ、解散。各自素早く部隊員を招集し、集合場所の南方の門に集合」

 数十分後、兵糧を多く持って勝瑞城に向かった。

 そして、敵の目の前までに迫った信長の先遣隊。門を守る、農兵は小刻みに震えていた。

「敵総大将の信長を討ち取れ!」

 しかし、練度と忠誠の低い農兵たちは動かなかった。

 そして、デュランが動いた。

「農民の諸君らに告げる!何故、君らは戦う!諸君らは我々に深き憎しみがあるのか?否!無いはずだ。諸君らの本職は畑を耕し、育てた物で村、街の皆を笑顔にすることだ」

 この間にも、正規軍はデュランに攻撃を仕掛けるが、織田軍の精鋭部隊に拒まれ肉薄が出来ない。

「その、矛先は諸君らに武器を持たせた勝瑞城の城主のはずだ!もし、妻や娘が人質になっているのであれば、心配は要らない。既に我が軍の開放部隊が城内の人々を開放している。今こそ、農民の怒りを見せてやるのだ!農民の諸君、君達が動かなければ明日は来ない。ならば、自分らで歴史の歯車を回そうじゃないか!」

 その時、城内から一人の少女が父親らしき者向かって走ってきていた。

 しかし、その少女を切ろうとした足軽が接近するが農民により殺された。

「お父さん。織田の人たちが今、城内で私たちを解放してくれたよ」

「どうやら、行ってることは、本当らしいな。我らは君達に協力しよう。ただし、一つの条件を付けてくれ」

「なんだ言ってみろ」

「俺達を自由に生活させてくれ。税は払うから」

「いいわよ、それくらい」

 信長は容易く許可を出す。

「重い腰を上げてやりますかな」

「「「だな」」」

 農民は身近にいる長宗我部の兵に切りかかる。

「反逆罪だ!全員ここで始末する」

「そんな口を言う暇があったら逃げたらどうだい?」

 敵兵士は周りを確認すると正規軍も大半がやられ、戦局は圧倒的不利だった。

「降伏する」

 男は武器を捨て抵抗をやめた。その男に続き次々と抵抗をやめた。

「全員勝瑞城に向かえ!」

「「「いくぞぞぞぞ!!」」」

 農民も張り切り、正規軍に劣らない声で勝瑞城に向かった。

「姫様申し訳ございません!城の攻略が手間取り、いま最後の城門が開きません!」

「どけ、柴田」

 デュランは全軍にある程度の距離を取らせた。

 そして、城の門を破壊する。

「全軍乗り込め!」

「「「分かりやした兄貴!!」」」

 デュランの命令で一斉に城内を駆け始める織田軍。しかし、今回も城主には逃げられてしまった。

「今回も何も手柄は無しと」

「長宗我部に兵無しですな。ハッハッハ」

「村上様、慢心はしてはいけませんぞ。武士の身としては常に周りを警戒してください」

 農民とのルールを取り決め、帰ってくるデュランと丹羽。

「姫様、農民たちの要求は城下町は我々に任せてほしいとの事です。代わりに、売り上げの一割を譲渡すると言う事になりました」

「まぁまぁ、いいんじゃない。それで、これから防衛に徹底するんだけど。これは早期決戦の方が良いかもしれないね」

「どうしてですか?」

 信長は四国の勢力図を見ながら説明した。

「長宗我部と毛利の脅威は私たち織田になってきてる。けど、こいつらは犬猿の仲って言われるほど仲が悪いけど、敵の敵は味方って言う事で、長宗我部と毛利が手を組むかもしれない。なら、手を組む前に潰せばいいって事になったの。異論は、、、ないね」

 信長が次の進軍先と戦略を考えるため一旦解散する事となり、明日に集合と言う事になった。

クソ雑魚ナメクジのまきゆづです。眠い。今日は寝る。以上

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ