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限界の無いゲーム世界  作者: 真姫ちゃん推しの結月
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ぷらり旅

「あんちゃんすまないがここまでじゃ。ここからは歩いて行くのじゃ。少ししか力になれなくて本当に申し訳ないのう」

 デュランは商人のおじさんの馬車に乗せてもらい、分かれ道まで乗せてもらっていた。

「いえいえ、こちらこそ無理を言って申し訳なかったです。少ないですがこれは、お礼のです」

 そう言いデュランは小判を一枚出そうとするがおじさんに止められた。

「おぬしはまだ若い。おいぼれに贈る金があるなら自分のために使ってくれ。お礼は気持ちで十分じゃ」

 そう言いおじさんは分かれ道を右に進んで行った。右の看板には三木城、左の看板には有岡城と書かれていた。

「アリス、この場合だとどう考えても三木城に向かった方が得策だよな」

「そうですね。毛利なら信長とは現在、敵っというわけでもなく、味方というわけでもなくすんなり行けそうですね」

「別に外国みたいに入国許可が要るってわけでもないしな。ゆっくりと歩こうじゃないか偶には」

「そうですね」

 そう言いつつも足取りは早いデュラン。焦っているのが直ぐに伝わる。この階層は他の国でも長いのだろうかと心配になって来た。

「そこのお前!」

 道中を歩いていると馬に乗った兵士らに声を掛けられた。デュランは背筋がぴくっと反応してしまった。

「かぶっている物を取れ」

 言われた通りにフードを外し兵士の顔を見た。兵士は周りの味方にこいつは違うと報告をした。

「すまないが、ここいらで山賊を見なかったか?集団で商人を襲っているのだが。もしかしたら三好の方に向かったかもしれないな。それならそれで、我が方の被害が無くなるのでいいのだが。そいつらが毛利からの依頼でやったなんて言い出したら外交がすべてパーになるから、三好の軍には一から説明して承諾してもらうぞ」

 山賊、商人というワードでデュランの心の中から危険信号が多く散布された。

「アリス、あの商人の居場所は分かるか?」

「えっ、一様演算は出来ますけど。向かうんですか?」

「恩を返さないとな」

 デュランはそう言うと元来た道を全速力で戻り、分かれ道を左へ進んだ。すると、商人が刀を抜き山賊と交戦中だった。

「本来、三好の一つの城を攻略し織田に譲渡することで同盟を結ぼうと思っていたのに。得居よお前があの時道さえ間違えなければすんなりと行けたもののを。まぁ、よい。得居の働きはいつも我が軍を救っておるからな。ん?さっきのあんちゃんじゃねぇか!」

「手を貸すぞ」

「ありがてぇ。今は猫の手も借りたいぐらいだったんだが。あんちゃんが来れば百人力だぜ!」

「親分新手ですぜ」

「構わんやれ!」

「ひゃっひゃっひゃぁぁぁぁぁ!」

 刀の流儀が定まっていない自分流を貫く二刀流使いがデュランに近づく。デュランも刀を抜き二刀流使いに向かって行った。しかし、今デュランは何かがおかしかった。本来戦闘の死と隣り合わせの状態なのに戦闘での高揚感そして、相手を切り刻むという快感を求めていた。

「ハァァァァ!」

 右手にしっかりと握った刀で振り下ろしたが相手はガードする。しかし、ショートカットキーから長刀を出し相手の腹を切ろうとするも、敵は下がり態勢を立て直した。

「今度はこちらから行かせてもらうぜ!」

 男は走り距離を詰める。しかし、今のデュランに近づくことは死を表していた。デュランのデッドゾーンに入ったとき、男の両肩が無くなっていた。男は何が起こったか理解も出来ず、大量出血により命を絶った。

「弱いなぁ。もっと歯ごたえのある奴はいなのかッ!」

 背後から近づいてきた山賊の攻撃を右手に持っている刀で防ぎ四回刻むと相手の方を見た。敵には殺人鬼として見えているか、はたまた鬼の様に見えているのだろう。

「逃げろ!相手が悪すぎた!被害を最小限に抑えろ!しんがりは新人お前らだ!」

「俺はまだ死にたくねぇよ!」

 統制が乱れ絶好の獲物と化した山賊をデュランが襲う。彼の速度は切る時にしか見えなかった。何故なら、人は死ぬとき視界がスローモーションとなるからだ。

「お前ら生きてるか!?」

「お前しか生きてねぇよ」

 デュランは敵の親分のうなじを殴り気絶させた。

「あんちゃん強いね。よかったら村上家の家臣にならないか?今らな高待遇だぞ?」

「俺は村上家の村上武吉(たけよし)に用があるんだ。それに、俺は織田軍の信長の元護衛役だ」

「なら、丁度いいじゃねぇか。俺がその村上武吉だ。どうだいあんちゃん一緒に三好を潰しに行かねぇか?」

「この人数でか?」

「ふっ、俺らは陽動隊だ。本隊は海からの上陸で一つの城を攻め落とす。この時に俺らは敵が退却し始めたなら、この馬車の中に入ってる銃でパーンとやるのさ」

「面白そうだな。その話乗った」

「そうと決まればさぁ、あんちゃん乗り込め敵の中央で撹乱するぞ。三好の中にも政策が気に入らない奴もいるからこれを機に謀反を起こしてくれたらなおよしだ。なぜ、農民から徴兵するのか。私にもわからん」

 こうして、デュランを含んだ三人の陽動隊は敵の本城若江城に向かった。

音楽を聴いていると何故か主人公の性格が変わりますよね?変わりませんか。クソ雑魚ナメクジのまきゆづです。えぇ、設定の話をしよう。現在デュランは戦闘になると、サイコパスのような状態になる。これは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・によって・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・という状態になってる。・・・は次回の時に説明が入るんで。そこんところよろしくお願いします。

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