観音寺城攻略
「いいみんな今回の作戦は相手の本城を取ってそのまま京の都に流れ込むのよ。占拠した観音寺城の管理はロンメルに任せるわ。それじゃあ作戦開始!陽動隊の丹羽そして柴田を先頭に進軍開始!」
「「「おぉぉ!」」」
丹羽、柴田の先導する騎兵隊は観音寺城を目指し移動を開始した。その数分後に信長率いる主力が動いた。
馬に乗り行軍し続け数時間。先陣を切った者からの伝達で観音寺城の手前で戦闘発生との事だった。
「鉄砲隊、歩兵隊と分離。歩兵隊の指揮をロンメル、デュランに譲渡。鉄砲隊は私とラインに続きなさい!」
「「「分かりました!」」」
デュラン達はそのまま直進をして騎兵隊と合流をした。柴田と話を付け騎兵隊は一回撤退をしその戦線の攻勢をデュラン達に変わった。
「各員一回しか言わないからよく聞いてくれ今から三分後に鉄砲隊の射撃が行われるその十秒前になったら一度敵との距離を取ってくれ」
「「「分かりました兄貴!」」」
「総員攻撃開始!」
「「「おぉぉ!」」」
足軽は刀を抜き敵に切りかかった。デュランとロンメルも刀を抜きその戦線に参加した。
ロンメル
ロンメルは広がった戦線の右側を担当していた。人を切るたんびに返り血を浴びしかも、その出血により足場もぬかるみ始めていた。だが、止まることなく敵を切りつけているとそろそろ戦線を離脱する時間になった。ロンメルは今でも人を殺すことに少しだが抵抗があった。
「お前ら戦線を離脱しろ!」
ロンメルは退避を促した。それを聞いた足軽たちは敵との交戦を諦め一旦退却をした。ロンメルも撤退しようとしたが足が動かなかった。ロンメルは足を見ると死んだはずの足軽がロンメルの足首を持っていたのだ。ロンメルは刀を突き刺すがその足軽はまだ足を掴んでいた。
「ロンメル何をやっている!」
デュランはロンメルを掴みそのまま戦線を離脱した。デュランは少し離れた所でロンメルを下ろした。
「助かったぜ相棒。あの時まさか敵さんが俺の足を掴んでくるなんて思いもしなかったぜ」
「いいや、違う。お前は沼に足を突っ込んで身動きが取れなかったんだ。それをお前の脳が人だと判断した。お前はもう後方で休んどけ」
デュランはそう言い残すと鉄砲隊による射撃支援が終わったところに突っ込んだ。ロンメルはまた自分がひ弱な事を認識させられた。
デュラン
「敵の指揮系統は混乱して潰走状態に一人の兵士に二人で対応し各個に撃破し敵の戦力を削ぐぞ」
「「「分かりやした兄貴!」」」
再度部隊を連れ戦線に復帰したデュラン。鉄砲隊の攻撃を受けた敵部隊は撤退を始めていた。デュランはその敵部隊の目の前に立ち威嚇をした。すると、敵は反転をし、もう戦う意思が無いよう見えた。
「降伏しろ命は助けてやる」
「我ら六角は降伏はしない!あぁ、嘘です嘘ですごめんなさい。いきってました。ホント後悔しているので刀をのどに当てないでください!」
足軽の指揮官がデュランの刀がのど元に来た瞬間手のひらを返した。その後、一度部隊を集め最後の作戦会議が行われた。
「騎兵隊は敵城の後ろに回って注意を引いて。その後、歩兵隊で突撃を遂行するわよ。いいデュラン?」
「あぁ、俺は構わないのだがロンメルの方が戦争恐怖症に少しかかってしまってる。少し休ませた方が良い」
「そうなの?なら、鉄砲隊に加えるわよ」
「そちらの方が安全だから頼む」
「おいおい。俺の意見は無視かよ?」
デュランはロンメルを睨んだ普段はへらへらとしているが戦いになれば頼りになるしかし、疲労は時に幻覚を見せる。それによって、ロンメルが永久的に戦えなくなるのは相当な被害だ。デュランはそれを理解し鉄砲隊にロンメルを編入させた。
「それでは騎兵隊は私に続け!敵の注意を引くぞ!」
「「「おう!」」」
「歩兵隊は俺に続け敵の正門から突破するぞ!」
「「「さすがっす兄貴!正門からの突破は憧れっす!」」」
「鉄砲隊は私に続いて歩兵隊の援護をするわよ」
「「「分かりました姐さん!」」」
各部隊ごとに行動を開始した。信長は姐さんと言われて少し気分が良くなったように見えた。
「それでは作戦開始!六角を逃がすな!」
「「「おぉ!!!」」」
柴田、丹羽が騎兵隊で敵の城に向かった。その数分後銃声が鳴り響いた。そして、それが合図でデュラン達は行動を始めた。
「各員離れてろ!正門は俺が壊す!」
デュランが先頭突っ走り正門をゲームのスキルでもなんでもなく気合いで居合切りを行った。
「門が壊れたぞ!」
「鉄砲隊ファイア!」
信長はデュランが正門を壊す前提で動いていたため、正門が壊れたと同時に鉄砲から弾丸が発射された。デュランはそれに気づき全弾を避けた。弾丸は敵兵士を貫いた。
「全軍突撃!敵大将を討ち取った物には米を五か月分配給する!」
「「「お米のため!自分のため!兄貴のため!やるぞ!」」」
足軽は全員突撃した。デュランは城の内部には入らず外側から大将の居場所に向かった。
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