小谷城攻略2
デュラン達は横山城で作戦会議を始めようとしていた。直房は浅井家の元家臣であるため今回は参戦しない模様。そして、少女は自分が片桐且元と名乗った。片桐は一度負けた身なので処罰はデュランに任せるとの事でデュランは織田の武将になるように言ったが、自分を倒したデュランの配下になると言い言う事を聞かなかった。
「ここから、小谷城まではかなり近いわ。と言う事はこちらも進攻しやすいし相手も進攻しやすいってこと。だから、先に攻略するよりも牽制して相手からの講和を待ちましょう」
「姫様相手が同じ事を考えている時はどうするんですか?」
「相手はもう国力が無いわ。継戦し続けて国民が暴動を起こしたらそれこそ国家の終了よ。相手は絶対講和を申し入れてくるわ。だから柴田達はここで待機、私とデュランで京に行くわ」
「分かりました。その間の横山城の守りはお任せください」
「じゃあ明日には出発するわよ」
「分かった」
デュランはテキトウに宿に泊まった。そして、朝が訪れ日差しが瞼に当たった。デュランは体を起こし支度をした。
「遅いわよ!」
デュランは横山城に向かう最中に着物姿の信長と出会った。信長の姿は可憐でしかし、幼げがあった。
「じゃあ早速向かうわよ。乗って」
信長は馬車を捕まえ乗った。デュランは信長の隣に座った。馬車の風景は京に向かえば向かうほど美しくなった。デュランは本当に戦国時代に居ると錯覚してしまうほどだった。
「ほんと、綺麗よねぇ京への道のりは。戦をしているなんて考えられないんだけど、これから行く京はもっとひどい事になってそうだけど」
「朝廷がある京だ治安は良いはずだろ?」
「確かに朝廷はあるんだけどその機能はもうほとんど失っていて今は有力武将がその片割れをしてるって事だけど私には一回も来てないんだよね」
「まぁ、お前は気性が荒いからな。その分を考慮したらそう言う感じになるな」
「ねぇそれってどういう意味?私が野蛮だってこと?さすがに怒るわよ?」
そう言いつつもこぶしがグーになっていた。デュランは視線を逸らし外の景色を眺めた。
京は既に荒れ地だった。家は倒れており、朝廷の兵が強盗をしていた。デュランは信長に彼らを殺める許可を貰おうとしたが信長は許可を下ろさなかった。その後、街をくるっと一周していた。
「結局のところ朝廷の機能はぼろクソで治安も最悪だったな」
「分かっていたことだけどね。だけど、この街を復興させないといけない。ここの港は、外国との貿易が最も盛んなの。だから、ここだけは何処よりも早く復興させるの」
「と言う事は自然とここら周辺の武将を倒さないといけないのか」
「そうね、主に長曾我部と毛利家ぐらいだけど」
デュランと信長は今後について話しながら街を歩いていると朝廷の兵士がまた問題を起こそうとしていた。
「南蛮っ子だぁ?宣教師かおらどけ!俺達は民からの徴税で忙しいんだよ!」
「皆さん人間は皆平等なんです。そんな不平等な事はしてはいけません!もっと穏便に事を進めましょう。さすればきっと幸せになれます」
「へっ、そう言うならお前の体で幸せにしてくれよ!」
兵士が金髪の宣教師の南蛮人に抱き着こうとした瞬間にもう一人の白髪の南蛮人が大鎌で男を上半身と下半身とで分離させた。
「良からぬことをしようとするものは妾が裁く」
「っち、調子に乗りやがって!」
十人がかりで白髪の少女に切りかかるも少女の大鎌一振りで全ての兵士が死んだ。
「カスどもが調子に乗るな」
信長はその大鎌に興味を持ち近寄った。
「ねぇねぇそれって南蛮の武器よね!ちょっと見せてもらえないかしら?」
「すまない、これは売り物でも見世物でもないんだ」
「ちょっとぐらい見せてあげたら?悪い人でもなさそうだし?」
金髪の少女がさっきとは違う口調で言った。白髪の少女はしぶしぶ信長に手渡した。
「へぇー凄い!この部分で敵を切り倒すんでしょ!しかも、この持つ部分も頑丈だから寄られても安心だね。そう言えば、まだ名前を聞いていなかったね。私は織田、織田信長よ」
「私はキュリス・ユリウスこっちの金髪がホーキュリー・セリナ二人ともプロイセン王国の出身です」
「俺はデュランよろしく」
そう言ってデュランが挨拶をすると二人が興味深くデュランを観察し始めた。
「君日本人でもないよね。それに、外国人でもないし。いったいどこから来たの?もしかしたら未来人だったりしてね」
デュラン達は笑った。
「そんな事だったら今頃天下を統一していますよ」
その一言でまた笑った。
「っで君達これからどうするの?」
「とりあえず、ここらへんで宣教をしてみます。ご心配をおかけして申し訳ございませんでした」
ホーキュリーがそう言って去って行った。デュラン達も一周し終わると一度横山城に戻った。
ボカロってすげー!あまりやる気ないのに聞いたらやる気が出るってすごいっすね。クソ雑魚ナメクジのまきゆづです。ではでは、私は次の書物を書きに行きます!




