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限界の無いゲーム世界  作者: 真姫ちゃん推しの結月
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エラー

 デュランらは街に帰るとたまたま見つけたカフェに立ち寄った。

「ひえー新聞も置いてあるのかよ。これは現実と見分けつかなくなりそうだな」

「何を言ってるんだよ。剣を持ってる時点でわかるだろ」

「そうだった」

 ロンメルが新聞紙を取り席に着いた。そして、俺も普段は読まない新聞だがつい手に取ってしまった。

「日独新聞かどうせゲーム情報しか載ってないんだろうな」

 ロンメルが新聞紙の一面を見て驚いた。なんと、その新聞には現実の出来事が書いてあった。デュランの取った新聞は全部ゲーム関連の事だったが一つ興味深いものを発見した。

「ロンメルこれを見ろよ」

「なになに。全部のサーバーでダンジョンと迷宮に入れないバグが発生した。なんだよこりゃ。ゲームの醍醐味の攻略が出来ねえじゃねぇか」

「そうだな。運営の社員は今頃残業の続きをしているんだろうな」

「だな。一服も終わったしってもうこんな時間か。俺はリアルの事情でもう抜けるわ。じゃあなデュラン」

「待った。フレンド登録はしなくてもいいのか?」

「おっと」

 デュランはメニュー画面を開きロンメルにフレンド申請をした。そして了承ボタンを押した。

「じゃあな、俺は明日の朝九時頃からまたログインするからよ。まだ教えてもらって無い事があるから教えてくれよな」

「分かったよじゃあな」

 ロンメルはログアウトした。そして、デュランは経験値集めに出た。

 街から離れて数十分後には新たなモンスターを発見した。見た目はオオカミに似ている。がしかし、決定的に違うのが大きさだった。人間の胸の辺りにまで高さがありそうだった。しかも、複数で行動していた。

「まじかよ」

 ゲームでの要注意点その一、複数の敵と遭遇した場合は逃げる。俺は全力で逃げた。後ろを振り返ると全員追っかけてきた。ここで対処するしかないか。俺はロングソードを鞘から取り臨戦状態に入った。一匹一匹に牽制をしながらゆっくりと下がって行く。そして、一匹が飛びついてきた。

「へゃゃゃぁぁぁ」

 剣術<バースト>を使い頭から串刺しにした。相手のHPが一瞬で無くなりポリゴンとなって消滅した。がしかし、それは囮だった。気づいたらデュランはオオカミに囲まれていた。

 デュランは死んだと確信したその時だった。

「大丈夫?」

 目の前にいたオオカミのがポリゴンとなり消滅したと同時に女の声が聞こえた。

「私ラインって言うの。手を貸すよ」

 ラインはレイピアを持って剣術を使いオオカミの包囲網を崩した。デュランはその隙に一匹を屠った。

「へぇ。なかなかいい剣筋してるね。まぁ私には敵わないけど」

 ラインは剣術を使わずとももの凄いスピードでレイピアでオオカミを撃退していく。デュランもそれに対抗するように剣術を使いオオカミを倒していく。

「これで最後!」

 デュランは最後のオオカミを倒すとリザルト画面が出てきた。経験値、お金、入手アイテムなどなど。そして、OKの欄にふれそれを消す。

「ねぇねぇ。私の取り分はもちろんあるよね?」

 ラインはトレード申請をしてきた。デュランはそれをすんなりと了承しアイテムとお金を半分渡した。この世界でのお金はクロイツ通称Kともいわれている。

「ありがとう。ついでにフレンド登録しない?」

 疑問を言いつつもすでに俺のメニューにはラインからのフレンド申請が来ていますと書かれている。デュランは仕方なく了承した。

「じゃあね。私はまだ先に行くから」

 ラインは走ってどこかに行ってしまった。そうだった。レベルが上がったから筋力と敏捷に振っておこう。デュランはステータスから敏捷を3、筋力に1振った。

「よし、気を取り直してレベリングでもしに行くか」

 デュランはこの場所から更に離れた場所に向かった。今度はゴブリンがいた。デュランは剣を抜きこっそりと相手の後ろに近づきバックアタックボーナスと奇襲ボーナスで四倍のダメージを与えた。もちろんゴブリンは自分が何をされたか理解できずに消滅した。

 デュランはしばらくそこを探索していたら森を発見し入った。そこは、ゴブリンの住処で百匹近くのゴブリンが集まっていた。無理ゲー。ここでデュランは集団殲滅の基本を思い出し、石ころを拾い一匹に当てた。するとそのゴブリンが数匹引き連れて俺を探しに住処を離れた。

 デュランは木に登った。上からの奇襲攻撃で相手を混乱させ一気に殲滅するという作戦だ。ゴブリンが俺の真下を通った時にデュランは飛び降り一匹を一刀両断した。他のゴブリンは何が起こったかもわからずに放った<クロスリッター>で粉砕した。その時ゴブリンが叫んだせいで多くのゴブリンがこちらに接近していた。

「ヤバい」

 デュランはロングソードの利点が効きにくい森からすぐさま出た。ゴブリンも数匹だけがつられた。デュランはこれを迅速に排除し街に戻った。

 街に戻ると暗くなっており時間が午後6時になっていた。この世界と現実世界の時間は同じのためデュランは急いで宿屋を探しログアウトをした。

どうも、クソ雑魚ナメクジのまきゆづです。いやー小説を新たに書くときに一番困るのは設定だってはっきりとわかんだね。いやね、俺だって時間が足りないんだよ。昔は四千字くらい書いていたんですよ。ですが衰えて今では二千字くらいしか書けなくなってほんと困りますよ。私もリアルの事情が忙しくなっていろいろパソコンに手を着けれなくてですね。やっぱり土日って偉大って改めて思い知らされましたよ。早く春休みが訪れてくれないかな。それと、一週間欠かさずに投稿できたので平常運転に戻ります。それにしても、最近はオリンピックとかいろいろと賑やかですよね。<無知>私の小説家になろうで小説を書き始めて5ヵ月が経過しました。早いものですよね。昔の自分は私が三つも連続で書いてるなんて思いもしないでしょうね。ほんと、これも私の書いている小説を読んでくださっている皆様のおかげです。本当にありがとうございます。それと、天才達の異世界転移はほとんどお遊びで書いているんで<いろいろと絡んでくるけど>主人公が働いてなかったり。他の主人公枠が無双していますがこちらも何卒よろしくお願いします。それではこれで本編<あとがき>を終わらせてもらいます。

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