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限界の無いゲーム世界  作者: 真姫ちゃん推しの結月
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桶狭間

 デュランの体がまた一昨日の夜の様に揺らされた。デュランは今日こそはゆったりする予定で全く布団から出なかった。

「せっかくここまで足を運んだのに時間の無駄だったかデュラン」

 お会計をデュランに押し付けた人の声が聞こえた。デュランははっと体を起こした。

「何じゃ、起きていたのか。それよりデュランよ来たぞ姉上から織田軍を首になったんだってだらしないわね。よかったら私の護衛として働かない?」

「結構、私はもう傭兵となったのでお金が無い者の下では働かない」

「ひどいなぁ。あの時はたまたまお財布を忘れただけだって。よかったら今度何か奢ってあげるからね?」

「じゃあ今あそこの甘味処で三色団子でも奢って貰おうかな」

「お安い御用です。では早速行きましょう」

 デュランはいつもと変わらず軍服を着た。雷に手を引かれながら雷と初めて会った場所に着いた。

「おやおや、一昨日の少年じゃないか?何とまぁ可愛い子を連れておりますねぇ。私もこのこと同じぐらいのときは男子にちやほやされてましてねぇ。おっと、注文はどうされましょうか?」

「三色団子を六個ください」

 雷が頼みおばあさんが店の奥へ入って行った。

「問題、最強の騎馬隊を持つ大名は誰?」

「武田家だ」

「正解。次城の守り神と言われている人は誰?」

「誰もいない」

「正解。やっぱり君に勝つまでの道のりは遠いね。けど直ぐに追い越すんだから」

「お待たせいたしました。三色団子です」

 二人は三色団子を食べた。食べている間は特に話すことも無く時間が過ぎて行った。

「今回はちゃんと妾が会計を済ませたからな。ではまた今度お会いしましょうね」

 そう言うと雷は城に戻って行った。デュランは何も考えずに街を巡回し始めた。

 街並みを歩いていると次第に暗くなっていき家に帰った。家の玄関には見たことのある靴が3っつあった。

「帰って来たかデュラン!デュラン緊急事態だ。今川が全軍をこっちに向けてきた。おそらく尾張を狙っているでしょう。今、姫様もこれに対応しおうとしているのですが。『尾張はもう終わりよ』なんて言うくだらない事まで言い始めました。おそらく、丹羽もそろそろ我慢の限界でデュランに頼みに来るでしょう」

 噂をすれば玄関をバッと開けてデュランの家に丹羽が入って来た。

「もう無理です。姫様の回路が全て飛んでいます。私も善処をしたんですが『もう無理よ、やっぱり尾張の終わりは近いって言ったもんよ』と言い始めました。デュランさんどうか今川を単騎で仕留めてください。無理だとはわかっています。ですが、この任務を遂行できるのはあなただけなんです。こちらの戦線は私たちの部隊でどうにか持ちこたえるので活路を見出してください」

「分かりました。私が敵本陣を潰せばいいのでしょう。お安い御用です」

「ありがとうございます。今川軍は明日の昼に到着すると予想されています」

「ふむ。そう言えば、ラインとロンメルはどうなったんだ?」

「ロンメルは私の配下にラインは柴田の配下になりました」

「そうなのか。よし、俺は明日の朝にここら辺の地形を把握してくるだから朝はいない。これだけは信用してくれ。俺は絶対に逃げない」

「分かりました。私たちはあなたを信じます」

 柴田と丹羽はデュランの家から出て行った。デュランはアイリスを起こし早速地形を把握しに山江向かった。

「アリスここはなんて呼ばれているんだ?」

「ここの山は一般的には桶狭間と言われています。地元の人にはあっちの平野が桶狭間と言われています。あそこの平地は潜伏場所としては最高ですね。山で挟まれて周りからは完全に視界が遮断されているので。逆にそれが欠点だったりもしますが。あの今川ですよね。絶対にここには来ないでしょう。おそらく、もっと良い場所があると思うんですが。だってここ後ろも山に山なんですよ逃げにくいじゃないですか。後ろが平地だったら馬で大将だけ素早く逃走できますがどう見てもアホです」

「そうなのか。だが今川はお調子者だ誰も止めたりはしないだろうな。目の前に護衛さえ付けとけば今川はここでも十分安全ではないのか?前衛で受け止めてその間に撤退をする完璧じゃないか」

「そうですね。では私たちはここで待ち伏せでもしますか?」

「そうだなここでゆっくりと待つとしよう」

 デュランは久しぶりにメニューを開きアイテムボックスを漁っていた。アイテム欄にあった干し肉を取り出した。

「ほい。食べる?」

「ありがとうマスター」

 デュランは干し肉をアイリスにあげた。そしてもう一個干し肉を取り出した。

「ここで、私たちは何時間待てばいいのでしょうかマスター」

「今川義元が来ると思われる12時頃まで」

 柴田

 朝日が目に当たり眩しくて目が覚めた。

「うぅ。朝か今日は決戦が行われる。この勝敗で全てが終わるか最高の始まりを迎えるのか。私たちにかかっているのか」

 柴田は装備を整えいつも通り評定に向かった。

「今回は防衛線を得意とする囮挑発作戦を立案させてもらいます。相手は本陣を倒せば勝利となるので全軍突撃と予想されます。そして、今回は別動隊として傭兵を雇わせてもらいました」

「その傭兵って誰よ?」

「名前は聞いておりません」

「そう、あのデュランでない事は確かなんだよね」

「はい」

 信長が睨んで丹羽に聞いた。

「それでは配置を決めます。柴田が囮挑発、私と「私が出るわ」」姫様は城を守っていてください」

「嫌よ。こんな所で守っていたらあいつが来るじゃない。だから私は最前線で戦うのよ」

「・・・分かりました。私と姫様で包囲します。そして、柴田の後ろに鉄砲隊を配置し柴田が撤退を完了し終えた時にバーンとやってください」

「分かりました」

 評定は解散となり各自の配置についた。


今日は一回しか更新しません。休みが欲しいので。では今回のクソ雑魚ナメクジのまきゆづの高死因はおしまい。ではまた明日にお会いしましょう

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