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異世界でも無難に生きたい症候群【完結】  作者: 安泰
選択編

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だから第三の。

 メリーアに事情を聞く必要はなくなった。今目の前にいる長髪の男、これでもかってくらいに浮いた服装をしている上にヤバイ雰囲気がビッシリだ。ラーハイトの一味、それもこのトリンで指揮を執っている奴のプロファイリングと一致する。


「なぁなぁ、何か返事をしてくれよ。メリーアだったっけ?」

「……やはり尾行していたのですかっ!」

「そのやはりっていうのはさ、何を以ての確信かな?君が雇い主の商人から『さっき君が出会ったソライドって奴はユグラ教の聖職者で、セラエスの弟子』とか有りもしない嘘を聞かされたこととかかな?」

「嘘……?」


 なるほど、そういうことか。メリーアがここに居ることと、今の会話のやりとりで事情は把握できた。このソライドという男、商人が商談中の間にメリーアに接触して『俺』のことでも聞いたのだろう。そしてメリーアは嘘を付いた。その行動と同時に部下や仲間を使って商人に今さっきの情報を伝えておく。『おたくの護衛、彼に興味を持っているようですね』とでも声を掛けておけば帰宅途中にでもその情報をメリーア達に伝えることができる。

 もしもソライドに嘘を付いていなければ護衛の三人は通常通りに帰路に付いたはずだ。だがメリーアは嘘を付いていた。ソライドが嘘を見抜ける聖職者だと聞かされ、自分が『俺』と関係があることをソライドに知られてしまったと考えてしまった。つまるところ、真っ直ぐ帰らずに回り道をしたりして不審な行動を取ってしまったわけだ。


「さて、さて、こうして黒い髪と黒い瞳の男には出会えたけど?ただの亜人ってオチはちょっと拍子抜け……って言うつもりはないけどね。何せわざわざ俺に嘘をついて、散々遠回りして帰ろうとしてまで会わせようとしなかったわけだし?後ろめたい気持ちがあるのは間違いないよねぇ?」


 ソライドがラーハイトの一味ならば『俺』を探しているのは間違いない。だが実際に見つけ出したのは黒狼族の姿をした男だった。これはこれで不幸中の幸いというべきか。もしもメリーアとここで遭遇しなければ、メリーアは帰宅する前にソライドに捕まっていた可能性があったわけだし。

 現在こちらの最大戦力であるミクスはまだこの現状に気づいていない。折角だからと交渉のレクチャーを施して値切りの実践中だ。このソライドがどれほどの実力者かはわからないが、メリーアの反応からして彼女より危険なのだろう。ついでに言えば先の手段から不審な者を見つけ出す場合、ホルステアル商会から離れた護衛達を監視する手段が必要となる。なら近くにソライドの部下や仲間が潜んでいる可能性も十分に考えられる。


「……メリーア、この胡散臭そうな男は誰だ?」

「あ、えっと、その……」

「ホルステアル商会、その護衛をしているソライドって言うんだ。そういうことにしてある」

「なるほど。こんな胡散臭い奴に目をつけられたんじゃ、回り道をしながら帰りたくなるわな。おい、ソライドだったか?『俺』の冒険者仲間にちょっかいを出してくれるなよ。こいつには恋人がいるんだ。下心があるなら諦めろ」

「……ふぅん?」


 メリーアはこちらの思惑を察してくれたのか、それとも困惑しているのか……半々かな。とりあえずこのソライド、まだ確信を持っているという感じじゃない。誤魔化しきれるならそれに越したことはないだろう。少なくともミクスが合流できるまでの時間は稼がなくてはならない。

 手っ取り早いのはクトウに命令して魔力の波長なりを飛ばしてミクスに異変を気づかせることだ。だがこれは最終手段、『紫』の配下である悪魔、クトウの存在は相手にとっては確信するのに十分過ぎる要素だ。


「違うとでも言いたそうな顔だな」

「そりゃあそうだよ。俺の用事があるのは君だ。いや、君なのかな?」

「……そういう輩か。そんなに純粋な亜人の一族が珍しいのか?貴族ならそれなりに純血を維持している連中だっているだろうに」


 黒狼族は他の亜人と交わらずに純度の高い血筋を保持している。珍しいと言えば珍しいし、血統を意識する亜人が興味を抱く対象にはなる。そういう視線を嫌がっているという体裁で攻めてみたのはいいが……ダメっぽいか?


「おっかしいなぁ……俺の嗅覚だとアタリだと思うんだけど……うーん」

「会話が成り立っていないぞ。ともかくこっちは他の貴族と特別な関係を持つ予定もないし、お前みたいな怪しい奴とはつるみたくない」

「そういうのいいからさ、ユグラの星の民だよね君?」

「何を言っているんだお前?」


 確信があるのであれば、既に攻撃を仕掛けるなり次の手を撃てばいいだけの話だ。ソライド本人がこうして話を続ける理由は確認をしたいから、適当にカマを掛けているのは丸わかりだ。


「……凄いね。息をするように嘘を吐けるのか、君は」

「あのなぁ、会話をしたいならせめて成立させて――」

「メリーアの方は顔に出るくらいに動揺しているのにねぇ?」

「――っ!?」

「ちっ、せこい真似をするのな」

「君の実力はリティアルも評価しているほどだ。俺じゃ正面切っての騙し合いで勝てる見込みは薄い。なら君以外の奴を利用するのが得策だろう?」


 今のもカマ掛け、メリーアは適度に怯えたままでそんなに反応なんてしていなかった。だが今の言葉でメリーアは『俺』の顔を心配そうに覗き込んでしまっている。流石にポーカーフェイスを作れるのは自分の分まで、メリーアに顔に出させない方法なんてすぐに準備できるわけがない。

 ソライドは愉快そうな顔で手にした杖を構え、戦闘態勢に入ろうとしている。しらを切るのはもう無理だな。


「(――クトウ、ミクスが感知できる範囲まで魔力を飛ばせ)メリーア、構えろ!」

「は、はい!」


 メリーアは聖騎士、ぱっと見た感じではソライドよりも体術はあると考えられる。まああれだけダボついた服で高速戦闘とかはしないだろ、転ぶし。ただ注意を払うべきは武器、杖術で戦うというよりは魔法の補助をするための物に見える。杖の装飾品に見えるのは鈴のような物、音を起点にする何かか?エクドイクから魔法でできることは色々学んではいるが、ひと目で見極められるような経験はない。


「へぇ、その木剣、魔物が宿っているのか。威嚇、いや周囲に味方がいるんだね?正しい判断だ。君達じゃ俺には勝てないだろうからね」


 クトウがミクスを呼ぶために魔力を発したことにもしっかり気づくか。素人の小細工じゃどうにかできる相手じゃないのは確かだな。メリーアが前に出るのを確認しつつ、後方に下がる。


「(――クトウ、聴覚を重点的に守るように展開しろ)メリーア、不用意に近寄るな。守ることだけを――」


 鼓膜が破れるかと思えるほどの巨大な金属音が耳に響く。平衡感覚を忘れてしまったかのように膝が崩れ、地面に倒れる寸前にクトウが体を支えてくれる。


「か……は……」


 何も聞こえない。全身が震えている。意識が繋がっているかさえ怪しい。フラッシュバンでも炸裂させやがったのかこいつ。ただ予想通り、こいつの攻撃手段は音だ。クトウが耳を覆っていたおかげで直撃はなかったにせよ、このダメージはやばい。

 音も斬撃や打撃と同じで立派な衝撃だ。しかも普通な武器や防具で防げない分たちが悪い。ただ流石に人体を破壊するレベルにもなればそれを放つソライドが無事なはずがない。ソライドの使用した音の攻撃は平衡感覚や聴力、意識に悪影響を与えてくる範囲に済んでいるようだ。

 メリーアの方も慣れない攻撃だったからなのか、そもそも防ぐ訓練を行っていないのか、それなりに効いたらしく片膝をついてしまっている状況だ。追撃の様子はなく、こちらの反応を愉しんでいるようだ。


「―――、悪魔―――、防―――。いい読みを――るね」


 耳鳴りが止み始め、聴力も戻り始めてくる。周囲に意識を向ける余裕ができたが、随分と酷いことになっている。近くにいた通行人もメリーアと似たような状態に陥っており、中には倒れている者もいる。


「――さん、同胞さん、ご無事ですか!?」

「なんとかな。メリーアの方こそ一番近くで受けただろ、真っ直ぐ立てるか?」

「立て…‥‥なくはありませんが、ダメージの回復にもう少し掛かりそうです……!」

「今の攻撃は音によるものだ。聴覚を――」


 守るように結界を張れば、そう言おうとしてイリアスやラクラの展開していた結界を思い出す。どちらの結界も物理的な衝撃を防ぐことはできるが、その中から声を発して外に届けることができていた。てことはだ、この攻撃は結界じゃ防げないってことか!?


「お、いい反応だね。そうだよ、俺の攻撃は結界なんかじゃぁ防げない。ああ、でも鼓膜を魔法強化で固めれば多少はマシになるかな。付け焼き刃の対応じゃ大した効果は期待できないだろうけどね?」


 ソライドが杖の先を地面に叩きつけるのと同時に、先程の音が襲い掛かってくる。常人の目でも追える速度のモーションの為、クトウの防御の上に更に両手で耳を塞ぐ余裕はあったが、それでも全身に響く衝撃はかなりのものがある。

 ……いや、しっかりと耳を塞げばそこまでダメージはないのか?暴力的な衝撃ではあるが、そもそも魔力強化をしていない素人でもどうにか気絶手前ってくらいだし。ならメリーアなら十分……いや待て、これは不味い。メリーアは既に今の一撃を十分に防ぐことに成功したのか、然程動じた様子もなくソライドへと距離を詰めている。


「もう対応したのか。凄い凄い」

「部分的な魔力強化くらい、聖騎士なら十分に鍛錬を積んでいます!」


 ソライドはわざとらしく驚いたような顔をしているが、そこには余裕が滲み出ている。

 音で攻撃することは珍しい分類に入るだろう。意表を突けるとは言え、自身にも対策を施さなければならない関係上通常の武器よりも威力を上げにくいからだ。そしてメリーアが言った通り、魔力強化に精通しているものならば対策ができてしまう。

 ならばソライドが今の音で相手を倒す場合、初撃必殺でなければならない。だが実際には強い印象を与えこそすれ、この世界の化物じみた戦闘力を持つ連中相手には弱いジャブ、牽制にしかならない。牽制を打つ理由は何だ、そんなものは素人でも分かる。


「待て、メリーア!それは罠だ!」

「へぇ、そっちはもう気づいたか。でもね、鼓膜を魔力強化しちゃってるこの子にはもう周囲の音は聞こえない」


 ソライドの握る杖から奇妙な音が鳴り響く。不規則に変化し、聞く者の心に不快感を与える不協和音。戦いの経験のない『俺』でさえ、直感的に離れなければいけないと判断できてしまう音。


「アルジサマ!ココハナレナイト、キケン!」

「分かってる!『俺』は『俺』で下がるからクトウはメリーアを下がらせろ!」


 クトウが影を伸ばし、メリーアの体に巻きつけて引っ張る。その間にこちらは一歩でも後ろに下がる。


「ど、同胞さん!?何を――」

「いい判断だね。だけどもう遅い。さあ、不条理な略奪の時間だ」


 クトウにより耳はある程度塞がれていた。爆音ならば耐えることもできただろう。だがソライドの杖から放たれた音は耳ではなく、直接頭へと響き渡るような魔法の音だった。


 ◇


 クトウ殿の魔力を感じてすぐに聞こえた轟音、ご友人に何かがあったのは明白。クトウ殿の魔力が途切れていないことから惨事にはなっていないとは言え、続けて二度目の轟音が響いてくる。買い物などをしている場合ではなく、不要な荷物を手放してご友人の元へと駆ける。


「(位置的にこの角を曲がった先に――)」


 しかし突如聞こえる不快な音に体が反射的に足を止めてしまう。何故かは分からない、だけどこの音は危険だと、掛け替えのないものを奪われるのだと体が理解してしまっている。私だけではなく、周囲にいる野次馬達も後退りを始めていることから何かしらの魔法の影響かと思われる。


「(ってそんな判断をしている場合ではないですぞ!)」


 ご友人はこの先にいる。体が躊躇するといえ、それがご友人を守らない理由にはならない。その先へと踏み込もうとした瞬間、身震いするような音が全身を駆け抜けた。頭の中を押し潰そうと虚無が襲い掛かるような錯覚に、思わず全身に魔力強化を施して抗う。


「今のは……ご友人!」


 不協和音は既に消えており、足を止める要素はなくなっていた。角を曲がり、状況の確認を行う。まず手前側にはご友人が倒れており、その体の周囲にはクトウ殿が纏わりついている。その少し先、メリーア殿が倒れており、それを見下ろしている長髪の男がいる。誰がこの惨状をこしらえたのかは考えるまでもない。メリーア殿がこの男に仕掛けられ、ご友人が嫌な偶然で巻き込まれた……そんなところでしょうな。『イロナシ』を二本手に取り、男の喉と杖を握っている腕を狙って投げる。


「――っと」


 男は視認が困難な『イロナシ』を丁寧に叩き落とした。目以外の方法で周囲の空間を把握する手段を用いていると考えるべきでしょうな。ご友人との間に割り込み、『エンブ』を構える。


「クトウ殿、ご友人は無事ですか?」

「ミクスッチ、クルノオソイ!アルジサマ、ヘンナコウゲキ、マキコマレタ!」

「そこは全面的に謝りますが、今はご友人の状態を!」

「シンタイ、イジョウナシ!タダセイシン、ヘンナジョウタイ!」


 精神に影響を与える魔法?しかしご友人の保有魔力量は干渉を及ぼす魔法全般が機能しないほどのもの……。先程の音といい、私の知らない魔法が使われているのは明白。


「水晶のナイフか。ああ、報告と一致しているね。君がそうか『殲滅の刃』、ミクス=ターイズか。俺の名はソライド、よろしくね?」


 ソライドの武器は杖、先程の轟音や不協和音からして音に関する魔法の使い手?周囲にはこれといって戦闘をした痕跡は見当たりませんし……。


「その二つ名は嫌いなのですがな。それよりも、ご友人とメリーア殿に何をしたのか、白状してもらいましょうか」

「何をしたのか、か。そりゃあ攻撃だよ。落とし子としての能力を余すところなく発揮した俺の得意技だね。まぁそっちの男は半端に巻き込んだだけだから、そこまでの影響はないだろうけどね」


 落とし子、やはりこの男はラーハイトの一味ということですか。ここで取るべき最優先の行動はご友人とメリーア殿、いえ、ご友人だけでも連れて逃げること。ソライドを倒しても他に仲間がいないとも限りませんし、時間を掛けてはリティアルまで現れる危険性もあります。実力的には私のほうが上のようですし、速攻で仕留められれば良いのですが、『イロナシ』を捌いた様子からそれは見込めません。ただそのことを気取られるのは相手を増長させるだけですし……。


「とりあえずは私の大切な方に手を上げたことを、後悔させなければなりませんな」

「『殲滅の刃』とやり合うのは愉しそうなんだけどね?そろそろトリン軍も顔を出してくるころだし、ここは俺の方から退いてあげるよ。その方が嬉しいだろう?」

「……逃がすとお思いですかな?」

「君は見逃すよ。だってほら、この二人に何かされたか見当もつかないだろ?外傷がないのに気を失っている。一見無事なようにも感じるけど、俺は言ったよね?落とし子としての能力を余すところなく発揮したって。つまり現状は君が思っている以上に深刻で、一刻も早くこの二人は治療を施さなければならない状態かもしれない。君にとって最優先なのは何かな?俺が想像しているものと同じだと思うけどね?」


 人が心配していることをこうもつらつらと。しかし好都合と言えば好都合ですが……。


「嘘が下手ですな。その言い方では『実は症状は悪化しない』と後で笑う予定なのが目に見えていますぞ」

「安いハッタリじゃダメか。でもまあ見逃すことは確かだよ」


 ソライドの視線が私からメリーア殿の方へと向けられる。もしもメリーア殿に攻撃や魔法を使うようなら即座に仕掛けてやりますので覚悟を。……何もしないようですな。それどころか、メリーア殿がゆっくりと起き上がって……。


「メリーア殿!ご無事ですか!?」

「……ここは」


 メリーア殿は放心した様子で周囲を見渡しております。目の前には自分を追い詰めたソライドがいるというのに、まるで反応がありませんな?


「う……」

「アルジサマ!ダイジョウブ!?」


 ご友人の方も意識が戻られた様子。一安心ではありますが、ソライドの動きが読めない以上油断は……って振り返って……あれ、堂々と逃げ出した!?


「この、待――」

「うああああああんっ!お姉ちゃああああん!」

「いっ!?」


 背中を見せたソライドを追いかけ始めた時、突如メリーア殿が号泣し始めましたぞ!?明らかにまともな様子ではありません。


「だから言っただろ?俺なんかを追っている場合じゃないってね?」

「っ!メ、メリーア殿!落ち着いてくだされ!」

「うああああんっ!」


 まるで幼子が泣いているような、そんな泣き方。強力な精神干渉を受けた!?いや、そうなるとご友人は!?ご友人の方を見ると既に立ち上がっており、目覚めたばかりのメリーア殿と同じように周囲を見渡して……泣き出しはしないようですが……。特に異常はなし?などと確認をしていたらソライドの姿は影も形も無くなってしまいましたな。


「しまった。ソライドを見失ってしまいましたな……」


 元々こちらが逃げるつもりではあったので、そこまでしまったと言うわけでもないのですが。まずはエクドイク殿に連絡を取って何処かで落ち合うことにしますか。


「まずはメリーア殿を宥めなければ……。あ、ご友人!お体に異常はありませんか――」

「……?」


 異常がない?異常しかない。今私はご友人と目が合っている。いや、ご友人は私を観察しているのだ。だけどその瞳がおかしい。その瞳はまるで……敵を理解しようとする時の暗い瞳ではありませんか。


「あ、あのご友人……そのような目つきで見られるのは……ちょっと……」


 ご友人がこのような状態で何かを理解しようとしている光景は何度か見たことがある。だけど私自身に直接こういった目を向けたことはなかった。不快感よりも、恐怖がにじり寄ってくる。


「ああ、ごめん。いきなり友人面されたからつい」

「へ?」


 あ、あれ?実は私ご友人とは親しくなれていなかった?いやいや、そんな筈はないですぞ。むしろ親しいを超えた……って違う違う。私がご友人と呼んでいるのはご友人が兄様のご友人だからで――


「敵意がないのは分かったからもういいや。それでちょっと色々聞きたいんだけど、ここ何処かな?コスプレのイベント会場とか?君、ニホンゴ上手だけどニッケイジン?『僕』の知り合いのような感じだけど、色々事情を知っている感じだよね?」


 ご友人が何を言っているのか理解できないことは多々ありましたが、本当に理解のできない単語を並べられるのは新鮮だなと思いました。ってあれ?『僕』?


体調不良のため少しばかり更新頻度が遅れます。

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― 新着の感想 ―
[一言] ここまで迂闊なメリーアを主人公が想定せずに行動させるのだろうか・・・。この作者にしてはミスの作り込みが雑な感じを受けて意外な回だった。
[一言] うわぁぁあそうきたかぁぁあ(頭を抱える) あでも記憶なくしても主人公なら嘘偽りなければ正直に話したら信じて貰えそうだしその上で協力してくれるかも……(ガーネの仮想世界を思い出す)……いや無理…
[一言] 存在すると信じてたよ『僕』くん!
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