帰宅
口調迷子は安定です。
「ただいまー」
入ってきたのは一人の男性だった。
「おかえり。マカイ」
「どこ行ってたんだ?」
リーフが問う。
「いや、ちょっとキーボードが壊れて仕方ないから買いに行ってた」
「キーボードが壊れたってなにしたんだよ…」
「普通に使ってただけだよ?寿命かな」
「…先月買ってましたよね?」
一ヶ月で壊れるキーボードなんてないよね…。
「そんなことはどうでもいいじゃん!それより、カズとspadeが帰ってるってことは手に入ったのか?」
「うん。これでしょ」
spadeがカズからSDカードをもらいマカイに見せる。
「そうそう。それ!」
マカイがうれしそうにSDカードを手に取る。
「何が入ってるんだ?それ」
「これは、ネット闇市場のパスワードと会員名簿。それに新しく入荷した武器の種類。あと、その武器が閉まってある倉庫の場所」
なにかヤバいことを聞いた気がする…。闇市場って…武器って。
「もう、マカイさんは武器コレクターと言っていいと思う」
リーフが呆れながらいう。
「集めるだけじゃないよ?使ってるから」
「いいの?一般人が武器持ってて…」
「ばれなきゃいい!」
私が聞くとマカイはいい笑顔でそういった。
そしてそのまま左から2番目の扉の中に入って行ってしまった。
「…俺たちも寝るか」
「そうだな…おやすみ」
イシカが言うとリーフはマカイの右隣の扉に入って行ってしまった。
「じゃあ、オレも寝ますね」
「みんな寝ちゃうの?じゃあ僕もー」
カズとspedeも一番左の扉に入って行ってしまった。
「…じゃあ、ゆきひなの部屋にも案内するよ」
「うん…」
イシカについてリーフの入った扉に入る。扉の先は長い廊下になっていた。この家の構造はどうなってるんだろう…?
「いきなり連れてこられていきなり任務を終えて、大変だっただろ?悪いな」
「ううん。楽しかったから大丈夫」
「あれを楽しいっていう人はなかなかいないけどな(笑)」
そんな話をしながらついたのは廊下の奥から二番目の部屋。廊下には5つの扉があった。
「明日も忙しくなりそうだからな。ゆっくり休め」
イシカはそういって扉を閉めた。部屋の中はすでに大方家具などはそろっている。やっぱり最初から私が来るのは計画していたのだろうか。
部屋があるという事はここの人たちは家に変える事も少ないんじゃないだろうか…みたところ同い年ぐらいの子もいるし、学校の生徒の放浪はココが関係しているのでは…。
そんなことを考えながらベットに横になる。イシカが言った通り色々ありすぎて体は疲れていたようだ。すぐに睡魔が襲ってきた。
明日に少しの期待を持って私は眠りについた。
「…こっちはそろった。あとはもう一つの団を呼び寄せるだけ」