誤算
茂「ずいぶんボロい店だね」
ひろし「長く続いている店みたいだからな。何を食うか決めたら教えてくれ。俺はもう決まってるからな。」
茂「つけ麺一択」
ミサ「私は味噌ラーメンにするわ。」
ひろし「石田はもう決めたのか?」
石田「・・・ああ、決まったよ」
茂>何故か石田に死亡フラグを感じている今日この頃
ミサ>私もです。
ひろし>謎の呪文を残して消えないといいな
GM>メタ知識はほどほどにして下さい。ひろしさんは注文をお願いします。
ひろし>じゃあ若い方の店員を呼んで注文をする。
GM>では、ひろしさんが店員を呼ぶとメモを持った店員がやって来ます。
店員「決まりましたか?」
ひろし「ああ、いつもの4人分頼む」
茂「えっ、つけ麺は!?」
ひろし「せっかくここの店に来て普通のラーメン頼む奴はいないだろ。ここでしか食えないラーメンを頼むってのが筋だ。」
ミサ「ならどうして最初からそう言わないの?」
ひろし「なんとなくだ。」
茂「なんとなくですか・・・まあ、美味しいなら別にいいけど」
ミサ「私もそれでいいわよ。」
ひろし「ちなみに今頼んだラーメンは鶏ガラスープと魚介のスープを1.5倍した物を7:3の割合で混ぜた濃厚なスープとちぢれ麺。多めにトッピングしてあるネギとアクセントの唐辛子。スープの味を邪魔しないように固めに茹でられた味つき卵、口の中で溶けるぐらい柔らかい厚めのチャーシュー、何故かその中に混じっているししゃも・・・親父さんが研究に研究を重ねた極上のラーメンだ。裏メニューらしんだが気に入った客に出してくれるらしい。俺も普通の塩ラーメン注文していきなりこれが出た時はそこの店員に組み付くぐらい驚いたな。」
茂「組み付く・・・ぐらい?」
店員「あの時は死ぬかと思いましたよ。『この店は客の注文した物もろくに出せないのか』って首を絞められながら言うんですから。もう人生終わったかと思いましたよ。」
GM>と言いながら店員は呑気に笑っています。
ミサ>武道混ぜたら死んでましたね。
ひろし>ひろしの性格からして武道は間違いなく混ぜたと思うぞ。多分最低値の3ダメージで済んだんだろ。
茂>武道+組み付きで2D6にダメージボーナスで1D6だから最大値で18だね。人間相手だったら即死じゃないですかヤダー
ミサ「・・・よく生きてましたね」
店員「よくあることですから。」
茂「ラーメン店で働くのだけはやめようと思った今日この頃である。」
店員「それで注文は終わりですか?」
石田「いえ、まだあります。」
茂「ラーメンとチャーハンはもちろん一緒で」
GM>石田はメニュー表を手に取ると迷うことなく注文をします。
石田「鶏ガラ醤油ラーメン、魚介だし醤油ラーメン、味噌ラーメン、黒ゴマ味噌ラーメン、塩ラーメン、ワンタン麺、チャーシュー麺、つけ麺、冷やし中華・・・」
GM>石田はメニュー表にある全ての物を注文するつもりみたいです。
ミサ「と、俊明君?」
茂「この店ってテイクアウトOK?」
店員「い、いえ・・・申し訳ありません。持ち帰りはできないので・・」
ひろし「おい、俊明!」
ひろし>俺は大声をあげて石田を静止させる。
茂>お、なんだか主人公っぽいノリだね。
ひろし「チャーシュー麺、ワンタン麺、冷やし中華は味を決めないと作れないだろ!考えてから注文しろ!」
ミサ>ひろしさんならそう言うと思ってました。
茂>ひろしのキャラがなんとなく分かってきた気がする。
石田「そうか。なら全部の味を頼む。」
店員「わ、分かりました・・・」
ミサ「あ、やっぱり私の分はなしでいいです。」
茂「あー、僕もまだいいかな。」
石田「心配するな。俺は残さないからな。」
ミサ「でも・・・」
茂「僕は単に他の人がラーメンを食べるのを見た後にラーメンが食べたいだけだから気にしなくていいよ。」
ミサ「私もそう。」
石田「・・・悪いな」
ひろし「俺は遠慮なく食うけどな。」
GM>では、ひろしさんと石田の注文を聞いた店員は厨房に居る親父さんと一緒に料理を作り始めます。親父さんはラーメンを作り息子の方はすぐにできる料理を作っています。石田がなんでもいいからすぐにできる物を先に持ってきて欲しいと言ったからですね。
ミサ>石田さんは昔からたくさん食べる人でしたか?
GM>すぐに教えてもいいことですがせっかくなのでアイデアで覚えていたかどうか決めましょうか。
ひろし>(ダイスを振る)失敗だ
茂>(ダイスを振る)お、成功
ミサ>(ダイスを振る)失敗ですね。93でした。
GM>ファンブルは95~00なので普通の失敗ですね。では茂さんは石田は大食漢ではなかった事を覚えています。失敗した人は覚えてない感じでお願いします。
茂「俊明ってそんなに食べるキャラじゃなかったよね?ジャーナリストってそんなに腹減るの?」
ひろし「いや、前と変わらないだろ。」
ミサ「あんまり覚えてないけどこれはさすがに頼み過ぎじゃないかな?」
石田「大丈夫だ。」
GM>テーブルはすぐに石田の注文した料理で埋め尽くされてしまいます。石田は息をつく暇なく料理を次々と口の中に入れていきます。熱い物も火傷を気にしないで口の中に入れていきます。しかし、それでも足りないのかついにはひろしのラーメンにまで手をつけるほどです。
ひろし>石田の武道+組み付きでノックアウト攻撃をしかける
GM>はい?
ひろし>首狙いでやるからダメージは2倍だよな
GM>は、はい・・・
ミサ>GMさん困ってますね。
茂>ノックアウト失敗で死亡からの逮捕エンドですね分かります。
GM>ちょっと待って下さいね・・・・・・石田の体力は12です。
ミサ>決めてなかったんですね。
茂>まあ、ここで役割終了の人だからね。
GM>石田は食べるのに夢中なので回避なし。部分狙いのマイナス補正なしでいいです。
ひろし>(ダイスを振る)武道、組み付き成功。6+2にDBが4だ。
茂>首狙いで2倍だから24ダメージだね。ノックアウト失敗希望
GM>気絶対抗は50+(8×5-12×5)なので30で成功です。ダメージは3分の1なので8減ります。
ひろし>(ダイスを振る)成功だ。
ミサ>3分の1で8ですか・・・
ひろし>ひろしは自分のラーメンに手を出された瞬間、石田の後ろに回り込んで首を絞める。
石田「・・・!?」
ひろし「人のラーメンに手を出しちゃ何されても仕方ないよな?」
GM>ひろしが石田の首を絞め上げると一瞬で気絶してしまいます。ついでに幸運どうぞ。
ひろし>(ダイスを振る)成功だ。
GM>では厨房に居た2人は料理を作るのに忙しく石田が気絶する所を見ませんでした。
ミサ>これどうするんですか?
茂>そんなの石田がどうしてこうなったか調べる流れに無理やりして探索するに決まってるじゃないですか。
ひろし>じゃあ無理やりそうする展開を作るか。
ひろし「俊明・・・どうしてお前はそんな事をするような奴になってしまったんだ・・・」
茂「調査対象から麻薬でも盛られて満腹中枢が狂ったとか?」
ミサ「俊明君、危ない事件ばかり調べてたみたいだからあるかもしれないわ」
茂>GM、石田の鞄の中から手帳を取りたいんだけど判定要る?
GM>鞄の中で調べる対象も決まっているので敏捷×5に成功したらすぐに見つけられます。
茂>OK、(ダイスを振る)成功。
ひろし>じゃあ俺は2人を外に逃がして店員に2人が居なかったよう証言すること、石田が突然倒れたことを証言してもらえるように説得する。できるだけ早く納得してもらいたいのだが言いくるめをする以外に方法はないか?
GM>マイナス15の補正をつければすぐに理解してくれることにします。ちなみに今回は最初なので許可しましたが今度からはしっかり判定しますのでお願いします。
茂>じゃあついでに石田のバックを漁った時に手袋を着用してた事にしようかな。
GM>次回から気をつけてください。ではひろしさん、説得-15で振って下さい。
ひろし>(ダイスを振る)成功だ。
GM>では店員逹はひろしの言うことを聞いて茂さんとミサさんが居た事を誰にも言いません。
ひろし>よし、救急車を呼んで石田を入院させるか。体力半分以上削れてるし大丈夫だろ
茂>どう足掻いても逮捕エンド
ひろし>そこは説得で事実をねじ曲げてもらうしかないだろ。
GM>では救急隊、上司の分の説得をして成功したらひろしさんのしたことは隠蔽されます。
茂>いいんだ
GM>ここで逮捕エンドになったら面倒ですから。
ひろし>(ダイスを振る)両方成功だ。
GM>では、ひろしさんは疑われませんでしたが今日1日は事情聴取のために拘束されます。他の人と合流できるのは夜中か次の日以降でしょう。
ひろし>仕方がないか
ミサ>その程度で済んだことに感謝するべきですね。
茂>僕がKPだったら間違いなく逮捕エンドだったね。
ひろし>ちなみに石田の搬送された病院に連絡先を教えて連絡してもらうことはできるか?
GM>可能です。石田に何かあればひろしに連絡がいきます。
茂>この卓はキチガイPCと優しさの塊であるKPによって成り立っています。
ミサ>キチガイはひろしさんだけですけどね。
ひろし>RPGの主人公がキチガイなのは当たり前だろ?