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導入編

GM>言い忘れていましたが皆さんの関係は高校生時代の友人です。今日は茂さんの誘いに乗って ひろしさん ミサさん 石田俊明(いしだとしあき)さんのメンバーで賑やかな町の中を歩いています。時刻は昼食時で皆さんはどこかの店で昼食を食べようと言う話をしています。



ひろし>石田俊明はどんな人物なんだ?



GM>とても正義感が強く悪を許さない熱い男です。今はフリーのジャーナリストをしていて犯罪についての記事を中心に書いています。圧力をかけられる事もあるそうですが民衆を味方につけてなんとか乗りきっているようです。



ミサ>有名な人なんですか?



GM>名前はそれなりに知られていますが顔を知っている人は少ないですね。自分自身が目立つのは嫌いでなるべく顔を知られないようにしているようです。



茂>外見は?



GM>8ぐらいですね。



茂>外見8か。ゴミが



ひろし>お前らの見た目が人外なんだよ。



茂「いやぁ、今日はごめんね。いきなり呼び出したりして。」



ひろし「いや、構わない。」



ミサ「驚いたわ。海外で暮らしてるって聞いたからもう会うこともないかと思ってた。」



茂「まあ、みんな忙しくて海外に行く余裕ないだろうからね。」



石田「みんな変わらないな。」



茂「そうだね。ひろしが前よりムキムキになってデキル男の顔になったのとミサが人外レベルのべっぴんさんになったこと以外は変わらないね。」



ひろし「そりゃガキが生まれれば変わるだろ。親として見本となる必要があるからな。」



ミサ「その結果が爆発物を持った凶悪犯に組み付いたり拳銃を持ったマフィア達を頭突きで鎮圧したりすること?」



茂「それは引くわ・・・」



ひろし「爆発物を持った奴はあの時興奮状態であれ以上放置するのは危険だった。拳銃を持ったマフィア達は部屋が狭くてまともに拳銃を使える状態でなかった。それを考慮しての行動だ。命を投げ捨ててる訳じゃない。」



ひろし>なんか知らないうちにキャラ付けされてるのだが



ミサ>ひろしさんの筋力と精神力を見ればない話ではないかと思いました。



茂>みんなアドリブ上手くて嫉妬するレベル



ひろし>下手にアドリブしなくても思ったことを言えばいいと思うぞ。さっきみたいにな。



茂>じゃあキャラが定まってない間はそうしようかな。



石田「悪に立ち向かうのは素晴らしい事だ。しかし命あってこその正義だということを忘れるなよ。まあ、お前は言わなくても分かってるか。」



ひろし「ああ、いくら俺でも正義のために命を犠牲にするつもりはないからな。正義よりガキが成長するのを見届ける方が大事だ。」



茂「それは正義より寝る方が大事な僕と同じって事かな?」



ミサ「正義なんて金でいくらでも買えるでしょ?」



石田「・・・本当に変わらないなお前達は」



GM>石田は疲れた表情をしていましたが久しぶりに昔の友人と会えて嬉しいのか笑みがこぼれてます。



ミサ>疲れた表情をしていたんですか?



茂>何か悩み事でもあるんじゃないの?



ひろし>医者のミサが指摘するのが自然だろうから顔色が優れないが大丈夫か聞いてくれないか



ミサ>いいですよ。



ミサ「俊明君、顔色が悪いけど大丈夫?」



石田「ミサに相変わらず心配性だな。俺はいたって健康だ。心配するな。」



茂「だってよ。気にしなくて大丈夫じゃない?」



ひろし>一応石田の様子を目星で調べてみるか。2人も参加してくれ



ミサ>はい。



茂>目星45のミサと初期値の僕が参加しなくても良くない?まあ、やってみるけど



GM>では皆さんダイス振って下さい。



ひろし>(ダイスを振る)目星成功



ミサ>(ダイスを振る)私も成功です。



茂>(ダイスを振る)もちろん失敗。



GM>では目星に成功した人は石田の肌が荒れていることが分かります。ミサさんは医学で振って下さい。



ミサ>分かりました。(ダイスを振る)成功です。



ひろし>初期値は1か。駄目もとで振る。(ダイスを振る)失敗だな



GM>ではミサさんは石田がろくに食事をとっていないことが分かります。



ミサ>え?



茂>やっぱり悩み事があるのかな?



ひろし>流れ的に考えると石田に何か依頼されそうだな。



ミサ>私もそう思います。



GM>ではこのまま4人は飲食店に入るということでいいですか?



ひろし>それでいい



茂>美味しいラーメン店行きたい



ミサ>ならラーメン店にしますか。



茂「ラーメン食べたい。」



ひろし「ラーメンか。ちょうど俺の行き着きのラーメン店があるんだがそこ行くか?」



石田「そこでいい。」



ミサ「たまにはラーメンもいいかもね。」



ひろし>という訳で客があまり居ない小さなラーメン店に行きたいんだが大丈夫か?



茂>盗み聞きされるの警戒の行き先だね



GM>大丈夫です。では4人はお客さんがあまり来ない知る人ぞ知る名店の小さなラーメン店に入ります。その店は目立たない場所にあり建物自体は古いものの手入れされているのかとても綺麗です。カウンターの後ろに厨房があり4人用のテーブルが4つあります。



ひろし>俺達の他に人は?



GM>年をとった頑固そうなお爺さんにその息子が居ます。どちらも店員ですね。現在の時刻が11時ということもあり他にお客さんは居ません。この店の名誉のために補足するとこの店のお客さんは近くの会社の休憩時間となる12時頃~13時頃と夜の時間帯に集まるためいつもお客さんが居ないという訳ではありません。



ミサ>なら12時になる前に話を聞き出さないといけませんね。



GM>いいえ、1人が幸運に成功すれば今日の昼は他のお客さんが来なかったことにしていいですよ。



ひろし>幸運だな。(ダイスを振る)成功



茂>まあ、90あるしね



GM>では今日の昼は皆さんと店員の他には誰も居ません。



ひろし>これで誰にも邪魔されずに話が聞けるな。



茂「ずいぶんボロい店だね」



ひろし「長く続いている店みたいだからな。何を食うか決めたら教えてくれ。俺はもう決まってるからな。」

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