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第1話 朝顔
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全13章+2 総文字数 10,000字程度
いいところで特定の感情を示唆する表現がない場合があります。
過度な身体的接触や百合表現はありません。
起伏が少なく盛り上がりにかけるかもしれません。
常に少しのストレスを孕ませながら見ていただけると幸いです。
――朝だ。
目を開けた瞬間、
カーテンの隙間から射し込む光で、
部屋の曖昧な輪郭がくっきりと戻ってくる。
息を吸う。
私の部屋の匂い。
机、椅子、鞄、収納棚、
どれも見慣れた私の部屋。
アラームがなる前に起きれたことに、
多少の優越感を感じながら、
スマホを開いて時刻を確認する。
【5:41】
学園祭まで、残り数日。
生徒会の仕事もあって、
ここのところはいつもより早く家を出る必要がある。
まだ世界が完全には目覚めていない時間。
静寂のなか、
窓からの光に、
背中を押されるように起き上がった。




