シーズン2 エピソード27: 新たな旅立ち
ハノカたちは、眩しい朝日を浴びながら、洞窟の外で休んでいました。
闇の魔法使いを倒すことができ、世界を闇から救えた安堵感に浸っていました。
しかし、ハノカは、まだ気がかりなことがありました。
「…闇の魔法使いは、封印されていたはずなのに… どうして、再び力を得ることができたんだろう?」
ヴィヴィアンも、ハノカと同じ疑問を抱いていました。
「…それに、あの装置… 一体何だったんだろうね?」
エドワードは、壊れた装置の残骸を眺めながら、呟きました。
ハノカたちは、答えを求め、闇の魔法使いがいた洞窟の中をもう一度調べました。
そして、奥深くに、古びた魔法書を発見しました。
魔法書を開くと、闇の魔法が記されており、"闇の封印の間"での出来事が、歪曲された形で書かれていました。
白の魔法使いが、闇の魔法使いを倒したのではなく、逆に、闇の魔法使いが、白の魔法使いの力を奪い取った、という風に書かれていました。
そして、魔法書には、"闇の封印の間"に残っていた魔法陣の一部を使って、闇の魔法使いの力を高めることができる、ということも記されていました。
「…これは… ひどい捏造だ! 闇の魔法使いが、歴史を改変しようとしているのか?」
ヴィヴィアンは、魔法書の内容に憤慨しました。
ハノカは、
「…闇の魔法使いは、封印されていた間に、白の魔法使いが自分よりも強いと信じ込まされ、憎しみを増幅させていったのかもしれないな…」
と、推測しました。
「…とにかく、この魔法書を、世界中に広めるわけにはいかない。残しておいても、害になるだけだ。」
エドワードは、魔法書を破棄することを提案しました。
ハノカたちも、エドワードの意見に賛成し、魔法書を燃やしました。
闇の魔法使いを倒し、歴史改変の企みも阻止することができたハノカたちでしたが、世界にはまだまだ闇が潜んでいることを感じていました。
「…白の魔法使いとしての使命は、まだまだ終わらないね…」
ハノカは、仲間たちに話しかけました。
ヴィヴィアンとエドワードも、ハノカの言葉に頷きました。
そして、ハノカたちは、白銀の山脈で手に入れた新たな力を胸に、世界中を旅して、人々を助けることを決意しました。
彼らは、闇の気配が感じられる場所を目指して、再び旅立つのでした。
こうして、ハノカたちの新たな冒険が、始まったのです。




