表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
46/157

エピソード46:決意

薄暗い王城の地下、水晶の輝きだけが頼りだった「水晶の間」に、静寂が訪れました。メルビンの衝撃的な話を受け止めきれない様子のエドワード、心配そうな眼差しを向けるセシリア、そして混乱を隠せないシアン。


「まず、メルビンさんから話を聞く必要があるな。」沈黙を破ったのは、冷静沈着なセシリアでした。「外部勢力とは何者なのか?どうやって王国を滅ぼそうとしているのか?」


エドワードは、水晶の球体にそっと触れ、メルビンの声を呼び出しました。


「外部勢力は、闇の魔法使い集団だ。彼らは、かつてこの国を襲ったことがある。その時は、王と歴代の魔法使いたちが力を合わせて、彼らを退けた。しかし、奴らはしぶとく、機会を窺っている。」メルビンの声が、エドワードを通して響いてきました。


「闇の魔法使い集団…!? そんな恐ろしいものがいるなんて…」シアンは、声を震わせながら呟きました。


「奴らは、強力な闇の魔法を操るだけでなく、人を惑わす術にも長けている。油断はできない。」メルビンは、忠告するように続けました。「だが、諦めてはならない。お前たちには、王家の血を引く者と、その仲間たちがいる。力を合わせれば、奴らに打ち勝つことができる。」


メルビンの言葉に、かすかな希望の光が灯りました。しかし、現実的な問題も山積みでした。


「メルビンの力を使いこなすには、どうすればいいんだ?」エドワードは、不安げに尋ねました。


「私の力は、長い間封印されていたため、弱まっている。まずは、その力を少しずつ取り戻すための訓練が必要だ。」メルビンの声が、エドワードの体から発せられました。


「訓練… どんな訓練が必要なんだ?」エドワードは、やる気を見せるように拳を握りしめました。


「それは、基礎的な魔法術から、闇の魔法に対抗する術まで、幅広い内容になるだろう。」メルビンは、答えました。「厳しい訓練になるだろうが、耐えられるか?」


エドワードは、まっすぐな眼差しで水晶を見つめ、力強く答えました。「耐える! 王国を守るために、どんな訓練でも耐え抜く!」


セシリアとシアンも、エドワードの決意に同調しました。「私たちも、エドワードを支えるために力を尽くす!」


こうして、エドワードたちは、突然降りかかった運命を受け入れ、王国を救うための戦いに向け、動き出すのでした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ツギクルバナー
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ