エピソード18 歴史の狭間からの使者
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エーテルワルド学院での生活は、かつての平和な日常とは全く違うものになっていた。闇の魔法の残党による襲撃が随时 (いつで) もある緊張感の中で、魔法の訓練と歴史の研究に明け暮れていた。
生徒会長としての私は、生徒たちの不安を和らげつつ、歴史オタクとしての知識を駆使して、過去の英雄たちの戦術を研究し、シアンと共に生徒たちに伝授していた。
ある日、歴史の授業中に、珍しい訪問者がやってきた。学院の門前に馬車が到着し、そこから降り立ったのは、銀髪に身を包んだ美しい女性だった。
「…こんにちは。私はセシリアと申します。エーテルワルド学院の校長先生とお話したいのですが」
女性は、物腰柔らかく話しかけてきた。見慣れない人物だったので、私はシアンとアリアと顔を見合わせた。
シアンが、生徒たちを教室で待機させるように指示を出し、私とアリアは、女性を校長室へと案内した。
校長室に入ると、女性は、学院長に一礼してから、切り出した。
「…校長先生、私は、歴史の狭間 (はざま) からやって来ました。闇の魔法と戦うために、協力を仰ぎたくて参りました」
「…歴史の狭間? どういうことでしょうか?」
学院長は、眉間にしわを寄せながら尋ねた。
女性は、少し悲しそうな表情を浮かべながら説明を始めた。
「…私は、遥か未来の世界からやって来ました。この世界では、闇の魔法が完全に蔓延り、人々は絶滅の危機に瀕しています。そこで、歴史を遡り、闇の魔法がまだ勢力を拡大していない、この時代にやって来ました」
その話を聞いて、私は驚いて言葉を失った。遥か未来から、歴史の狭間を越えて、この時代にやって来るなんて、そんなことが本当に可能なのだろうか?
「…歴史の狭間というのは、時間の流れが乱れている場所です。強力な魔法を使うことで、過去や未来へと移動することができるのです。ですが、歴史の流れに大きな変化を起こしてしまうと、とんでもない事態になってしまう危険性もあります」
女性は、慎重に言葉を紡ぎながら説明を続けた。
「…私は、遥か未来の世界で、歴史書の中で、エーテルワルド学院や、白き光の護符の存在を知りました。そして、白き光の護符の力を借りることで、闇の魔法を封じ込めることができるかもしれないと考え、歴史の狭間に挑んだのです」
学院長は、少し考え込んだ後、言った。
「…なるほど。それでは、貴女が歴史の狭間から来たという証拠はあるのでしょうか?」
女性は、少し微笑んで、懐から古い本を取り出した。
「…これが、証拠です。この本は、『未来の歴史書』と呼ばれています。遥か未来の歴史が記されている本ですが、一般の人が見ると、ただの白紙のようになってしまいます。ですが、魔法使いが見ると、歴史が浮かび上がってくるのです」
女性は、そう言って、本を開いた。すると、確かに白紙だったはずのページに、見慣れない文字が浮かび上がってきた。
「…これは…」
アリアが、驚きとともに呟いた。
その文字は、アリアが普段使っている魔法文字とは少し違っていたが、確かに、魔法の力で書かれているように見えた。
学院長は、女性に一礼をした。
「…お詫び申し上げます。セシリアさんというお名前ですね。貴女が遥か未来から来たというお話は、信用します。では、どのようにして、我々が協力できるのでしょうか?」
「…白き光の護符の力を、もっと強める方法を探しているのです。未来の歴史書によると、白き光の護符は、過去の英雄たちの想いや、歴史の力が集まって作られたそうです。なので、過去の英雄たちが残した遺物などがあれば、白き光の力を増幅させることができるかもしれません」
セシリアの説明に、私の歴史オタクとしての血が騒いだ。過去の英雄たちの遺物…そんなものがこの世界にあるのだろうか?
「…歴史書には、確かに、過去の英雄たちが残した剣や、盾などの伝説の武器が記されています。ですが、それらの所在は、現在ではほとんどが不明となっています…」
私は、そう言って、自分の知識を話した。
「…ですが、歴史オタクとして、伝説の武器が眠っているかもしれない場所をいくつか調べ上げています。もし、学院が協力してくれるのであれば、一緒にそれらの場所を探してみることは可能です」
セシリアは、目を輝かせて言った。
「…それは、心強いですね! それでは、私にも歴史




