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エピソード14 歴史の授業と新たな出会い

エーテルワルド学院の生徒会長として迎えた初めての登校日。緊張しながら生徒会長室に入ると、机の上には、学院長からの手紙が置いてあった。


開封してみると、そこには、生徒会長としての私の最初の任務が記されていた。なんと、歴史の非常勤講師を兼任してほしいということだった。


最初は驚いたが、考えてみると、自分の歴史オタクとしての知識が学院に役立つのは、生徒会長としての仕事にとどまらず、直接的に学生たちに伝えることもできるのかもしれない。


早速、シアンとアリアに相談すると、二人は賛成してくれた。


「…確かに、君の知識は歴史の授業にぴったりだと思うよ。それに、生徒会長としてだけではなく、講師としても学生たちと関わることで、学院全体の信頼を得やすくなるだろう」


シアンがそう言ってくれたので、私は、歴史の非常勤講師を引き受けることにした。


初めての授業は、少し緊張したが、歴史好きな学生たちの熱意に次第に後押しされ、授業は盛り上がった。


過去の魔法文明の興亡、伝説の英雄たちの物語、そして、闇の魔法の歴史などを、自分が歴史書で学んだ知識を交えて、分かりやすく説明した。


学生たちは、目をキラキラさせて、熱心に話を聞いてくれた。


「…先生、荒野の神殿の封印はどうなっているんですか?」


「…過去の魔法文明では、どんな魔法が流行っていたんですか?」


授業中、次々と質問が飛んできた。歴史オタクとしての自分にとっては、答えられる絶好の機会だった。


授業を終えると、生徒会長室に戻ると、シアンが待っていた。


「…初授業、どうだった?」


「…うん、緊張したけど、意外と楽しかったよ。生徒たちが熱心で、質問攻めに遭っちゃった(笑)」


「…それは良かったな。君の歴史知識は、きっと多くの生徒を魅了すると思う」


シアンがそう言ってくれていると、ノック音がして、扉が開いた。


入ってきたのは、銀髪の美しい女性だった。見た目がどこか似ていると思い、よく見ると、それはアリアだった。


ただ、いつもの穏やかな表情ではなく、少し困ったような顔をしている。


「…皆さん、ちょっと相談したいことがあるんです」


アリアは、そう切り出した。


「…今日、街で、闇の魔法の気配を感じたのです。まだ完全に消滅したわけではないようです」


その言葉を聞いて、私は思わず顔をしかめた。せっかく闇の魔法の源を消滅させたのに、まだ残党がいたのだ。


「…どこで闇の魔法の気配を感じたの?」


「…街の図書館です。もしかしたら、闇の魔法に関する古い文献が保管されているのかもしれません」


「…街の図書館? なら、僕と一緒に行ってみましょう」


シアンが、勇ましく立ち上がった。私は、生徒会長バッジを握りしめ、決意を新たにした。


闇の魔法との戦いは、まだ終わっていなかった。歴史オタクの高校生が、生徒会長として、そして歴史の非常勤講師として、仲間たちと協力して、この世界を闇から守り抜く。


それは、歴史書の中でしか見たことのない、伝説の魔法使いになるという、新たな夢の始まりだった。

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