表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

超常現象・幽霊・ミステリーなどのエッセイ集。

私のエッセイ~第三十六弾:魔界ゾーン「東京タワー」!!

 皆さん、こんばんは!お元気ですか・・・?


 今宵も寝苦しい夜になりそうですねぇ・・・決して無理はせず、適切にエアコンや扇風機を使用して、できるだけ「快適な部屋」にして、お休みください。


 それでも、「なんか部屋の中に、あたしの他に誰かいるような気がして、眠れないのよ・・・。」


 そんな方に、夏の風物詩、「ミニ怪談」を贈ります。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 さて・・・皆さんにもおなじみの「東京タワー」。


 東京スカイツリーという「新名所」ができた今でも、都民の皆さんのみならず、全国各地、そして世界中の外国人の方にも広く知られている、日本を代表する「観光名所」です。


 高度成長期の、昭和三十年代に建てられた「巨大電波塔」なんですが・・・テレビがお茶の間に急速に普及し、テレビ各局も次々と作られた時期でもありまして、東京地区の「テレビ塔」を一本化する必要もあったために、大急ぎで建設されました。・・・東京オリンピックもありましたしね。


 そうした事情もありまして、その「用地取得」の手続き、契約、実地調査・・・こういう建設前のさまざまな困難が立ちはだかったらしいですね。


 特に「奇異きい」なことに、皆さんもよくご存知だとは思いますが、あの「増上寺ぞうじょうじ」の墓地の中に、実はこの東京タワーの「片足・・・というよりは、四本足のひとつ」が、突き刺さった形で立っているんですよ!


 これはもちろん、その墓地に眠る「死者の魂」よりも、「時間」を優先した結果に他ならないんですが・・・このことが理由で、この有名な観光スポットに、数々の「怪奇現象」が現れることとなったのです・・・。


 ~  ~  ~  ~  ~


 この「東京タワー」に幽霊が出る、という不気味なうわさが立ちはじめたのは、完成して数ヶ月たってからだといわれています。


 それを、いくつか「箇条書き」でご紹介します。


 『タワーを背景にしてシャッターを切ると、不気味な人影がいくつも写る。』


 『展望台で写真を撮ったら、被写体の背後に大きな顔が写っていた。』


 『夕方になって、館内に設置された望遠鏡を覗いたら、目の前の空中に髪を振り乱した怖い顔の女が現れ、一瞬、女と目が合ってしまった』


 ・・・まだあります。


 以前、この東京タワーには、「ロウ人形館」という、暗くなってから行くのが、ちょっと怖いようなコーナーがありました。


 それにまつわる怪談話もあります。


 『閉館間際のロウ人形館の静まり返った空間に、他に誰もいないのに、コツコツという人の靴音が響く』


 『展示されたロウ人形に混じって、展示した覚えのないロウ人形が、並んで立っている』・・・など。


 「人形」って・・・特に「日本人形」なんかがそうなんですが、「人の魂」が宿るっていいますからねぇ・・・。


 あと、こんな話もありますね。


 この館内を巡回警備していたガードマンの話なんですが・・・巡回中に通路で、誰もいないのに「ラップ音」を聞いたり、背後に人の気配を感じたり・・・何を話しているのかは皆目かいもく分からないけれど、暗闇の奥から、複数の人の話し声が聞こえてくる・・・などなど。


 ・・・昼間は観光客でにぎわう「明るい観光地」なんですが・・・夕闇が迫る頃には・・・ほら、あなたの後ろにも不気味な「なにか」が・・・。


 では、今宵はこれにて失礼します。


 ・・・くれぐれも、「怖い夢」だけは見ないように。


  m(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 幼女作家「セフィーロ見えてる」 [一言] 東京タワーといったら、マジックナイトレイアースの最終回しか思い浮かばないので、思い出効果で、ホラー言われても、正直なところ聖地寄りな感じ。 もとも…
[一言] そうなんですねえ。東京タワーは小さい子供の頃に行ったきりかなあ。 まあ、用が無ければ心霊スポットとか近寄らない方が無難な気がします/w
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ