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検索システムを用いた応募作品表示がおかしい?

   

 昨日、つまり今年のネット小説大賞の応募期間がスタートした日の夜。

 少し不可解な出来事がありました。

 今日になったら『不可解』の程度は減りましたが、まだ完全に消えたわけではないので……。

 できれば、皆様もお試しください。


 まず、第9回ネット小説大賞のページを開きます。

 小説家になろう「お知らせ」で告知されている公式ページは「ネット小説大賞」全体のページですが、そこからさらに「第9回」のバナーをクリックした先のページです。


 https://www.cg-con.com/novel/vol9/


 上の方(イラストの真下)に「受賞について」「コンテスト企画」「応募要項」「応募作品」「よくある質問」と並んでいますね。このうち「応募作品」をクリックしてみてください。


 http://yomou.syosetu.com/search.php?word=ネット小説大賞九


 小説家になろう(小説を読もう!)の検索ページへ飛びますよね。検索窓には既に「ネット小説大賞九」という応募キーワードが入力されています。「ネット小説大賞九」で検索すれば、「ネット小説大賞九」だけでなく、『ネット小説大賞九』という言葉の含まれている「ネット小説大賞九感想」もヒットするはずですから、これが全応募作品になるはずですが……。

 問題は、この先です。


 ここで「検索条件設定」の「ジャンル設定」をクリックしてみてください。

 そうすると「ジャンル選択」が表示されますよね?

 全応募作品なので、もちろん全ジャンルが選択されていなければならないのですが、この段階では、どのジャンルも選択されていません!

 でも安心してください。「ジャンル選択」の真下に『すべてのチェックを解除した場合、すべてのジャンルが検索対象となります』と説明があります。

 つまり、デフォルト状態の「どのジャンルも選択されていない」は「全ジャンルを選択」と同義のはず。

 そう、『はず』なのですが……。

 実際に「全ジャンルを選択」をクリックして、全てのジャンルにチェック印を入れてから「検索」をクリックしてみましょう。


 http://yomou.syosetu.com/search.php?word=ネット小説大賞九&notword=&genre=101-102-201-202-301-302-303-304-305-306-307-401-402-403-404-9901-9902-9903-9904-9999-9801&type=&mintime=&maxtime=&minlen=&maxlen=&min_globalpoint=&max_globalpoint=&minlastup=&maxlastup=&minfirstup=&maxfirstup=&order=new


 本当に『すべてのチェックを解除した場合、すべてのジャンルが検索対象となります』の説明通りならば、検索結果はデフォルト状態の「どのジャンルも選択されていない」と同じになるはずなのに、そうではありませんでした。

 少なくとも昨晩は『そうではありませんでした』。一気に増えました。

 デフォルト状態では約1,000作品だったのが、なんと約1,800作品になったのです!


 この差は、いったい何なのでしょう?

 問題は前者より後者が多いことです。

 後者の約1,800作品が本当に全て応募作品なのだとしたら一大事。そのうち約800作品は、コンテスト運営側で用意した応募作品一覧には載っていないのですから、応募者は応募したつもりなのに、運営側には「応募した」と伝わっていない可能性があります。


 この検索システムの話、何か私が勘違いしているのでしょうか? 私が勝手に「大問題!」と思っているだけで、何の問題もないのでしょうか?

 こういう時は、皆様にご指導いただくのが一番。

 急いでTwitterで「誰か教えてください」とツイートしました。

 でもフォローもフォロワーも少ない私のアカウントです。しかも140字では上手く説明できなかったようで、反応してくださる(かた)はいても、それは「いいね」のみ。疑問に対する答えどころか、私の理解が正しいのか間違っているのか、それすらわかりませんでした。



 冒頭で、


> 今日になったら『不可解』の程度は減りましたが、まだ完全に消えたわけではないので……。


 と記したように、今は昨晩ほど差が大きくありません。

 この原稿を書いている時点で「ネット小説大賞九」の検索結果は、デフォルト状態の「どのジャンルも選択されていない」では2,558作品、「全ジャンルを選択」では2,650作品。約100作品の差まで縮まりました。

 でも、依然として差はあるわけです。

 この約100作品が、もしも本当に『応募者は応募したつもりなのに、運営側には「応募した」と伝わっていない』作品なのだとしたら、怖い話です。そんじょそこらのホラーより、よっぽど恐怖です。

 私の応募作品も、この「応募が認められていない」作品に入っていたら、どうしましょう?


 とりあえず「ネット小説大賞九」の検索ワードに「烏川 ハル」を足して検索。デフォルト状態の「どのジャンルも選択されていない」の場合も、「全ジャンルを選択」の場合も、同じ検索結果になることを確かめました。

 ホッと一安心。

 一瞬そう思ったのですが……。

 そもそも『すべてのチェックを解除した場合、すべてのジャンルが検索対象となります』が実行されていない検索システムです。「ネット小説大賞九」と「烏川 ハル」で検索したものが、理論上は「ネット小説大賞九」だけで検索しても含まれるのだとしても、その『理論』通り正しく機能している保証はないのですよね。

 一番いいのは、「ネット小説大賞九」だけでヒットする膨大な作品の中から、本当に自分の作品があるのか、手作業で確認すること。「新着更新順」で表示されているので、更新日時を頼りに探すことは可能でしょう。

 作品数が多いと、かなり大変ですが。


 正直、このようなエッセイを書きながら「何か私は重大な勘違いをしている? こんなことエッセイで大々的に公言したら、赤っ恥?」という気持ちもあります。

 でもTwitterでツイートしても大した反応が得られない以上、これしか手はないでしょう。

「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」という言葉もあります。わからないままにしておくよりは、恥をかいた方がマシ。もしも本当に「同じ検索結果が表示されるはずなのに、正しく機能していない」「コンテスト運営側に認識されていない応募作品がある」というのであれば、これは運営側にお問い合わせする案件ですからね。

 むしろ私の勘違いで、私が恥をかくだけで済む方がいいんじゃないかな、と思うくらいです。


(単なる私の勘違いであり、感想で指摘していただいた場合、このエッセイ記事を書き直すのではなく、続報の形で改めてエッセイ記事にするつもりです)




 ……と、これで終わりにするつもりだったのですが。

 今さらになって、一つの解釈を思いつきました。

 いやあ、こうして書いてみると、頭の中が整理されるものですね!


 もしかすると、タイムラグが影響しているのでしょうか?

 ほら、小説家になろう(小説を読もう!)の検索システムって、他サイトの検索システムと比べて、少し遅いですよね。

 新しくキーワードを書き加えたり、開示設定を変更したりしても、小説家になろう(小説を読もう!)の検索システムでは、すぐには反映されません。5分なのか10分なのか、正確な時間は測ったことがないのでわかりませんが……。

 例えば、今回のように応募キーワードで応募するコンテスト。作品に「ネット小説大賞九」あるいは「ネット小説大賞九感想」を加えて応募しても、すぐには「ネット小説大賞九」の検索結果に表示されません。表示されるまでにタイムラグがあります。

 このタイムラグが、デフォルト状態の「どのジャンルも選択されていない」の場合より「全ジャンルを選択」の方が短い、例えばデフォルト状態の「どのジャンルも選択されていない」では10分なのが「全ジャンルを選択」では5分で済む、みたいな可能性はあるでしょうか?

 もしかしたら「どのジャンルも選択されていない」は、ジャンル選択としてはどのジャンルにもチェックが入っていないのに、内部では「チェックが入っていないものもチェックが入っている、と認識を置き換えている」というステップが加わる分、遅くなるのではないか。そんな想像です。


 まあ理由はともあれ、このようにタイムラグの違いのせいだとしたら、もう一つ説明できることがあります。

 それは、昨晩は約800だった差が今は約100まで縮まったこと。

 だって、この『タイムラグ』説ならば『「全ジャンルを選択」ではヒットするのに、デフォルト状態の「どのジャンルも選択されていない」では出てこない』のは、応募直後の作品のみ。

 その差が大きくなるのも、応募が殺到している時間帯ということになります。

 この『タイムラグ』説が本当ならば、さっさと応募してしまった作品は、デフォルト状態の「どのジャンルも選択されていない」でも表示される、つまり、きちんと応募が受理されていることになりますね。これから応募する作品も、締め切りギリギリにならないようにすれば大丈夫。まずは一安心です。

 どうでしょう、この『タイムラグ』説?

   

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