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「第9回ネット小説大賞」に関して思うこと  作者: 烏川 ハル


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18/25

いよいよ一次選考の発表です

   

 本日午後0:15、Twitterの「第9回ネット小説大賞」公式アカウントで、以下のような告知がありました。

 ツイートのURLと共に、内容を引用しておきます。


https://twitter.com/NovelNarou/status/1426019514672553987


>【予告】

>第9回ネット小説大賞『一次選考通過作品』の発表ですが、本日(8/13)夕方の公開を予定しております。

>恐れ入りますが、もう少々お待ちくださいませ!


 いよいよですね!

 二次選考以降は「一次の段階で落選したから、もう興味ない」という方々も出てくるでしょうから、最終結果発表よりもむしろ一次選考こそが全応募者の関心の的になるのではないか、と私は考えてしまいます。


 前々々回は、応募総数10,156作品のうち596作品が一次選考通過、約1/17。

 前々回は、応募総数9,376作品のうち1,547作品が一次選考通過、約1/6。

 前回は、応募総数9,316作品のうち974作品が一次選考通過、約1/10。

 さて今回は、例年より多い応募作品のうち、何作品くらいが一次通過するのでしょうか?


 なお私自身は、今日は全体の通過作品数を見るだけに留めて、自分の作品があるかどうかのチェックはしないつもりです。

 いきなり発表ページを詳しく見てしまう勇気がなくて、明日か明後日くらいに、そっと覗きに行こうと考えています。


 私が初めてネット小説大賞に応募したのは前々回(第7回)ですが、当時は、どんなコンテストであれ自分が一次通過できるとは思っていませんでした。だから「参加することに意義がある」的な応募であり、応募しただけで完全に終わった気分でした。一次通過発表は4月3日だったのに、私が「既に発表があった」と気づいたのは2日後だったほどです。

 それくらい自分には縁遠いものだったので、一次通過は本当に嬉しい驚きでした。

 それから約4ヶ月後。他サイトのコンテストで立て続けに2回、中間選考通過と一次選考通過があったのですが、それぞれ「『発表しました』告知が3日前に出ていたと気づいて、それから見に行った」「サイト内で発表告知があったので見に行ったら、コンテストページでの発表自体は4日前のものだった」という状態。

 以降「私でも一次選考や中間選考ならば通過する可能性がある!」と自信がついて、応募したコンテストの途中選考発表はこまめにチェックするようになったのですが……。勇んで見に行くと落選している、というのが続いて「もしかすると、こういうのは遅れて見に行った方が良いのでは? 『残り物には福がある』みたいな感じで」という考えが生まれてしまいました。

 もちろん、当日に見なければ通過している、という保証はありません。でも逆に、我慢できずに当日に見てしまうと必ず落選する。1日か2日待ってから見れば通過する場合もある。そんなことが続いて、もう発表当日には見られなくなってしまいました。

 例外として、他の(かた)から「通過していますよ!」と教えていただいた場合は、既に通過確定なので当日見ても大丈夫。でも知らずに見に行ったら、確実に落選です。

 そんなジンクスが1年半くらい続きました。当日見に行っても大丈夫だったのは、「第一回ステキブンゲイ大賞」というコンテストの三次選考。初めて二次通過したコンテストだったので、「二次通過すら私には奇跡なのだから三次通過するはずない」と思って見に行った発表でした。

 それでも「これは三次選考だから例外? どうせ落選だろうと期待していなかったから例外?」という気持ちにもなりましたし、実際にその後、当日勇んで見に行って一次の段階で落選というコンテストが続きました。

 その次に「当日見ても大丈夫だった」というコンテストは「カクヨムWeb小説短編賞2020」の中間選考でした。ただし、これは「読者選考期間中の読者評価を参考にする」と明言されているコンテストです。「これくらいポイントが入っているなら、おそらく大丈夫だろう」と思える作品もあったので、半分は見る前から結果がわかっている中間選考通過でした。ならば、少しでも「見る前から結果がわかっている」と思えた時点で、もうジンクス的には例外な気もして……。


 こうした経験から、今でも私は「当日に発表を見に行く」という勇気がありません。

 特にネット小説大賞の場合、さらに別のジンクスを感じてしまうのですよね。ネガティブなジンクスではなく、ポジティブな意味でのジンクスです。前回も前々回も「遅れて見に行ったら一次通過していた」ということは、「遅れて見に行ったら必ず通過する」と言えるではないですか!

 サンプル数が少な過ぎて「必ず」という言葉を使うのは気が引けますが、それでも一応「必ず通過する」と言えるのであれば、これは素晴らしいジンクスです。前にも書いたように今年は特に自信がないので、このジンクスに縋って、明日か明後日まで見に行くのを我慢しようと考えています。

 それでジンクス通り通過していれば嬉しいですし、落ちていた場合は「『必ず通過』なんてジンクスはなかった!」と言えますからね。その場合は、来年からは「『必ず通過』ジンクスがないなら、もう当日見に行ってしまおう!」と思えるかもしれません。


 ……今から来年について考えてしまうのは、少し気が早いでしょうか。

 でも、次回は『私にとっての「第9回ネット小説大賞」は終了しました』となって、このエッセイも終わってしまうのではないか。そう思うと、もう来年に目を向けたくなるのですよねえ。

   

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