27 壇上から挨拶する学園ヒーローの視線受けとめるヒロインの視力良すぎ問題
まさかの挿絵あり
学園の入学式の日にな、入学試験首席だったり学園在籍中の王族が代表で挨拶する流れあるやん?
ほんで挨拶するキャラは、多くは主人公の婚約者である王子様(学園の人気者)だったりするやん?
そん時にな、主人公が壇上からのヒーローの視線感じちゃったりするじゃん?
あるよねそういう描写。
「もしかして目が合っているの……?」
「もしかしてもうゲームのヒロインとの出会いイベントが――」
「なぜこちらを見ているのかしら――」
みたいなさ。
違うシチュエーションでも壇上から宣言したりする系場面でも主人公は壇上ヒーローの視線しっかり受け止めるやん?
いや、推しの舞台ライブに参加中かて。
絶対目が合った間違いない運命、かよ。
(真相は推しのみぞ知る)
主人公はさ、もしかして客席の最前列におったんかな?
でもそんな描写ないよね?目立たない戦略系主人公だもの。
もし家柄かなんかで最前列だったとしても、そんな位置におる主人公にばかり視線向けるヒーローは今すぐ代表者挨拶やめろ。
2人の時間演出すな。
で、こんなんやろを図にしてみました。
これな、これくらいの距離感がぽくね?
貴族も通うから施設設備なんかはすごく整ってる感じの説明あるやん?
だから少人数なはずはないし講堂とかそこそこの広さあるやろって。
そこからヒーローの視線しっかりばっちり受け止める主人公の視力なんぼよ。
裸眼な時点で目がいいのはわかる。
でもあなたの隣の生徒を見てるかもしれないし、後ろにいる居眠りしてる平民入学ワイルド系男子がいるのかもしれないじゃん?
鈍感系主人公は「気のせいよね」って流すけど、ここの場面に関しては「そうやな」って言いたい。
でも実際はめっちゃ主人公のこと溺愛系ヒーローは見とるんやけどな。
左端にピンク色の"ヒロイン"ちゃんおるけど遅刻して注目集めるパターンもあるからな。
ここ試験に出ます。




