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気になってしょうがねえぜ!なろう系恋愛小説のあるある言いたい~  作者: ローランドグリーン


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102/215

102 【実録!】目を覚ましたのは数日後だった登場人物のトイレ飲食問題についての新情報【想像以上】

ごめん、長い。

結論を知りたい人は後書きまで飛ばして







以前書いてたこちら、




『9 目を覚ましたのは数日後だった登場人物のトイレ飲食問題(※医療関係者の助言求む)』





これについてリアルな新情報を得たので追記がてら。


※病院関係者が使う言葉は馴染みがなく割とすぐに記憶が薄れたのでその辺は曖昧です。

※医療関係者の方が『9』の感想欄にいらっしゃるのでそちらも参考にどうぞ。









わたくし、人生初の、大人としての認識能力・記憶がある状態での入院手術退院というそこそこ大イベントを無事クリアしたんですがね、『目を覚ましたのが数日後』がどれだけやべえ状態なのか実感させられました。





まず、私の場合は全身麻酔で多めに見積もって1時間くらいの手術予定でした。




(余談:麻酔科の先生の事前説明で、肺にダイレクトに口内細菌等が届きーからの感染症などの危険性を淡々と説明されめちゃくちゃビビって部分麻酔にしようかとも考えましたが、短くても1時間は麻酔がかかっていない部分を自分の意志で動かさず意識を保ったまま体を切られるという説明にもビビり結局は意識のないまま始まって終わる全身麻酔を選びました。まとめるとすべてにビビッてました。高齢になるに従いリスクが高まり全身麻酔ができず手術という選択肢が選べない場合もあるようです。こえーよ)






で、ドラマで見るような手術室がめっちゃ並んでる通路みたいな照明ガンガンこれ電気代やべえじゃんな場所から歩いて手術室に入ったんですけどね、不安そうな顔をしてたのか、2名の看護師さんが病室からそこまで付き添ってくれてたんですけどね、優しくにっこり「大丈夫ですよ」と背中をポンポンしてくれました。










主人公ちゃんさんが不安な時、彼氏でもないヒーローのセクハラポンポンを拒まず簡単に許した理由がよーくわかった。






あれはおちる。

心がにっこりよ。





というか病棟でお世話してくれたのも手術してくれたのも何故か全員女性だったんですけど、みんなめっちゃ優しいしニコニコしててなんかよかった。

白衣の天使とはよく言ったものよ。




ふと目にする情報では病院ってブラック職場最先端!みたいなイメージだったので少し意外でした。

プロだから裏を見せてなかったのかそこのフロアが単にホワイトなだけだったのかいつもの偏見か。









……まーた長文おじさん出てるな。ほんまそろそろ本体が完全に乗っ取られそうや。






話を戻して。




まあ緊張しながら手術台にゴロンってなって、3、4人がかりでいろいろ装着され説明され、緊張しながら「はい」って言うだけのマシーンになって、手の甲に麻酔用の針打たれて気付いたら手術は無事終わり自分の病室に戻ってました。って話。

まーじで瞬きの合間の出来事よ。




なんなら手の甲に打たれた針が1番のハイライトだし痛かった記憶まである。

全身麻酔だから当たり前なんでしょうけど。



手の甲に針が刺された痛みとかじゃなくて、そこから何かがぶわっと注入され圧迫しながら広がってくのが驚くほど痛かったんだよね。

あれなんて表現すればいいんだろう。気付いたら病室で名前呼ばれてたから長時間痛みに苦しんだとかではないんだけど。







さあて、ここからが本題だよ!

長かったね!






名前を呼ばれ病室のベッドで目を覚ましたものの、まだ完全に麻酔は抜けきってなく若干のぼんやり具合。寝ぼけてる状態に近いのかな?

手術室に向かってから4時間くらいは経過してた、と思われる。曖昧。





そこで手術は無事終わりました説明とか、痛みが強くなったらナースコールで呼んでね、とかストロー付きミネラルウォーターを手渡されたりとかいろいろ説明してくれるのを7割の覚醒具合で聞きながらも、私は次の説明で「これは……!」となりました。






「装着されているこれは足に血栓ができないよう機械で動かすマッサージ器具です」

(※完全覚醒中ではないためセリフは曖昧です。何回曖昧言うねん)






手術台に横になった時にも聞いたような記憶があるような、ないような、なのですが、足をたった数時間動かさないだけで何やらまずい状態になるらしいです、人間の体というものは。




素人の私からすればたった1時間の、手術内容も先生の話を聞く限り難易度的には『易』に分類されるような手術でもこんな大掛かりなことになんの?????














え、数日目を覚まさずってあれ…………あれ?








あっれれ~???????







そ、そうよ!目を覚まさないだけで寝返りは打ってたのよ!

もしくは、ほら、侍女がなんやかんやしてくれてたのよ!

たぶん!





魔力がなんやええ感じに作用してええ感じにファンタジー住民だから地球人とは違うのよ!

たぶん!








ねっ?










ちなみに私の場合は体内から出た管がビニールバッグみたいなのに繋がってて尿を出そうとしてなくても勝手に排出される状態に。結構たまってた。

いつしてん。




文明――!人類の進化――!ってなりました。




でもさ、横になってても座ってても痛いわ!立ってる方がまだまし!だったので立つんですが、杖の上位互換みたいなやつに自分の尿バッグぶら下げてそれにつかまってウロウロせんとあかんのやで?







えっ、登場人物ちゃんさん……意識を失いし登場人物ちゃんさん……尿どうしてたん?








そっかそっか~ファンタジー住人やもんな~。









まあ、入院生活ビギナーとしてはその状態で病室の外に出ようとは思えなかったぜ!

違う階の売店コンビニ行くの禁止されてたから元々出ちゃいけないんだろうけど。





でもでもでも。




看護師さんが驚くほど術後の食欲が旺盛でご飯が足りなかったの……。

見事な腹八分でおさめてくるんだもん病院食が。うめえけど普段もっと食ってんの。

「えっ全部食べられたの?」ってなに。

絶食絶水してたんだわ。こちとら1日3食じゃねえんだ2食だわ。

その分1食に詰め込むんだわ。

不規則な食生活なめんな。





足りね~!




(※お水も追加で欲しかったからスタッフさんに売店でお菓子も買ってきてもらっちゃった☆)

(※スマホじゃなくSuica等の単体の少額電子マネーカードがお買い物頼みやすかったよ☆)

(※ちゃんとお菓子食べてもいいって許可はもらったよ☆)










結果、自分の入院体験を語るだけのエッセイになりましたが、実録!追記はこれで終わりでーす。








最後にこれしといてよかったな~ってのがあるので手術ビギナーにおすそ分け。

おすそ分け?





それは定期的な歯のメンテナンス。




全身麻酔の際は管みたいなのが口から入れられるので、普通は胃で消化、滅!される口内細菌がそのまま肺にいっちゃうと、肺炎やらの感染症になったりする場合があるそうです。

あと歯が取れたりなんやらで傷ついたりなんやら。




なので入院前日に歯医者さんとこに病院の紹介状もって強制GO!

クリーニングするからできるだけ前日がいいって言われたよ。




私は定期的にクリーニングしてもらってるとこがあったのでそこに行って、虫歯もなくお口の中も綺麗で問題ないですね~ですんなり。

そして入院手続きの際に入院する病院側でも再度口内確認。ここでも問題なし。むしろ褒められたわ。まさかこんな場面で褒められるとは。






手術まで私は結構猶予があったので余裕をもって準備ができたんですが、1週間もない!とかの人もおるやん?


そんな中でかかりつけの歯医者さんがいない場合はまず歯医者を探すとこからやん?

入院準備あれしてこれして家庭が仕事が仕事は仕事うわああああでばたばたしてんのに。

ほんで虫歯が見つかってもそんなすぐに対処できん場合もあるやん?

虫歯治療って数回かかるイメージ。




私は全身麻酔のリスクを聞かされてビビり散らかしてたので、これに虫歯を抱えて挑む!とかなってたら、ストレスやばかったと思う。




私の前に入院手続きしてたおばあちゃん、口内確認結構時間かかってて、ちょっと漏れ聞こえてきたのが「ここの歯がちょっとぐらぐらしてますね~」だった。


こわい。




年取ってくと歯も年老いてくし戦線離脱するもんだとは思ってたけど、できるだけリスクは減らしたい!歯医者定期的に通っててよかった……!となりましたのでおすそ分けです。









どんな流れのファンタジーラブライト物語でも大体はなんでやねんやいのやいの言いつつキャッキャできるんですが、『目を覚ま~数日後』描写が出てくる度あの「ご飯足りないよう血栓て」を冷静に思い出してしまい気持ちがスッとなるんだろうなと思います。









結論


人間の体は想像以上に脆い

定期的に歯のメンテナンスしよう

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― 新着の感想 ―
[一言] 魔法的ケアが無ければ乙女の危機ですわ… 虫歯怖い
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