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100 まとめると、シンプルにTPOを弁えられないヒーロー君のせいってこと?

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以前も、俺の女を膝乗せ演出の件を話題にしましたが、


(参考文献:『63 明らかにおかしい理由でヒーローの膝に座らされているのに納得しちゃう主人公』)




まとめちゃうと、




「すべてはシンプルにTPOを(わきま)えられないヒーロー君のせいだからあたくしは何も悪くないの!」




という結論が出ました。






なので、一般モブ女性に嫉妬され絡まれるのも主人公さんは望んでいませんがヒーローが言動を弁えていないので仕方がないのです。





教室で、クラスメイトがたくさん見ている中でちょっとした痛々しさも感じてしまうような突然のイチャイチャを始めてしまうのも、主人公さんは望んでいませんが誰も逆らえないヒーローさんが髪に口付けを落としたり腰を抱いてくるので、彼が弁えていないので仕方がないのです。

これは避けられないのです。





氷の名を冠したダサい二つ名で有名な、無表情誰に対しても冷たいヒーローが主人公さんだけに誰も見たことのないとろけるような笑顔を見せ甘い溺愛っぷりを披露しても、ヒーローがTPOを弁えておらず主人公さんが魅力的すぎるため彼女がいるところいつでもどこでも学び舎でも微笑ましい(きしょくの悪い)イチャイチャを始めても仕方がないのです。





クラスメイトの、主人公さんにはすべての魅力において劣っている安全圏モブ女子からの「愛されておりますのね(うっとり)」憧れ羨ましいですわ感情を向けられても、主人公さんは同性からの憧れ羨ましいですわをこれっぽっちも望んでいないので困るのですがヒーローが弁えていないのでそういった感情を向けられ自尊心が満たされまくっても仕方がないのです。















ねえねえ、








ちょっとした疑問なんだけど、








純粋に、TPOを弁えられないイキリパートナーと一緒にいて恥ずかしくない?









ハイスぺ地位権力顔面を持ってる男性だからTPOなんて関係ないの?







私は望んでいませんのに彼が強引で人前でも溺愛されすぎて困ってしまうわ恥ずかしいですわ!


皆が見ているのに強引に名前を呼べと言われて恥ずかしいですわ!


眠っている彼に突然抱きしめられ放してもらえず恥ずかしいですわ!


彼の家の使用人に恋人と勘違いされてこんなセクシーな夜着ドレスを用意されて恥ずかしいですわ!


夜会のダンスでとっても彼が近く離してもらえず周りの方々に見られ恥ずかしいですわ!










なるほど、恥ずかしいという感情はあるのね。






でもさ、



「ヒーローのTPO全無視欲望を抑え切れない幼稚なイキリ行為を赤面涙目するだけでしっかり注意せず止めず流され私は望んでおりません!するだけの、国賓の前でも恐れ知らずのイチャイチャを続行し男に振り回され悪目立ちしているのを衆目スポットライトが当たり素晴らしさで目立っているかのような勘違いをしている彼女の、どの辺が優秀?」



って思われてることについてはどう思ってるの?




あと、男を盾に自分のあざとさを隠しずるい一面を必死になって隠そうとしてるのに他の女のあざとさにはめちゃめちゃ厳しい点についても。











ねえねえ~、お姉さんに聞かせて~?






強制力から、ループから絶対に逃れたいあなたに知恵を授け導く役割の、イレギュラーな存在である、




『混沌・審判・紺碧・黎明・福音・予言』の魔女であるこのアタシに聞かせてよ!







あの“ヒロイン”さんより先に攻略対象者のトラウマを解消する前に、先んじて土地の浄化を済ませておく前に、先んじて邪神の復活を阻止する前に、その点について話そっ☆


イン○タやってる☆?









とうとう二つ名どころじゃない異名がたくさんある魔女にイキリからレベルアップしました。

【イキリ100話いっけええ年またぎ企画】を終え、イキリレベルが100になると魔女になれるようです。

これもひとえに皆様の声援のおかげです。


それでは、彗星のごとく現れたNewbie魔女として魔女集会に参加しなければなりませんので今回はここまで。

ありがチャッチャオ~☆

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― 新着の感想 ―
[良い点] 現実でも電車内やエレベーターみたいな密室で遭遇するイチャ度の高すぎるカップルはキッツイもんですし、友人なら窘めるレベルですが、安全圏モブ女子さんが全肯定するの謎過ぎ。 教室や食堂でとか、…
[一言] 100話おつかれ様でした。 氷の名を冠したクソダサい二つ名でウケました。 サバトが終わったらまたお会いしたいです。
[良い点] イキリレベル100!! とうとう、とうとうそこまで行ってしまったのか。 人が到達しうるその果てまで……!! もう何も言うまい。行けるところまで行ってほしい。 そして我ら全ての人類が見上げ…
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