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雨の国  作者: 雨月
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第1話 散歩

9月3日土曜日、午前5時。天気は曇り、まだ外は暗い……


ダッフルコートを羽織り、傘を手に僕は家を後にした。



(今日もつまんない1日なのかなぁ……)



そう思いながら白い髪を僕は撫でた。




僕は単調な毎日に飽き飽きしていた。

当たり前のように学校に行き、当たり前のように食事をし、そして睡眠をとるだけ。




友達もいない。

この髪の色のせいで周りの子からは好奇の目で見られるし、何より僕自身あまり人と話すのが得意じゃないから……



散歩の道順はいつもと同じ。家を出てまっすぐ進んで向かいの交差点を曲がり、近くのお菓子屋さんの所でUターンして帰る。ただそれだけ。






「あ、雨……」



丁度交差点を曲がったあたりでポツポツと降り出してきた。



___________________________________________






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