世界情勢と戦艦の再来
世界の情勢を追加します。でも実際こんなことになったらそれはそれで大変かもと思ったりしてます。
日本の憲法改正に対して、世界の反応は3つに分かれた。好意的にとらえるもの、非難するもの、傍観し反応を控えめにするものである。好意的にとらえたのは、日本と同盟関係にあるアメリカ、友好関係にあるイギリス、ドイツを中心とするEU連合、親日国が多い東アジア諸国である。日本の憲法改正に対してアメリカは「戦後最大にして、最高の決断を下した。」と日本の憲法改正を誉め称えた。さらに、アメリカ大統領であるクラウン・F・ウィッチァーは日本に対し「かつての対立のしこりを完全に絶つために私はアメリカ大統領として、日本に対する原爆投下を謝罪し、被爆者や遺族に対して出来る限りの援助を行う。」と発表した。これには日本だけでなく、世界中が驚いた。かつて、アメリカは原爆投下は戦争の終結に必要だったとして非人道的兵器を使用したにも関わらず謝罪をしたことがなかったからだ。(これについてはアメリカ連邦議会において凄まじい論争が勃発。する必要はないとする議員とするべきであるという議員で激しい口論になり、議会外では議員同士による乱闘騒ぎが起きるまでになったが、日本通であり、アメリカの歴代大統領の中で一番の親日派であるクラウン大統領の鶴の一言で事態は収束した。)クラウン大統領は「日本とアメリカが真に同盟関係を構築するにはこちらもかつての非を認め、謝罪しなければならない。」とした。これに対し日本の岡田総理大臣は「日米関係は更に発展し、より強固なものになるだろう。」と声明を出した。これにより、日米関係はさらに強力なものになるのだった。EU連合は共同で声明を発表し、日本の憲法改正に好意的な反応を示し、「日本とEUの関係は更に良好なものになるだろう。」とした。東アジア諸国も「日本は勇気ある決断をした。」と憲法改正に好意的な反応を示した。これらとは対象的に非難する反応を示したのは、かつてから日本と対立してきた中国、韓国だった。中国や韓国は「日本は軍国主義に逆戻りし、世界に対して反旗を翻して戦争を誘発しようとしている。」と言いがかりの声明を発表、中国や韓国にある日本の企業の資金に制限をかけようとしたが日本は両国にある資金を全て東アジア諸国に避難させ、進出企業に撤退を指示していたため空振りに終わっていた。中国、韓国は反発し領空、領海侵犯を繰り返したため、日本は両国に対して「そちらがその気なら、こちらにも考えがある。」と発表し、国防海軍の哨戒網を更に強化した。アメリカも「内政干渉であり、一方的な考え方の押し付けは関係を悪化させる一つの要因だ。」と日本を支持する声明を発表、在日米軍を日本政府に許可をとって哨戒任務に参加させた。これにより、日本と中韓との関係は悪化の一途をたどることになる。傍観する立場をとったのはロシアと北朝鮮だった。ロシアは現在、経済的に厳しい状態であり面倒ごとを抱え込みたくなかったのだ。だからこそロシアは何の反応も示さなかったのだった。北朝鮮も同様の状態であり、反応は示さなかった。
西暦2047年 4月7日 呉海軍基地
この日、とある軍艦が進水式を迎えようとしていた。まるで城郭のように高くそびえ立つ艦橋、前後の甲板には現代の軍艦ではありえない巨大な砲頭が二門備えられた主砲が4基搭載されている。艦の側面には対空ミサイル発射菅、日本独自開発の対空、対艦副砲が備わり、その軍艦の威容を誇示している。その軍艦を見た人々は皆こう言うだろう。「戦艦だ。」と。そう、日本が2年前、起工を発表したのは戦艦だった。対空迎撃能力が飛躍的に伸び、航空優勢が絶対とは言えなくなってきたことから、日本は船体に装甲を張り巡らし、巨砲を搭載した軍艦の時代、いわゆる大艦巨砲主義の時代が再び訪れたとし、独自開発の対空迎撃システムを搭載した戦艦を起工したのだった。そして今日、その戦艦の進水、命名式がここ呉海軍基地にて行われることになった。そして今まさに国防大臣、榊原利佳子によって命名式が行われようとしていた。
榊原「この艦の名を、“扶桑”と命名する。4月7日、日本国防大臣榊原利佳子。」
戦艦“扶桑”、かつて帝国海軍が保有していた戦艦が新たな船体、力を得て現代に蘇った瞬間だった。
アメリカが対空レーザーを開発中と前、新聞に載ってたので戦艦の復活も可能性としては無くはないと思います。あと、後々艦のスペックや設定ものせようと思ってます。