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東方奏霊夢 -Dream of the played soul-  作者: 柊 枯鳥
第一章 東方奏永都 -The eternal capital which the soul plays-
6/8

6/そして博麗霊夢は怒りを振るう。

 やっと投稿できた……。


 ―――毎日更新は望めませんごめんなさいですマジでハイ。












 投擲した封魔針は全部で三本。

 込められた霊力は〝人型妖怪〟の妖力を感じ取り捕捉、ホーミングを開始する―――。

 そんな感じに作成した捕捉追跡御札ホーミングアミュレットな訳だが。

 どうも咄嗟の行動だったせいか、機動性が落ちている。


 ―――霊力配分、間違えたかしら。


 機動性が落ちている理由は、恐らく込めた霊力の量からきている。

 込める量が少なければ少ないほど、スピードも落ちるし誘導性も下がるのだ。



 ……つまり、込める霊力が少なすぎたらしい。





「シャアアアアアアッ!」



 さも当然のように〝人型妖怪〟は封魔針を片腕で薙ぎ払った。

 どうやら、強度まで下がっているらしい。

 頼りの貫通力も、あんな防ぎ方をされれば意味を成さない。



「ちっ―――面倒臭いッ!」



 幻想郷創立前の時代に『弾幕勝負』は存在せず、ましてや『弾幕ごっこ』などが在るはずもない。

 過去では、起こり得る全ての異変、その解決方法は―――殺すか、殺されるかの二点のみ。


 ―――〝穢れ醜く戯けた殺伐の時代〟―――


 過去のことを私に教えたのは(ゆかり)だった。

 そして、アイツが語った全てが事実だと。この時代に来て思い知らされる。



「霊符」


「フシャァアアアアアアアアアアッ!!」



 小手調べが出来る暇なんて無い。

 最初から本気でいかなければ、手を抜いてなんかした瞬間には殺される。

 それが、この時代の常識―――。


 術符、またの名を博麗式スペルカード。

 輝きに満ち足りた御札に霊力を回し、そして。



「夢想封印ッ!」



 十八番、夢想封印を強化させて解き放った。


 スペル使用を防ごうとしていたのだろう、近距離を飛行していた〝人型妖怪〟は驚愕の表情を見せる。

 ……まさかこんな攻撃だとは思ってもみなかった、とでも?

 この時代の人間は妖怪達に襲われた時、どういった迎撃方法をしているのやら。


 いや、もしかすると迎撃すらしていないのかもしれない。



「悪いけど、そう簡単に私は命を捨てたりしないから」


「フジャァアアアアアアアアアアアアッ!!」



 怒りを咆哮として放つ〝人型妖怪〟。

 ダメージ被害を顧みずに只々一直線に向かってくるその姿は、いっそ清々しく思える。

 一発、二発、三発、四発五発六発七発―――。

 七色の弾幕は次から次へと飛んでいき、防御すら行わない〝人型妖怪〟。


 サブアタックとして仕組んだ御札、封魔針も凄まじい勢いで突き刺さっている。

 しかし、それでも止まる気はないようだ。

 耐久力が高いのか、はたまた痩せ我慢しているだけなのか……。



「ァァアアアアアアアアアアアアアッ!!」


「いい加減に、墜ちなさいッ!」



 生憎と、私は未来に向けて能力を高める必要が有るのよ。……あの龍神の言葉が本当なら、だけど。

 面倒臭いけど準備だってしないといけないだろう。



「だから―――アンタなんかに構っている暇は無いのよ!」



 怒り狂う〝人型妖怪〟と私の距離が三十センチほどとなった瞬間。

 残る霊力の半分を注いだ拳を突き出して放つは―――博麗体術・基礎之弐《霊撃》。


 拳、いや霊力の塊とも言うべき存在が〝人型妖怪〟の中腹辺りに刺さり―――、



「シャ―――」


消し飛べ(・・・・)



 直後、強烈な打撃音と爆発音が森に響いた。









 久々なので、少しグダグダ……。



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