妹の残骸【超短編3×100参加作品】
男が部屋を開けると、見るも無残な光景が広がっていた。
「これは……ひどいな」
テーブルの上、敷かれたカーペットの上。あらゆるところに切り取られた妹の体の一部が散乱していた。
男は思わず嗚咽する。たまらない異臭。思わず鼻をつまむ。
小さい頃はお兄ちゃん、お兄ちゃんと懐いていたが、最近ではあまり近寄らない。
もう妹は小学生も高学年になるし、あんまり一緒にいることもないか。
男ももう高校生。妹を相手にする歳でもないのだが、さすがにこの妹の姿には唖然とした。
ふと、ドアが開いて少女が入ってきた。
「お兄ちゃん、何やってるの?」
入ってきた少女に、男は言った。
「妹よ、部屋で爪やら髪やら切るのはいいが、ちゃんと掃除しろ!」
うーん、なんだかありきたりな気がするんですよ。
タイトルだけで行くとこうなるのか、という感じですねぇ。