決戦4
希side
「私はね、いたぶるような趣味はないの。だから一瞬、一撃で終わらせてあげる」
「我ら!」
「三人を相手に!」
「たった一撃での勝利など!」
「「「不可能だ!!!」」」
「面倒だから一人で話しな『ガゴンッ』さいよ?何今の音…七星がやらかした音かな?」
「ま、いいや。さよなら」
言った瞬間、尋常ではない光が、フラッシュが焚かれる要に一瞬光る。
「「「ぶるぅぁぁぁぁぁっっっ!!!!!」」」
その一瞬に目を閉じることができなかったウィンストンの面々は目を押さえ蹲る。
失明したかもしれないウィンストンの面々を見ながら光弓を構え
「本当に、さよなら」
そう呟いた。
数十秒後、床に三つの筋肉達磨が転がっていた。
「さて、じゃ響と合流したら七星が出てくるのを待とうかな」
こうして響、希は死亡フラグを叩き折って勝利を収めた
side out
†
「ふ・・・」
ガチリ
明らかに不穏な音がする
ヒュンッ!
「っ!矢!?それでも!」
空を断つ音を聞き飛来してくるものが矢であることを知る
その矢はフィリップ・モリスの真後ろの壁に横一文字で入ったスリットから射出されていた。
横には避けられない・・・なら!!
瞬間足の裏、スニーカーの底で爆発が起きる。
速く、高く煙が跳ぶ
「上ならどうだ!」
「あ」
ガゴンッ!
「ぐへぇぁっ!」
「天井は低いんだ(笑)」
ドサッ!
「がはっ!」
天井に頭をぶつけた
「ちく・・・しょぉ・・・・・・っ」
不注意での自爆とかかっこわりぃ・・・
そんなことを思いつつ煙は意識を手放した・・・・・・




