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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

鬼遊戯

作者: 千鈴

鬼さんコチラ 手の鳴るほうヘ

鬼さん来タヨ 手の鳴るほうニ

  貴方が呼ンダンデショウ?

 「          」 


鬼さんは可愛い仔供を食べるんだ。

美味しい美味しいって食べるんだ。

頭のてっぺんにかぶりついて、骨までバリバリって。

お手手は指をしゃぶって、お目目は一番最後に飲み込むんだ。

髪の毛は栄養たっぷりのサラダなんだって。

そしたら、誰も鬼さんに近づかなくなったんだ。

それどころか、鬼さんおびき出して殺そうとしたんだ。

仔供達はその様子を見て、覚えて新しい遊びにしちゃった。

でも、仔供は鬼さん倒せない。殺せなかった。

仔供は一人一人減ってゆく。

だから、決めたんだ。

10秒経ってから鬼さんは来るんだ。

鬼さんから逃げれれば勝ち。

掴まったら負け。

食べられちゃうよ。

鬼さんと遊びたい仔、ここまでおいで。

鬼さんと遊びたい奴、この指とまれ。

掴まったら負けよ。

食べられちゃうよ。

食べられたくなかったらお逃げ。

鬼さんからお逃げなさい。

掴まるなよ、食べられるよ。

お逃げなさい、お逃げなさい。



鬼さんコチラ 手の鳴るほうヘ

鬼さん来タヨ 手の鳴るほうニ

  貴方が呼ンダンデショウ?

 「君ノオ味ハイカガカナ」


どうも、千鈴です。


さてさて、

貴方様は

無事に

逃げ切る事が

できましたでしょうか?

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