1話 入学式(1)
今日から俺近藤晴は平賀高校に入学することになりました。
この学校に入学した理由は勉強がめんどくさかったので適当に入れる所がここだけだった。
偏差値もそこそこなので少し気に入ってる
「えーと僕のクラスはっと、僕は2組か」
「ハルお前何組だった」
「僕は2組だよ。りょうは?」
「俺は3組 違うクラスかよ」
「中学はずっと同じクラスだったのにね」
こいつは中学からの表面上の友達の栗橋亮である。同じ高校に行くと聞いて仲良くしてる。
なぜ表面上かって言うとどうせ大人になったら疎遠になるに決まってるからだ。だからそういう風に思ってる。
「なんだ 俺と離れて寂しくないのか」
「まぁ…別に」
「酷いなおい」
「はは 別に離れてもどうせ話すだろ」
「まぁそうだな」
「じゃまた後でな」
「おうまたな」
こうして俺と亮は自分のクラスに向かった。
「ここが僕のクラスか」
(第一印象が大切だからな、とりあえず周りの様子を見ながら挨拶するか)
教室に入って、自分の席は黒板に貼られていた。
(俺の席は窓際か、まぁまぁいい席だな)
席に座ると隣の女性が座っていた。
(これから同じクラスになるし、挨拶はしとくか)
「初めまして、僕の名前は近藤晴です。これから一年よろしくね」
そしてその女性がこちらに向け、話してきたのは、
「ハル君、嘘くさいね」
「…はっ?」
これが俺と田中恋との出会いだった。