君の好き
特になし、死にたい
大概の男子高校生の口癖は「だるい」「ねむい」「暇」だと私は思う。しかし、実際心の内は「ヤりたい」だけだと偏見ながら考えている。悪いことは言わないから、その内面を隠せばその夢まがいの想像が叶うのでは…。そんなことを考えながら、チラチラと私と私のスカートの境界を眺めている男子高校生諸君を睨み付ける。恥ずかしそうに去っていくのを見送り、恥ずかしいのはこっちなんだけどなぁ…と呆れる。ここまででドキっと来た人は経験あるのだろう。
彼女頑張って作って盛れよ。私で君の腐った煩悩を満足させようとするんじゃない。やっぱりだめだ。最近ずっとイライラしている、とっくに反抗期適齢期は終わってるはずなのに。高校生、いわゆるjkとかいう憧れっぽい年代にまで来たはいいが、憧れってそれを手にいれたらなくなるんだよ。君は知ってるかい?前の彼氏の決め台詞が決まった。どうでもいいが。私に恋する男の人って例外なく自己中でして、自分が好きなものは私も好きだと思っているんですね。いや、おかしいだろ、逆の立場になって考えろとか、小学生みたいなこと言われないと分からないのかよ。またイラついてる。もうだるいだめだ。ここで終わる。
特になし、死にたい