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×××…回目後の変化



そこは何もない真っ白な世界


「やあ少年、またダメだったようだな。」


「うるさい、次だ。さっさと準備しろ。」


「相変わらずの態度だな。少しぐらい俺を敬っても良いんじゃないか?」


「はっ 俺がお前を敬う?想像してみろ気色悪い。」


「確かに… って話が脱線した。そろそろ本題に入るぞ。」


…彼が言うには、何回も時間を繰り返し過ぎて歪みが生じているらしい。そこで少々世界に手を加えてみようという事になったという。それで本題というのは手を加えた後の世界についての説明らしい。


「簡単に言うと魔王と勇者が出て来たんだよ。まぁ魔王が出て来たから必然的に勇者も出て来たわけだが。後異世界から聖女を召喚する事になってる。物語だけだった話が現実になったと言う事だ。お前も無かったか?あったはずの出来事が無かったとか、無かったはずの出来事があったとか。そういう多少の変化や違和感。」


「確かにそんな事は多々あったが…。それを態々説明するという事は彼女に関係があるという事なのか?」


「おっ 勘が鋭いな。お察しの道理だ。話は終わりだ、せいぜい足掻きな。」


そういうと彼は姿を消しアディスの意識は途切れた。



アディス!


沈んでいく意識の中彼女が笑って俺を呼ぶ声が聞こえたような気がした。





…今度こそ、絶対に


俺の命に代えても彼女を…

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