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プロローグ

その結末は繰り返される


小さな変化とともに


“一人の少女を救うため”


それだけのために只々繰り返されていく物語


少年は繰り返される時の中で一つまた一つと罪を重ねる


彼にとってただ一つの希望を取り戻すために


今日もまた 屍の上に立つ





ザァァァ… 雨が降っている

大雨の中一人の少年はその腕に少女を抱えていた。

少女は真っ赤な血に濡れていた。その顔は何処か安心したような、悲しそうな顔をして眠っていた。彼女はもう息をしていない。たった今息を引き取ったのだ。


「あぁ また駄目だった…。」


そう少年は言った。そこに…


「まぁた失敗したのか?お前も飽きないなぁ… 何回目って… ククッ 聞いても意味ないか。どうせまたやるんだろ?」


どこからともなく現れた真っ白い純白の目をした青年が言った。


「当たり前だ… 今度こそ絶対に…。」


「お前のその執念にはホンット尊敬の念を抱くよ。その執念だけでいえば神々にも負けないくらいだ。俺はその執念に興味があってお前にその力を与えたんだからそれくらいなくちゃ困るがな。んで今回もいつもの通りでいいんだな?」


「あぁ 頼む。」


「りょーかい。」


そう言って青年は陣を展開し…







「オーイ ボーっとしてどうしたの?アディス。」


「いや 何でもないよ。アリシア、口の端にクリームついてる。」




そうしてまた繰り返す。

これは一人の少女と罪を重ねる少年の物語。

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