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五話

今回はこれで最後です!

羞恥心に勝つぞ!



「アイテムボックス!」



冷静に考えてみてよ、いくら森にいるとはいえ外でしかも一人なのに「アイテムボックス!」って叫ぶなんてさ、おかしい人だよね!


黒歴史が蘇りそうだからここはスルースキル先輩に頑張ってもらおう!



「ピロン…アイテムボックスを習得しました」



できちゃったよ!


ステータスを呼び出して、新しく追加された場所を探す。


固有スキルのところに「アイテムボックス」と追加されているのを発見!


「アイテムボックス」を見たけど詳細は書かれていないっぽい

鑑定を使ったら見れるかもしれない


よし、使うぞ!と思ったら、違和感に気づいた


タップできるみたいな感じになっている。インターネットとかによく出てくる「検索」ボタンっていえばわかりやすいかな?

タップしてみると、フォルダのような画面がでてきて題名のところには、アイテムと書かれている以外は特に何もない。新しいフォルダを作成できるようだけど、それだけみたい。


ん~、普通異世界の定番だと収納したいなぁって思うと収納するんだけどなぁ・・・


そんなことを考えていたからいけなかったのか、オークの死体が突然消えた。

少しパニックになったが冷静に考えていると、アイテム欄に「オークの死体×1」が追加されているのに気が付いた。


まさか・・・ね



ここで実験してみる


小石を手に持って収納したいと思うと、小石が溶けるようになくなっていった。

完全になくなったのを確認してからアイテム欄を覗くと、アイテム欄に「小石×1」が追加されている。


今度は、小石を手に出したいなあと思うと今度は手に小石が出てきた。


その小石をその場に置き、一メートルくらい離れてみる。

さっきと同じように、収納したいと思う。


アイテムボックスを開くと、さっきと同じように収納されていた。


「収納」と頭の中で唱えてもいけるんじゃない?


思い立ったら行動しなければ!

小石を取り出して、頭の中で収納と唱えるとアイテムボックスに収納された。

このことから、「収納」と頭の中で唱えるとアイテム欄にさっきと同じように追加されることがわかった。


色々な条件を付けて、細かく調べていく。

いざというときに、役立ちそうなことを知っておかないとね


結果としてアイテムボックスは、自分を中心として三メートル以内の範囲で出し入れできる。


手に触れていなくても、目で収納したいものが分かれば収納できるようだ。

アイテムボックスを見なくても、出したいものが分かっていれば出せる。出す場合は、出す場所を決めないといけない。

出す範囲は、自分から半径一メートルくらいのようだ。

もちろん、生き物は無理なようだった。死体とかだけだね。よかったよ・・・

生きている動物とか入ったら逆に怖いからね


実験はこのくらいにしておこうかな。



次回は、やっと行動開始ですよ!


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