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292話 無自覚な白姫令嬢

更新、お待たせしました!

2020年もどうかよろしくお願い致します!


 窓から差し込む夏の日差しを受け、白磁(はくじ)に輝くのは足元から伸びるリノリウム。その眩しい道筋は、どこまでも続くかと錯覚する程に長く、自分が学校の廊下を歩いていると忘れてしまいそうになる。

 通りすがる生徒たちは俺やリリィさん、そして(こと)ちゃんをチラリと見ては静かに視線を逸らしてゆく。


「やっぱり、タロさんの美しさは人の目を惹きつけますわね」

「訊太郎くんはかっこいいのです。目立って当然です」


 彼女たちがくれた賛美に俺は即答する。


「あ、いや……2人が可愛いからじゃないかな?」

 

「そ、そんなっ、(わたくし)なんて!」

「えへへー」


 2人して頬を赤らめるものだから、俺も恥ずかしくなってしまう。

 そんな他愛のない会話を続けながら、2人はゆっくりと『日本皇立学園』を案内してくれた。



「そろそろか。2人とも丁寧に案内してくれてありがとう」


 いよいよ始業の時間が迫って来たので、俺1人で職員室へ向かうと伝える。


「いえいえ、タロさん。では教室で(・・・)お待ちしていますわね」

 

 リリィさんが教室という部分を強調すれば、琴ちゃんの顔が途端に曇る。

 琴ちゃんとは学年も違うが、実は所属する学科も違う。琴ちゃんは『普通科』で、俺とリリィさんは『国際科』なのだ。

 先日、リリィさんがうちに訪問した時に説明してくれた通り、『国際科』であれば『ゲームの影響によって変わってしまった世界を一早く認知しやすい』という理由で決定したのだ。



「むぅ……訊太郎くんは休み時間になったら、わたしと学食に行くのです。約束ですよ?」

「そういう事でしたら、(わたくし)もご一緒しましょう」


「リリィ殿下は教室でも訊太郎くんと一緒ですから、もう十分です」

「2人とも仲良く、お願い」


 何度目かになる2人の仲裁をこなした俺は、しばしの別れを告げる。そうして自分のクラス担任となる先生に挨拶をするべく、足早に職員室へと入室した。



「あの、中等部2年国際科『S』クラスの担任教諭はどちらにいらっしゃいますか?」


 俺の呼びかけに、禿頭の教諭が腰かけている座椅子をクルッと回転させてこちらへと目を向ける。


「あぁ、……ってキミは、皇太子殿下の婚約者(フィアンセ)様じゃないか!?」


 その発言から察する。

 あぁ、やっぱり俺は認知されているのだなと……。

 特級のVIP生徒に対応しなくては、という思いが硬い動きとなって表に現れていた。


 彼はすぐに立ち上がりいそいそとお辞儀をしてから、ごますり笑顔連発で俺のクラス担任を紹介してくれる。

 3人(・・)の先生たちは禿頭の教諭と違い、媚びた笑顔ではなく清々しく挨拶をしてくれたので嬉しかった。


「仏訊太郎さん、よろしくね」

「うん、聞いていた通りの美貌ね。仏訊太郎さん、素直に驚いたわ」

「じゃあ仏訊太郎さん、ボク達に付いて来てくれるかい? そろそろ教室へ行こうか」


 教師陣は一様に『神宮』を付けずに俺の名を呼ぶ。それは生徒間への特別扱いを、なるべくなくそうという計らいからくるものだ。


 実はこの学校、教師陣のシステムがすごい。


 担任教師が1クラスにつき、5人いるのだ。もちろん一切のクラス担任重複もない。

 そもそも『30人以上の生徒を指導するのに教師1人ではカバーしきれない』という考えが『日本皇立学園』には根底から存在する。たった1人の教師が、生徒1人1人の状態を把握しきれないのはもちろん、教師の過労により精神的に不安定になってしまえば、生徒を導くどころの話ではない。

 だから5人の担任がつき、常時3人が出勤しているというモデルだそうだ。

 つまり今日は2人の担任教師が休日を満喫中であり、各教師は週休3~4日らしい。


 さすがは現実改変された、『天下の日本』。

 労働環境が超ホワイトだ。


 もちろん科目別に担当教師は分かれているわけで、全て合算すると1クラスに40人以上の教師が関わっている。

 各科目を担当する教師も必ず3人体制で授業を行うのだとか。中心となる教師1人が教鞭を取り、後の2人は補助や抗弁、生徒への指導ケアへと奔走する。

 仕事も効率良く分担しているのだろう。


 このような制度であれば、教師に心の余裕がずいぶんとできる。空いた時間で、たっぷりと生徒1人1人に合った追加の学術指導や進路相談が可能なのだ。



「じゃあ、仏さんはボクと廊下で待とう。鬼瓦(おにがわら)教諭と蝋燭山(ろうそくやま)教諭が転入生の紹介をしたところで、一緒に教室へ入ろうか」


 剣導先生が俺にそう言えば、いよいよ教室へ入るのかと意識してしまい身体が緊張で強張る。


「――――であるから、転入生の仏訊太郎さんだ」

「どうぞ、入ってくるのよ」


 教室の扉越しから聞こえた声に従い、俺は教室へと一歩踏み込む。

 クラスメイトの全員が俺に注目しているのをヒシヒシと感じる。うわ、やっぱりケンカを売ってきた九城(くじょう)神宮九重(ここのえ)もいるのか……そして、あー。


 俺は目が冴えるような炎髪の持ち主がこちらを見ているのを察知してゲンナリする。男であれば誰もが嫉妬してしまうようなイケメンが、その眼をキラキラさせながら笑顔で手を振っていた。


 それはそうだよなぁ、成績優秀者が集まる【S】クラスに国の代表がいないわけないもんなぁ。

 イグナル・トールン・フィア・イグニス皇太子殿下。

 クラスメイトに一応の婚約者がいる事実に、沈みそうになる気分を隠しながら壇上に立つ。



「みなさん、初めまして。仏訊太郎と申します」

 

 改めて教室内を見回せば、左奥の席でリリィさんが静かに微笑んでいるのが目に入る。

 あの辺の席がいいなぁーなんて思いながら挨拶を続ける。


「今日から同じクラスメイトとしてよろしくお願いいたします」


 ぺこりとお辞儀をし、社交辞令用の笑顔を忘れない。


「……美しい……」


 皇太子殿下の呟きの他、「彼女は将来有望すぎる」「殿下のご慧眼、感服いたします……」「白美姫令嬢」などとほんの少しだけ男性陣がざわめいた。

 女性陣もぽわーっと見つめてくる人達が多い。しかし、一部の女子はしばらくしてからハッと我に返り、チラリと九城九重の方へ視線を向けて俯く。


 ふーむ、このクラス内で九城の取り巻きらしき存在は5人か。さっき見かけた白鳳さんはいるけど、他4人はさっきのメンバーにはいなかった。他クラスにも取り巻きが存在するとなると、九城九重はけっこうな人脈を持っているらしい。


「じゃあみんな、仏訊太郎さんをよろしくな~」


 クラス内の浮ついた空気を終息させたのは鬼瓦(おにがわら)先生だ。


「さっそくだけど、仏訊太郎さんの席は――」


 一瞬だけ、皇太子殿下の隣になるのではと嫌な予感がするも、それは杞憂に終わった。



「仏訊太郎さんと同じ年頃で……うん。近衛(このえ)彩閣(さいかく)、キミの隣にしよう」


 近衛……聞き覚えのある名字……あぁ、近衛は日本名家の一つか。



「同じ飛び級者でもあるのだから、しばらくは面倒を見てやれよ近衛」


 そう鬼瓦先生に言われた近衛くんだが、肝心の彼は俺の方すら見ずに何かの教材を黙々と眺めていた。どうやら俺の自己紹介と先生の言葉すら聞こえてないほどの、すさまじい集中力を発揮しているようだ。


 小学校4年生ぐらいの男の子が夢中になって教材にかじりついている光景は、どこか可愛らしくも思える。また、中学二年生に混じって対等にこの場に居続けられるのは、彼がすごい努力家なのだろうなと感心してしまう。

 だから俺は彼に敬意を表し、なるべく感じの良い態度で挨拶しようと決める。


「あの、お勉強中に申し訳ないのですが……ご挨拶をしてもよろしいですか?」


 彼の隣へ移動し、着席する前に断わりを入れる。

 すると近衛君はようやく俺の方へと視線を向けた。


「今日からキミの隣で学ばせていただく、仏神宮訊太郎と申します。よろしくお願いします」


 無難な挨拶をしたつもりだったのだけど、なぜか近衛くんの顔が凍りついてしまう。



「えっ……ほんとに…………天使みたいな顔……? テレビのは加工じゃ、ない……?」


 何やらすごく動揺しているようだ。後半は何を言ってるか聞き取れなかったけど、『顔が、加工』どうのという単語だけは耳に入った。

 近衛くんはそれから俺を見つめたまま、あわあわと口を動かしたり、頬が紅潮したと思えばすぐに顔色が悪くなったりと忙しい。



「あ、あの……大丈夫ですか?」

「べ、べ、べ、別に……?」


 ボソリと投げやりに呟く近衛くん。

 うわぁ。感じ悪いなぁ。


「よろしくお願いします?」


「ちっ……よ、よろしく……」



 うわぁ。舌打ちされちゃった。

 でも怒るとか、そういった感情は沸かないなぁ。きっと小学生1人が中学2年のクラスにいるのって、気を張るだろうし、ツンケンしちゃうのがデフォなのかも?

 それもそうだよな。1人で心細く、寂しいんじゃないか? 同年代は駆け回って遊んでるのに、自分だけ勉強勉強勉強って……そりゃあ心もすさんじゃうってもんだ。


 そして俺は実質、中身は高校一年だし。

 俺が飛び級扱いなんてズルみたいなものだ。

 すごい年下の小学生男子相手に気を悪くする要素が一つもない……ならここは、男の先輩らしく懐深くいかないと!


 さらに言えば、彼は優秀だろうから将来の敵には回したくない。

 多少感じ悪くされても、愛想笑いで対応だ。



「ク、クソッ。こ、こ、こっち見るなッ……」


 近衛くんは俺の愛想笑いを見て、さらに機嫌を悪くしてしまったようだ。

 耳が真っ赤になるほど憤慨してらっしゃる。


 あらら、賢い子だから俺の邪悪な内面を察したのかもしれない。子供ほど純粋に人の感情を機敏に読み取るってケースもあるしな。


 なら余計な気を遣うよりも、この子には本音で相手した方がいいのかもしれない。

 まぁ俺もそっちの方が楽だしな。



「ごめんって近衛くん。最初だから畏まっちゃったけど、俺ってけっこうテキトーな奴だからさ!」


 そして小学生男子特有の絡み方なら、俺の得意分野だ。

 なにせ男として、その道を歩いて来た先輩だからな!


「迷惑かけないようにするけど、万が一にもかけちゃったら、よろしくな!」


 ポンっと近衛くんの肩を軽くたたき、ニカッと笑う。

 そう、これこそ俺の飾らない本性。


「お互い、助け合える仲になれたらいいと思ってる!」


 さぁ、あとは強引に肩でも組めば、もう空気はマブダチ色に染まるぜ。

 もちろん賄賂の飴玉もサッと彼の机に数個置いておく。さぁさぁ、先生に見つかる前に早く隠せよ?


 このグレープ味は俺が小学生の頃から密かに愛用している逸品物だぞ? 148円で15個しか入ってないうち、4つもキミに分けたんだ。俺の友情っぷりが窺えるだろ?



「うぇぁっ!?」


 しかし、俺が近衛くんの肩を組むと動揺の声を上げるだけだった。

 どうした、肩を組み返してこないのか……?


 仕方ないな。飴で満足できないなら、あとでグミでもやろうか?

 俺が『おまえ、悪い奴だな~』って思いを込めながら笑顔を送ると、彼はさらに視線を逸らしてしまう。そして俺がいくら待っても、肩を組み返さず……縮こまって下を向くばかりだった。


 そうこうしているうちに授業が始まってしまったので、仕方なく彼から離れた。

 むろん、俺は1人寂しく教材を広げた。





『日本皇立学園』での初日は皇太子殿下を避けてやり過ごす事で終わった。もちろん休み時間になれば、あちらから声をかけてくるので、最低限の会話をした後はすぐにリリィさんの元へ行く流れがパターン化された。

 リリィさんも王族であり、しかも女性なので、俺が彼女と一緒にいたとしても皇太子殿下勢が文句を言える隙はない。



 帰宅して改めて感じた事は――

 思っていたよりも『日本皇立学園』の学園生活は悪くなかった。何より授業が楽しいのだ。


 今までの勉強と言えば単語や公式、理屈を詰め込んで終わり。しかしここでは蓄えた知識をどう応用し、どのように扱うかなど、過去の事例と現在の状況をトレースしてどう解決するか、と言ったお題をグループで話し合って最善の答えを導き出す作業なんかはすごく楽しかった。


 リリィさんに言われた通り『国際科』に入って良かったと感じている。一刻一刻と世界が変革されていく状況で、情勢が素早くわかるのは強い。そしてすごく興味深い分野だった。


 事前に家で予備知識を叩き込んだつもりだったけど、世界史や国際政治、国際経済に関する知識が俺の持つ一般常識とだいぶかけ離れていたので面白過ぎた。

 他の学科の講義もぜひ受講したい。特に気になったのは『国家神道』、『大航海時代に暗躍する妖精』という2コマだ。


「ふぅ……予習、復習完了っと」


 帰宅してから速攻、勉学に励むなんて。

 ちょっと前までの俺には考えらないほどのイイ子ちゃんっぷりだ。


 やっぱり授業が楽しいと、こうも勉強に対するモチベーションが変わるのだな、と実感する。

 まぁ、勉学に力を入れる理由はそれだけではないのだ。やるべき事を素早く終えれば、時間的に余裕ができる。そうすればクラン・クランでガッツリ遊べるから。



 ……あいつらだってインしてるかもだし。


 親友たちと会える、そんな期待を込めながら俺はゲームの世界へとダイブ。


 前回ログアウトした『ネコの街ニャルンテ』の宿屋からのスタート。緑豊かで、牧歌的な田園風景が広がるこの街は、すっかり俺の癒しスポットとなっている。

 しばらく石垣でのんびりと日向ぼっこしてる猫ちゃんたちを眺め、それからフレンドリストを確認する。


「なんだよ……インしてないのか……」


 晃夜(こうや)夕輝(ゆうき)もログアウト状態だ。

 落ち込む自分をごまかすように『領地経営に精を出すか』と気持ちを切り替える。そんな折、フレンドからメッセージが届いたので、少しだけ気分が和らいだ。


『天使ちゅわ~ん! ニャルンテにいるのぉん?』

『やぁジョージ。そうだよ』


『あらあらぁん、じゃあ、あちきとイベント【白黒(びゃっこく)の肉球と隠れ城】を楽しんじゃうかしら?』

『そんなイベントが発生してたの?』


『そうねぇん。最近、各街にいる猫ちゃんたちの気性が妙に荒々しくなっててねぇん?』

『ほぉー』



『どうやら、【白雷に鳴く冠猫(かんむりねこ)】と【黒雲にひそむ冠猫(かんむりねこ)】が衝突してるらしいのよぉん』


『なにそれ、面白そう』


『でもこれ、スキル【寝子(ねこ)飼い】を持ってる傭兵(プレイヤー)じゃないと報酬が意味のない物でねぇん? どうやら猫用の高級エサらしいのよ』


 スキル【寝子飼い】。たしか最近発見されたスキルで、猫と仲良くなれる猫育成要素満載のスキルだ。エサを与えて絆を深め、猫のレベルが上がれば『猫又』とか『化け猫』になって、すごく微力だけど戦闘を手助けしてくれるんだっけか。

 ごく一部の傭兵(プレイヤー)たちはこのスキルに夢中になってるらしいけど、大半の傭兵(プレイヤー)はスルーしてるっぽい。エサ代が馬鹿にならないので、コスパが非常に悪いのだとか。しかも猫と会話ができるわけではなく、はっきりとした意志疎通もできない。


 それでも猫と仲良くなれるのは間違いないので、俺からすればとても魅力的なスキルだ。



『俺、持ってないな。【寝子飼い】スキル』


『そうよねぇん。あちきもなの。でも面白そうだから取りに行っちゃうん?』


『いいね!』


 こうしてジョージと【猫の街ニャルンテ】で合流。

 スキル【寝子飼い】は各街にいる猫にエサを何回かあげると習得するらしく、それならより多くの猫がいるニャルンテは効率がいいというわけで来てもらった。



「それでさ、ジョージ……」

「うんうぅん♪」


 俺はジョージに愚痴ならぬ、不満を吐き出しながら歩く。

 猫を探してはエサをあげるのを繰り返すも、未だスキル【寝子(ねこ)飼い】は習得ならず。


「2人は『傍にいてみせる』とか『会いに行くよ』って言ってたのに……あいつらと全然、絡めてないんだ……」


「ログインもしてないのぉん?」


 晃夜と夕輝の話に、ジョージは神妙な顔をして聞き手になってくれる。


「そうみたい……」


「……天使ちゅわん♪ そんな寂しげな顔をしなさんなって☆」


 ジョージは俺を元気づけるように両目閉じウィンクをかましてくる。


「べ、別に俺は落ち込んでなんかいないからッ……」

「楽しみだったら他にもあるわよぉん?」


 む。確かに、今はクラン・クランを楽しむべきだよな。



「明日は、あちきの出勤日(・・・・・・・)だからねぇん♪」




 ん?

 ジョージのお仕事と、俺に何の関係が……?



:スキル【寝子飼い】を習得しました:


 あっ、【寝子飼い】習得した!

 ちょっとした疑問も喜びによってすぐに霧散してしまう。


「ジョージ! 習得したよ!」

「あらぁん、あちきの方もよぉん!」


 やわらかな日差しが降り注ぐなか、俺とジョージの歓喜の声が響く。


「やったね!」

「嬉しいわねぇン♪」


 ジョージは、俺を見守るように優しく笑ったのだった。




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― 新着の感想 ―
[良い点] ジョージさんの安心感半端ねぇw
[良い点] ジョージさすが [気になる点] ジョージお前… [一言] ジョージの素顔気になる!
[一言] まさかジョージが先生だったとは・・・。
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