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262話 神獣を宿す錬金術士

本当に、本当に、ながらくお待たせしました!

ウェブ活再開です!


 風を切って走れ――

 例え月の魔瘴(ましょう)(おぼ)れ、狂気にあふれた運命であろうと。

 安らぎに満ちた明日が我らに見えなくとも。

 鋭い爪で切り開け。誇る牙で噛みちぎれ。

 我らを導く銀光(あるじ)に、己が呪われし魂を委ねるのだ。



 エクストラスキル【群れの長】によって習得したアビリティ『群れの声』から、一緒に疾駆する【月華の人狼(ウルク・ライカン)】たちの心象が頭の中に響いてくる。


 彼らはただの人間だったが、ある日を境に月光を浴びると理性を失う化け物に変貌した。環境も人生も全てが変わり、狂っただろう。失ったものも多いはずだ。

 そんな彼らに安住の地を……俺の領地に住まわせてやると、新たなる力を与えると、その条件下で彼らの武力を俺に差し出せと従えた。だが、それだけでは人狼(ライカン)を、彼らを率いる資格はない。


 だから、せめて群れの長としての雄姿を見せつけるためにも先頭を駆ける必要があるのだ。


「俺に、ついてこい――」

「「「グルッ」」」


 スキル【群れの長】は、10匹以上の人狼(ライカン)たちが俺の傘下に加わった時点で習得したものでかなり便利だ。

 難点といえば人狼(ライカン)たちとチャンネルをリンクしっぱなしだと、色々な思念が入って来るので、そちらに意識を引っ張られがちになる。

 そこはオン・オフの切り替えが大事になるだろう。


 さてさて、先程使用したアビリティ『警告のうなり声(ウォーリング)』。これは指定したエリアにいる傭兵(プレイヤー)やNPCに人数制限なしで思念送信ができるもので、警告や時間稼ぎ、交渉などに向いている。

 こちらの難点は全MPの消費なので、俺は走りながら【森のおクスリ】をゴクゴクと飲む。


 どうして、わざわざ『警告のうなり声(ウォーリング)』を使用したかといえば、敵の意識を俺達に集中させるためだ。そうすれば準備しておいた奇襲も上手くいくと計算していた。



「……目指すはただ一点のみ」


 姉が踏みつけられ、今にもキルされようとされている戦場の最奥。そこまでの道のりは無数の傭兵(プレイヤー)たちが立ちはだかり、俺達を待ちうけている。

 あらかじめ配置しておいた配下の【冷血なる人狼(リカント・ライカン)】たちによる、初手の奇襲は見事に成功したものの……あの場を混乱に陥れることはできても、決定打にはなりえない。今はこちらの方が優勢に見えてはいても、それは一時のことに限る。傭兵(プレイヤー)たちは各個で冷静に撃退行動にでていて、数の利があちらにある以上、地力で負けているこちらの敗北は必至。


 だから、最初から全開でいかせてもらう。



「魔導錬金――『戯れたる塵化(ローヴァイズ)』――」


 左手で希少化(レアリティ)済みの化石を砕く。いや、細分化し、遺伝子構造を具現化した螺旋状の粒子の渦が俺の手のひらで舞う。

 そしてジャラリと、右手にはリッチー師匠の宝庫に鎮座されていた黄金の懐中時計を握る。


「魔導錬金――『古代遺物の解明者』、読み解け(プロメア)


【失落世代の懐中時計】はみるみるうちに化石の情報を吸収し、それらを使用者である俺の魂に、身体に刻み込んでいく。


 俺が一番最初に選んだ化石は――

 自らの身体に融合すると選んだ化石は――



「ウォォォォォォォオオオオオンッッ!」


 ビリビリと周囲を痺らせる大音声。この場のどの人狼(ライカン)よりも猛る情念と、圧倒的な咆哮が自分の口から飛び出る。

 そう、俺が選んだのは『歯車の古巣(ハロルド・ギア)』で手に入れた『太古の賢狼(ダイア・ウルフ)【化石】【両手足】』だ。説明文によれば4メートルを超える巨躯を持ち、その賢さと連携によって生態系の頂点に近い種族だったようだが……。



:【時計の記憶】に『太古の賢狼(ダイア・ウルフ)【両手足】』が記録されました:

:ステータス 力+700 素早さ+600  四肢部位のみ防御+400 (知力ボーナスB):

:融合可能時間は1分です:

:再度『太古の賢狼(ダイア・ウルフ)』の生物データによる融合化するには3時間が必要となります:


 そんなログを認知しつつも、しっかりと変化した自分の四肢を見つめる。

 大きさに変化は……ない。が、漆黒のモフモフ、こほん。上品な黒毛に腕や脚が包まれ、手足の先端には鋭い爪が生えていた。



「おにいちゃんが……(けも)()?」


 ……ミシェルの声は俺の耳に届かない。うん、聞こえない。

 ……さて、気を取り直して!


 そう、これが! この形態こそが、あの死の王であるリッチーと融合を果たした、モンスターとの融合を一生のテーマにしていた偉大なる師匠より受け継いだ錬金術の集大成なのだ!



「先に行くぞ。お前たち、俺の大事な妹を頼んだ」


 傍を並走していた『月華の人狼(ウルク・ライカン)』たちに語りかければ、畏敬の眼差しで以って頷かれた。やはり同じ狼同士、俺が取り込んだ賢狼の強大な臭いを感じ取ったのかもしれない。


「グルルゥ、御意だ」

「グルッ、(しゅ)の厚き信頼に応える」

「グルルウ、主に後れを取るな」


 なんて忠誠心に熱い発言をする人狼もいるものだから、俺もつい答えてしまう。


「追いついてみせろよ」


 そうしてみなぎる力を爆発させるようにして、()け――――られなかった。

 大きく、大きく、スーパーマンのように6メートル以上も跳躍していたからだ。あまりにもパワフルすぎる脚力に一瞬だけ動揺するも、空中で体勢を素早く整え、建物の壁に着地。というか垂直にぶらさがっている。だって、右手による鉤爪が建物に深々と突き刺さり、根が張り巡らされるようにしてヒビが広がっているのだ。


「これが……『太古の賢狼(ダイア・ウルフ)』の力……」


 なんて感心している場合でもない。俺は即座に壁を蹴って、次の着地点へと飛翔する。

 これなら『緑と風の絶姫(ジン・レギナ)』となったフゥの力を借りずとも、長距離移動を容易に行えるな。何度か力の調整加減を試行錯誤すれば、すぐに把握。



「なにあのジャンプ力。ありえねーだろ」

「あの子は何なんだ?」

「おいっ! こっち来るぞ!?」


「なんてことだ。俺は今、理想の少女を目にしているのか。あのポフッとした両腕に可愛らしい爪。そして脚には一見してニーソのように見える黒いポワポワはモフモフである! がっ、太ももより上は純白のもちもち肌! たまらん、たまらん、死にそうだ……」


 そして飛翔し、駆けては敵陣へと着弾。

 俺という名の弾丸を前に傭兵(プレイヤー)たちの動きは、遅すぎた。


 迫りくる傭兵(プレイヤー)たちの攻撃を、初動をくぐりぬける。そして賢狼の爪を振るい、腹を裂いては次の獲物に取りかかる。

 賢狼モードは残り45秒を切っているのだ。少しでも多くの傭兵(プレイヤー)を屠り、敵の戦力を喰らい潰してやる。


 何より、早く姉のもとへと駆けつけなければ。

 俺が立体的な動きで宙を飛ぶと分かれば、敵は飛び道具や弓矢などで応戦し始める。しかし、そんなものは無意味だ。


「我が友よ、狂乱の風に踊ってみせてくれ」

「たろりん! まっかせてん!」


 アクロバティックに飛翔し、【風妖精の友訊】を発動すれば『緑と風の絶姫(ジン・レギナ)』のフゥが姿を現す。神々しい小人がまとった風のヴェールは、俺に殺到してくる全ての物理的な攻撃をほんの少しズラしてくれる。進行方向を狂わす、その風だけで十分だ。

 今の大幅に上昇した俺の身体能力であれば避けるのは容易い。


「くそッ! 動きが早過ぎて、詠唱が間に合わないッ!」


 魔法なんかに当たる程、鈍い動きはしていない。

 そうしてフゥのフォローを得て、『太古の賢狼(ダイア・ウルフ)』モードをフルに使い切っていく。

 とっさに懐中時計を一瞥すれば、秒針が11時を指していた。それが示すは、残り5秒で賢狼モードが解除される事に他ならない。ならばと、俺は幾人かの傭兵(プレイヤー)たちの腹わたを裂いた後、特に人が密集している場所の上空へと飛び出した。


 グルンッと宙空で一回転を決め、叫ぶ。



「我が友よ、凍てつく心を狂い咲かせておくれ」


 魔導石(ドール・コア)、『永劫にひしめく霜石玉髄(フロスラルダ)』を下へと掲げれば、白と青をふわりとはためかせ、氷河のようなドレスを纏った『白青の雪姫ブルーホワイト』たんが姿を現す。

 真下にいる十人以上の傭兵(プレイヤー)たちは、彼女の美しさに圧倒されたのか大口を開けて驚いている。


(あるじ)様と共ニ、美しキ花を咲かせてみせましょウ」


 ブルーホワイトたんが顕現した同じタイミングで、手足の黒い毛が消失していく。研ぎ澄まされた爪が縮み、元のちんまい爪へと戻っていく。ちょうど時間切れのようだ。

 だが、それでいい。なぜなら俺は『導き糸』を自らの掌で手繰り寄せ、ブルーホワイトたんをマリオネットよろしくに操り始める。


 狙いはブルーホワイトたんのスキル発動。

 真下へと氷を咲かせ、降らせるのだ。



『氷花』がすごいスピードで広がっていき、敵に逃げ場はない。花を象った氷がパキパキと頭から生えてくる者、肩や腕、そして腰から脚にかけて停滞と死を予兆する白青(はくせい)が容赦なく生成されてゆく。



「おねーちゃんの敵、ぜったいにパンチパンチ!」

「「「グルルルゥ!」」」


 この頃になってようやく【月華の人狼(ウルク・ライカン)】とミシェルは俺においついてきた。すぐ傍で猛攻を繰り広げているようだが、敵の数の壁は分厚くなかなかに突破口は開けない状況だ。


「フゥ、ブルーホワイトたん」

「まかせてーん♪」

「かしこまりましタ」


 俺の一言でフゥは暴風を起こし敵の動きを一瞬だけ鈍らせてくれる。ブルーホワイトたんは俺を抱っこしてミシェルたちの傍まで跳躍してくれる。

 こうして乱戦の中、合流を遂げた俺は人狼やミシェルたちに告げる。



だいたい(・・・・)わかったから(・・・・・・)。10秒だけ、俺にくれ」


「お兄ちゃん、守る! 敵にパンチパンチパンチ!」

「グルルウゥウウ、(しゅ)に攻撃させない」


 味方の防護陣がブルーホワイトたんを中心に形成されたのを確認し、俺は即座に『戦場で踊る盤上遊戯ルーディ・アテナス・ボード』を広げた。


 俺達は『警告の唸り声(ウォーリング)』でこちらの存在を相手に知らしめる前から、教会の上で敵を観察していたので、どのへんに傭兵(プレイヤー)たちが配置されているかは概ね把握はしている。けれど建物内にどれぐらいの戦力がいるかは未知数。『戦場で踊る盤上遊戯ルーディ・アテナス・ボード』で事前に知るにしても、相手がどう動くかはわからなかった。だから人狼たちに奇襲させてみて、戦況が動いたこのタイミングで一番の密集地を把握し、狙う必要があった。



「『戦場で踊る盤上遊戯ルーディ・アテナス・ボード』、決闘(デュエル)!」


【雷炎の衛士+6】の輝きが込められた【兵士(ポーン)】8体は姉の近くへ、【炎皇の騎士+3】と【雷皇の騎士+3】の輝きを込めた【騎士(ナイト)】2体は俺達の傍へと配置。


 2メートル以上の高身長を持つ【兵士(ポーン)】が忽然と、最奥部に現れたのにはさすがの敵も面を喰らっていた。そして3メートル以上の巨躯を持つ全身甲冑に身を包まれた【騎士(ナイト)】の迫力に、俺達に浴びせられていた攻撃の手が一瞬止んだ。


 そして俺は、最後の駒を盤上へと落とす。


 巨人のドーンさんに輝きを込めてもらった【戦車(ルーク)】、【太陽神の騎馬車ヘリオス・ヘリオドール+1】を最も敵が集合している、防御の厚そうな箇所へと突貫させた。




「……なに、あの子ッ!」


 銀髪を煌めかせながら、無謀にも程がある蛮行に身を委ねる美少女。

 彼女を遠目で眺めながら、酒場で見かけた時の姿とかけ離れた行いに自分の心は躍った。


「すごい、すごい……ッ!」


 自分の両手足をあんな獣みたいな形に変えて、あのスピード、あの力、圧倒的だ。

 最強である自分に近しい匂いをまき散らす傭兵(プレイヤー)に出会い、喜びに満ちる。

 あの子と戦ったら、一体どうなるのだろう。それに何か小人のようなNPCを召喚したのも気になる。

 もしかして彼女も下級召喚術とやらを体得してるのかな?

 自分の【精霊獣】召喚スキルとどれほど渡り合ってくれるのだろうか。


「……あの子だけじゃない」


 あの子を中心に全てが動き出している。

 人狼(ライカン)たちによる奇襲は傭兵(プレイヤー)たちに大きな被害を生んでいるし、唐突に現れた高身長な兵士たちは【獄戦練磨の獣王国】の子たちが対応しているけど、なかなかの強敵っぽい。



「他にも……あれは、なに……?」


 突如として現れたのが迅雷を纏った、小巨人。体長4メートルはくだらないその巨躯の持ち主は、10頭程の馬が率いる馬車に乗り、雷光と共に傭兵(プレイヤー)たちを虫けらのように蹴散らしては猛進中だ。

 あれはNPCなのかな?

 2体同時召喚なんて、下級召喚術じゃ到底無理だろうし。

 だとしたらあの子の他にも、自分と同じ召喚術が使える傭兵(プレイヤー)がいるってこと? 楽しみすぎて、嬉し過ぎて、ようやく自分と対等に戦えそうな傭兵(プレイヤー)がいるって事実に喜びを抑えきれない。



「……シンさん、あの子は……あの子たちは一体何者?」


 だから無様にも自分の白獅子(ガウくん)に抑えつけられ、地面に這いつくばるPvP最強の傭兵団長(クラマス)に尋ねてみる。


「わたしの、家族だ」

「家族……?」


 用済みのくせに……この期に及んで役に立たないシンさんに少しの苛立ちを覚える。

 期待した割には歯ごたえのなかった強さにも、残念だったっていうのに。

 せっかく自分に近い実力の傭兵(プレイヤー)が現れたのだから、少しぐらい有益な情報を吐いて欲しいものだ。


「もう、いいや……シンさん、ばいばい……」


 自分は帽子を目深にかぶり、白獅子(ガウくん)に喰らい殺せと命ずる。

 がぶりと強靭な顎が、一人の女性の胴体を砕く。緑のキルエフェクトをまき散らしながら、【狩人の(シン)】と呼ばれた傭兵(プレイヤー)の最後を眺める。


「ふぅ……早くこないかな……」


 退屈なシンさんの結末に思わずそんな溜息がこぼれてしまう。

 そんな自分の呟きに答えるかのように、轟音が鳴り響いた。

 何事かと思い、自分は白獅子(ガウくん)の背後へと隠れるように移動する。



「――おい、来てやったぞ」


 爆炎の中から姿を現したのは――


 それは自分が望んだ強者の覇気をまとった傭兵(プレイヤー)だった。あの数の傭兵(プレイヤー)たちを、いとも容易く突破してくる膂力と気概はまさに本物だ。


 それにさっきまで銀髪だったはずの彼女だけれど、今は燃える炎髪をゆらめかせていた。火の粉をまとい、頭の右部分からは鬼のような片角を生やしている。

 真っ赤な焔は右腕にも広がっていて、その手が握るは一振りの刀。



「よくも姉を、やってくれたな」


 その怒りに燃える瞳に、自分は思わずゾクゾクと震えた。

 あぁ、自分は今からこの子と死闘を繰り広げるのだと。これ以上の喜びに勝るものはない。

 久々の興奮に自分の顔に笑みが広がっていくのがわかる。


「でもキルなんて、俺の前では無意味だ。残念だったな」


 そういって、彼女は夕暮れ時の空みたいな赤い液体をふりかけた。

 血のような色がシンさんのキルエフェクトにまかれたと思えば――



「姉、大丈夫?」

「あ、あぁ……」

「15秒以内、間に合ったみたいだ」


 みるみる間にシンさんの身体が、赤い光に包まれながら修復されていく。


「太郎、これは一体……?」

「俺の作った『迷いなき救いの紅水』だよ」


 さっきキルしたはずのシンさんを簡単に復活させた……?



「おい……今の見たか!?」

「シンはレッドさんが確かにキルしてたよな!?」


傭兵(プレイヤー)の復活だなんて、ありえーねーぞ!」

「あの子……白銀の天使ちゃんだ……」

「マジかよ……」



 周囲にいた数人の傭兵(プレイヤー)たちがそんな風に騒ぎ立てたくなる気持ちがわかる。


 白銀の天使……そう、【狩人の(シン)】が庇護下に置いていると聞いた名。所詮は可愛さだけが取り柄の、男性傭兵(プレイヤー)にちやほやされる姫プ的な女傭兵(プレイヤー)なのだろうと決めつけていたけれど。


「この子が……白銀の天使……」

 

 まさか【狩人の神】に守られるのではなく、救いに来る立場だったなんて。

 しかも傭兵(プレイヤー)のキルを蘇生させるなんて聞いたこともない現象を、何でもないかのように起こすなんて……。


 本当に、本当に……彼女は救いの手を差し伸べる天使そのものなのかもしれない。



 だって、こうして退屈極まりない地獄を過ごす自分の、目の前に現れてくれたのだから。

 楽しみを持ってきてくれたのだから。





今回、タロが取り入れた化石です。


太古の賢狼(ダイア・ウルフ)【化石】【両手足】』

【賢狼の両手足。彼らは仲間意識が強く、集団性を重んじていた。全長4メートルを超える巨体でありながら、高い敏捷力を持つ。また、賢狼たちの連携力は格上の生物すらも脅威を抱き逃げ惑う。彼らは生態系の頂点に近い存在であり、『歯車の古巣(ハロルド・ギア)』にいた科学者たちは【機甲獣(ギアノス)】を作る際に、この種のデータを参考にした】



『炎帝の鬼神スルト【化石】【右腕・頭部】』

【焔ノ鬼人族の【神属性(デューク)】種。魔刀を生成する英雄剣豪であり、灼熱の業火をその身に宿す最強の武人】


久しぶりなので忘れちゃったかな><

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― 新着の感想 ―
[一言] 書籍版に載っていなかったら出版社に針千本(作中)だな……!(未確認)
[一言] 今回の2フォームのイラストがほすぃ…
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