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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

作者: クハラハク

私は愛しい彼に殺されたわ。

いいえ、殺されてあげたわ。


私は彼を愛してる。

彼も私を愛してる。


だけど、私たちは不器用なの。


自分の愛を上手く伝えられない私、

自分に対する愛を上手く受け入れられない彼。


彼は自分の愛する者を食べることで、自分への愛を感じることができるの。


だから、今、私は彼に食べられてるわ。


別におかしなことでは無いわ。

私は食べられることで彼に愛を伝えられるし、彼は私の愛を感じられる。


今、私たちはとっても幸せよ?


これからはずっと一緒。

私たちは一心同体になったの。

二人でひとつ。


誰にも邪魔はさせないわ。

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