復活
「次はどこに行こうかユキ ジャック」
「あの街に行かないか? 危険なのはわかってる
だけどさ世界を変えよう 一体なんで希少能力者を拉致してるんだか」
「あの街は古代人の復活を試みてる そのために全ての希少能力を王に授け ひとつになった能力を古代人に移植し復活を試そうとしている 形はもう取れたらしいジャックやさっきの店主は希少能力者だ
だから君達はこれから追われる身になるだろうね
希少能力は1人にしかつかない例えばジャックの霊能力はジャックにしか使えない
ただしユキの炎は他の人も持っている 」
ジャックは昔少し前にとある物をみた
それは アーサーと出会ったとき アーサーが
小さな子供に手品を見していた時だ
アーサーの目は光っていた
「アーサー、実は能力者とかないよな」
少し遅れてアーサーが言う
「あるわけないだろ」
「そっか」
「じゃあ3人の意見は同じでいいかな?」
3人は頷き
街へ向かった
街の近くには飢えた子供だらけ
「能力だけ吸い取られて外に放り出されたか」
ジャックはレスター家にいた頃
ある書物をみた ジャックの父の日記だジャックの元父ロドルは
青年時代国の戦争に無理やり使われ
ずっと空腹状態だった
餓死をした子供たちは大勢といた
この光景はその日記と瓜二つだ
「実は俺天国に行っていた」
ジャックは気を失った時魂が抜けていたから
ユキの父に天国に連れてかれていた
「君は死んだ それを受け入れることはできるか?」
白の髪に白の長い服
見た目は若い目は青だ
その男は神様だそうだ
「君のお兄さんも同じ死に方をしたなぁ そーいえば」
「兄を知っているのですか!」
「この世は次元が4つある 1つは地球 2つは君が今いた国 神国 そして 下国と上国 いわゆる天国と地獄だその4つの国の神が私だ 君の兄は憑依を使いすぎて死んだボクサーなどを憑依し通っていた学校の番長になっていただが ボクサーの魂が抜けると同時に自分の魂が抜けてしまい君のように死んだ
だが君は仲間を守るために憑依し仲間を助けた
この違い、わかるかい?」
ニコニコしながら言ってくる神はまるで
ホントの神のようだ
「欲しいものはあるかい?」
「新しい能力が欲しいです」
「そうか!今使ってない能力は〜」
神の後ろに本棚がある
その中の1冊の本を取り出し
「これをあげよう」
神の手から1つの球体が出てくる
そしてそれはゆっくりとジャックの頭に入っていった
「帰るといいさ」
「あ、ありがとうございました!」
ジャックは魂が勢いよく下に行き
体に戻って行った
「なんの能力を与えた?」全身が真っ黒なやつが
したから透き通って来た
「あぁ君か 鬼人化だよ もう俺はあの子を見ない
なんてったってあの国はあの少年によって消滅するんだからあー!ハッハッハ 鬼が解き放たれた国は
崩壊する 地球のようにね パパはあの神国を気に入っていたパパが作った最高傑作の世界だからねパパが憎いだからあの国は無くていい
僕には世界を作らせてはくれなかった
だから!最近パパが死んだから僕だけの国をつくるんだ!」
体が戻るとそこはベッドだった