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異世界を楽しんでやる

夏休み初日霊媒師の一族レスター家は別荘のモファソ村に行くことになった

飛行機で14時間

その後レンタカーを借り1時間でその村に着く予定

今年14歳のレスター家長男トナルは一体父はどうしてこんな場所に別荘を建てたのだろうかと

思いつつも厳しい父にそのような事は言えないので黙って

我慢をしていた

寝ながら時間を潰していると

気づいたら

目的地の村に着いていた

トナルが車から足を踏み出し

顔を上げると

そこには信じ難い光景があった

空にはイナズマの光がいくつもあり

説明ができないほど重い雨が降っていた

重い雨のせいで地面に這い蹲ることしかできない 空にはイナズマがとても多くある

このままだと俺は雷にうたれる

案の定うたれた


気が付くと

トナルは見知らぬベットにいた 目の前に立っていたのは

全く知らない人だ緑色の短い髪に長い耳赤い瞳に白い肌

これは、昔読んだ本にでてくるエルフと全く一緒だった

「あなたは、誰ですか」 エルフは予期せぬ答えを言ってきた

「何ふざけてるの着替えて降りてきなさい」

微笑みながら俺に言いエルフは下に行ってしまった

「着替えるも何も服はどこにあるんだよ…」

必死に服を探し着替え下に降りると 豪華な食事があった

「今日はあなたが14歳の旅立ちの日だから母さん頑張っちゃった」と言っている

エルフの発言を聞きトナルは全てを察した

それは異世界であった


次の瞬間エルフは泣き始めた

「本当は能力のないあなたを旅には行かせたくないけど

国が決めた義務だから仕方がないのよ…でもどうしても辛かったら帰ってくるのよ」

俺はあえて何も言わなかった

異世界これは楽しんでやるとトナルは思った

エルフは笑いトナルの背中を支えながら鏡の方へ連れてきた


トナルの髪の毛緑だ…そして肌も白い

瞳も赤だ

それに耳も長い

それに顔がいかつい

なんというか漢という感じがする

トナルは異世界ではエルフらしい

疑問に思いながらも

エルフはトナルの寝癖を治し始めた

治し終わったら

玄関の方へ連れてかれ

短刀を渡された

「はい、これ頑張ってね」

笑顔で渡してきた

とりあえずトナルは

「ありがとう母さん」

と言ってみた

行ってきますを言い

外に出た

外は小さい家がいくつかあり

田舎だ

すぐ奥には長い草原

とても奥には大都市が見える

見たことの無いモンスターのようなものも何匹もいる

「とりあえず狩ってみるか」

俺は走りモンスターの方へ向かい

エルフから貰った

短刀を持ち刺そうとした瞬間トナルの体は動かなくなってきた

気づけばトナルは仰向けに倒れていた

「あれ、俺死ぬのか?」

モンスターがトナルに向かって大きな口を開けて食おうとしてくる

その瞬間青髪の女が

炎をモンスターに打った

モンスターは塵となった

「あ、あり…」

トナルがお礼を言おうとすると

青髪は「馬鹿!?命が無くなるところだったわよ!勝てもしない相手に無闇に立ち向かうんじゃないわよ!」

ご最もだ

トナルは何も言わず立ち上がろうとした

「ここはチート能力が発揮される場面じゃねぇのかよ」と服を叩き奥を見ると泣いている小さな女の子と

その前に金髪のイケメンがいた興味本意でそこに向かってみると

「はーいここに捨てられた紐があります、せーの!」

と言い紐を手の中に握り

拳を開いた瞬間に紐は綺麗な薔薇に変わっていた

気づくと少女も笑顔になって金髪にお礼を良いどこかに走ってしまった

トナルは

「どうやってやったんだ?」

そう言うと金髪は

「昔からマジックが得意でね能力がない代わりにマジックだけはできるんだよ」

と言った

「君も今日が旅立ちの日?」

「あぁ」

「なら、僕達は同期って訳か僕はアーサー良ければ一緒に旅をしない?」

「ちょっと待ちなさい

敵の毒にも気づかずやられてるやつを放ってはいけないわ私も行く」と言い

「2人とも名前は?」

青髪が答える「ユキ」

トナルは現世の名前があまり好きじゃなかったから憧れていた名前を名乗った

「ジャックだ」

こうしてジャックたちは晴れて仲間になった

これは3人が初めて出会った歴史的瞬間であった


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