表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
六文銭~真田十勇士~  作者: りな小説家の卵
3/3

千姫の思い

幸村は大阪城の廊下を歩いていた。

前方から、秀頼の正室、千姫がやってきた。

「おはようございます。」

「・・・幸村。」

「何でございましょう?」

「私の祖父は、それほど悪いお人ですか?」

「・・・がまん強い、かしこい方だと存じますが。」

「うそをつくなっ!大阪城にいる皆が思っている。徳川は逆賊、と。」

「・・・」

「そなたもそうであろう。安心せい、恨みはせぬ。」

「確かに、家康殿のやり方には不満を感じております。」

「ふっ、やっぱり。私の祖父は間違っている。あなたたちの言うように。」

「ただ。」

「・・・ただ?」

「千姫様は戦とは無縁、何も罪はございませぬ。」

「・・・武運を祈る。」

「はっ。」

千姫は自分の部屋に戻った。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ