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雨の一日5

 りゅーくんの背中は思ったよりガッシリしてて男らしい、ちょっと触っていいかな?まあお世話するから中で触るんだけど……。


 てかりゅーくんなんで普通に服を脱いだのよ、準備万端なの?って違う違う、りゅーくんは弟りゅーくんは弟りゅーくんは弟…………よし。


「ヴァイオレット?」

「は、はい、あ、服を乾かしますね『ドライやー』」

 服がちょっとダメージを受けるかも知んないけど乾かしとかなきゃね。


「なんだその魔法は?」

 りゅーくんがマジマジとこっちを、ちょっと前、前隠して!


「りゅ、リュシオネル様」

「む……すまん」

 …………も、もう隠したよね、目開けるよ、ふう、りゅーくんったら。


「あら?少し臭いますね」

 目を隠すのにりゅーくんの服を使ったから嗅いじゃったけど……正直くしゃい。


「嗅ぐな」

「すみません、つい……『ファブる』」

 魔法でキレイにしとこう、うんうん新品同様だね。


「な、何をした」

「え?綺麗にしたのですが?あっ、リュシオネル様!」

 ちょっと、りゅーくんまた、隠して、隠してー。


「む…………」




 ひと騒動終わりりゅーくんをお風呂の椅子に座らせ、私は背中を見る、りゅーくん脱いだらちょっと筋肉質、細マッチョ?ちょっとくらいサワサワしていい?


「リュシオネル様洗わせていただきますね」

「ヴァイオレット、一人でできるから使用人の様な真似をする必要は無い」

「私も脱げと」

「…………違う」

 りゅーくんは弟りゅーくんは弟りゅーくんは弟……ふう、弟がお姉ちゃんに脱げなんておませさんだね。


「そうですか、では失礼します」

 石鹸を泡立てりゅーくんの背中にいざ、…………うへへ、細マッチョ弟サワサワしてやるぜ、固くしちゃってうりうり。


 指を這わせるとりゅーくんは擽ったいのか筋肉をヒクヒクと反応させる、可愛らしい反応してもう。


「ヴァイオレット、何故か卑猥な事をされている気がするんだが」

「その様な事を言われますと私も罪悪感を感じてしまいます」

 まあ、このミチミチ感独占はやめないけどね、んふふ、役得役得、後で逃げたクミッツにもお仕置きできるから夜も楽しみだしんふふふふふふ。


「…………すまない」

 りゅーくんちゃんと謝れるね、偉い偉い、おっと頭撫でそうになったよ、危ない危ない。


 さて、背中は洗ったけど前か……うーん……。


「リュシオネル様、前は」

「自分で洗う」

「そ、そうですね」

 私がそそくさと離れるとりゅーくんは凄い早さで身体を洗い泡を流して湯船に逃げる様に入った。


 …………さて、冷静になったんだけど私何でりゅーくんがお風呂入ってるの見てるんだろうね、これ外にバレたら洒落にならないんですが。


「りゅ、リュシオネル様後はごゆっくりおくつろぎください」

「あ、ああ……」

 逃げよう、私は逃げるよ、誰にも見付かりませんように…………。


「ヴァイオレットお嬢様何をされていたのですか?」

「み、ミネア、何もありませんよ」

「年頃の女性が男性と風呂で何をされていたんですか?」

 ふおぉ、ミネア怖い、わ、私べつに悪い事してないし、クミッツが逃げたから悪いんだから。


「み、ミネアが考えるような事はあ、ありません」

「……左様でございますか、少しリュシオネル様にもお伺いして参ります」

 のぅ、りゅーくん逃げてー、あ、りゅーくんの服はここだから無理か……ナムナム。


「あ、あの、ヴァイオレットお嬢様」

「クミッツ?」

 よくも逃げたね、後でサワサワなんだから。


「わ、私達処刑されないでしょうか」

「……ミネアを止めてきます」

 ヤバい、クミッツに言われてから私気がついとどうすんのよ、ミネア、お願いだからりゅーくんに何もしないでよ。




 現場ではりゅーくんメッチャ睨まれてた、危ない危ない、ミネアを取り押さえてりゅーくんを逃がした、脱衣場からクミッツの悲鳴が聞こえたけどまあ仕方ないね。


「ご迷惑をお掛けしましたリュシオネル様」

「……ふむ、初めて詰問をされた」

 み、ミネアー、何してくれてんの…………りゅーくん怒ってない?


「申し訳ございません」

「構わん、迷惑を掛けたな」

「い、いえ」

 りゅーくんはそそくさと帰って行った、やっぱミネアが怖かったのかな?あ、お供するの忘れた、一人で大丈夫かな?


「もう少しでヴァイオレットお嬢様に何をしたのか聞き出せましたのに」

「ミネア、お客様に無礼ですよ」

「ヴァイオレットお嬢様が優先でございます」

 いや、今回は私優先じゃダメなんだよ。


「学友なのですから、明日からどのような顔をすればいいやら」

「ヴァイオレットお嬢様は今心を傷付けられ繊細なのです、そこに付け込もうと近寄っているのかも知れません」

「そんな事はありません、もう、ミネアは」

 私の事思ってくれるのは嬉しいけどさあ、今度からりゅーくんどうしよ……ってもう来るわけ無いか。




 その夜はクミッツを捕まえてずっとサワサワしてやった、ミネアがギリギリしてたけどしばらく反省したらいいと思う。


 ……明日からの気まずい学園生活を考えると今から私は憂鬱なのてあった。


 ロベリーさんはロベリー先生として登場。

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