4 逆ハーレムエンドを達成できないのは私のせいではありません
※残酷な描写あり
※ちょっとだけ卑猥な表現あり
よく逆ハーレムエンド目指そうと思ったな、この人。By主人公
説明しよう。スプリングパーティーとは、入学式の一か月後に開催される六学年合同交流会のことである。以上。
さて、諸君はこの説明で、なぜ乙女ゲームでは婚約者のいない、しかもヒロインであるナターシャより二つ年上であるオルフェウスと接点を持てたのか察しがついただろうか。そう、このスプリングパーティーで行われるボードゲームやカードゲーム、ダンスで知り合うことになるのだ。各学年一人ずつでランダム構成される組で、攻略対象者たちと直接関わることになり、入学して三年後、父に「縁談がまとまらないから、好きになった男を学園で選ぶといい。…あ、でも少しは家の利益とかも考えてくれると、当主としては非常に嬉しいんだけどなぁ(チラッ)」と(四十近いおっさんの可愛くないチラ見付きで)勧められて、好みの攻略対象者にアタックする…それが『恋は取捨選択の道』、略して恋道のストーリーの始まりである。
ちなみに入学して三年後な私と実は同い年なスレイアスは四年生、レオナルドとキースは五年生、オルフェウスとアドレイドは六年生だ。年下がいないのはなぜだろう。……はっ、もしや新キャラのシナリオが後日配信予定とかなってた覚えがあるから、それが年下属性だったのかも。いや、私自身年下に興味はないんだけれども。弟はほしかったなー、前世では。今世では弟いるからめちゃくちゃ可愛がってます。「お姉様が結婚なされても安心して帰省できるよう、僕が家を守ります!そんじょそこらの没落貴族を見習ってます!」と安心できるような、不安になるようなこと言ってるけれども、可愛い弟です。……没落貴族だけを、反面教師にしちゃダメだよ。高慢ちきで頭の固い上流貴族も反面教師には最適だよ。ご覧よ、不正を側近に暴かれて首チョンパされた脂ぎった豚…じゃなかった侯爵家の当主を……経費改竄も利益隠しも、資産没収に繋がるからね?不正はいつまでもバレないものじゃないんだよ?まあうちの家が不正をすることはないだろうけれど、足を引っ張ろうとする輩はどこにでも潜んでるからなー。
それはさておき。
「オルフェウスが贈ってくれたドレスを着てみたはいいけれど…」
どうしていろいろ成長してるはずの私のサイズを知ってるの?後ろから抱き着いてきた時にいろいろ触ってたのってもしかして測ってたの?だけれど胸の辺りがやや小さめにされてるのはなぜかな?かろうじて平均以上はあるマシュマロを慎ましやかに見せたい思惑でもあるの?正直ちょいと苦しいんだけれども。文句を言ったって変態的自己弁護しか聞けないだろうから言わない。
邸で着飾られた自分の姿を鏡で見て、溜息をつく。デザインは好み、色も春らしいパステルピンクでいい感じ。マロンブラウンの癖のある髪との組み合わせも抜群だと思うし、オルフェウスの瞳の色であるガーネットをあしらったピアスがさらにいい仕事してる。だけれども、この露出面積の大きさはなんだろう。今まで贈ってくれたドレス、露出面積小さめだったのに。胸元が谷間がはっきり見えるほどV字に開いてるし、背中も同様で肩甲骨の形がよくわかるし、しかもこの左側に入ったスリット。要所要所にフリルついてて可愛いけれど、大胆すぎませんかね?コルセットを付けるようなドレスじゃなくて、現代でも着られてるようなダンサーっぽいドレスはここ最近の流行でもあるのは知ってるよ?でもさ、今年十六歳の私が着るには大人すぎやしませんかね?って、そろそろデビュタントの時期じゃん。うわ、めんどくさい。
心の中で婚約者殿に文句を言っていると、その婚約者殿が迎えに来た。うん、オルフェウスは相変わらずのイケメンです。私の瞳の色である緑青色をリボンタイに使ってくれている。それがダークグレーのベストと白のサテンシャツに合ってて、私の色がオルフェウスに似合ってる!と嬉しくなった。さっきまでの文句なんてどこかに消え去ってしまった。
「よかった。よく似合っているよ」
「ありがとうございます。しかし、このように肌を見せるなんて恥ずかしいですね…」
「本当は嫌だったんだ。まだ私と婚姻する前だと言うのに、他の男に美しいナターシャの柔肌を見せつける、そんなドレスを着せるのは」
「……どなたかの指示ですか?」
「ああ……乗った私も私だけど…………くそっ、やっぱり早々に消しておけばよかった」
消しておけばよかった?誰を?
首を傾げると、オルフェウスは「ナターシャは何も知らないふりをしてくれ」と苦々しく言って、それっきり黙ってしまった。
二人きりの馬車の中で、機嫌の悪くなったオルフェウスに横から抱き着かれながら背中をぽんぽん叩いていると、オルフェウスが眠ってしまった。目元に隈は見えなかったけれども、あまり眠れていないのか、わずか数分ほどで静かな寝息を立て始めた。会場である学園のダンスホールに到着するまで、オルフェウスは起きなかった。その時間はおよそ十五分。仮眠するにはちょうどいい時間だろう。ちょっと体勢がきつかったけれども、オルフェウスの温もりを感じていると私も眠くなってしまった。好きな人の体温に触れてると安心して眠くなるよね。ドキドキ?出会ってからの一か月でなくなったよ。
「あまり眠れていないんですか?」
「ああ。ちょっといろいろあって…でも、それももうすぐ終わるよ。方々の不満が爆発しそうだから、そろそろ発散させないと」
「発散、ですか」
「そう。…ああ、ナターシャは心配しなくても大丈夫だよ。君が危害を加えられることはないから」
「それに関しては心配してません。オルフェウス様が守ってくださってますから」
「そうか」
馬車から降りてそんな会話をしていると、嬉しそうに笑ったオルフェウスが私の唇に、触れるだけのキスをした。…………あれ、何気にファーストキスだこれ。前世含め。さすがに全身の血が沸騰したみたいに体が熱くなる。特に顔。やばい、これもしかして全身真っ赤じゃないか?
「…タイミング、失敗したかな」
「失敗も失敗、大失敗ですよ!なんでこのタイミングなんですか!熱引かないんですけど!?」
「ごめん。パーティーの参加、取りやめていい?ナターシャが可愛すぎて部屋に閉じ込めたい」
「ダメです!私オルフェウス様と踊るの楽しみにしてたんですから!」
「よし、参加しよう」
「……そうしてください」
言っちゃなんだが、チョロいぞオルフェウス…あまりの返答の早さに呆れてしまった。
時間に余裕を持って来たおかげで、体をほどほどに冷やすことができた。で、何事もなかったかのように振る舞うオルフェウスのエスコートで、会場に歩を進めたのはいいのだけれども……あまりの人の多さに酔った。
「大丈夫…じゃなさそうだね」
「元はと言えばオルフェウス様のせいですからね……早めに来てるおかげで空いてる時間に中に入れるのに…」
「室内は大丈夫なのに、室外の人の多さが苦手っていうのも不思議だね」
「街を歩く時は平気なんですけれど…」
「室外の狭い範囲に人が密集してるのが苦手なのかな?」
「多分そうです…」
オルフェウスの肩に寄りかかって気分の悪さをごまかしていると、馬車の中で私がやったように背中を叩いてくれた。オルフェウスの温もりも相まって、次第に落ち着いてくる。あ、やばい。眠くなってきた。
「ナターシャの寝顔を独り占めしたいところだけど、私とダンスを踊りたいんだろう?」
「はい。三回は絶対ですからね」
「もちろん。あ、踊る前も踊った後も、私から離れてはダメだよ」
「え、でも組み分け…」
「ふふふふっ、今回はちょっと、クジに細工をしてもらってるんだ」
「……不満発散のためにですか?」
「正確に言えば、それに繋がるようボロを出させるため、かな。アレは私が欠けていることが気に食わないようだから。その前にボロを出してくれれば万々歳。終わった後に私はナターシャに癒されながらパーティーを楽しめる」
なるほど、最後のはともかくいろいろ察した。
ようやく中に入ると、そそくさと壁の花になる。しかも隅っこ。ちなみに内緒話をする人が隅っこに行くというのは、この世界では暗黙の了解だったりする。人がいるのに近寄らないのもそう。近寄ってくる人は逆に「踏み込んではいけない領域に無理に立ち入った、貴族としての分を弁えない愚か者」と陰口を叩かれ、社交界で気まずい思いをすることになる。そして友達が減る。…貴族の世界って怖いね。
「……お二人は」
「アレは演技でもなく素だね。ナターシャは妹さんたちと仲が良いから、話は聞いてるとは思うけど…」
「私としては女公が誕生してくれれば、と思います」
「それは、難しいかなぁ……」
オルフェウスが遠い目をした。女公誕生が難しいって……………え?いやいや、まさか。
「あ、上がるんですか?下がるんですか?」
「上がるね」
なるほど。…なるほど!?
「か、歓迎したいような、したくないような、複雑な心境……ってやっぱり、あの方は……」
「私以上に外面の皮が厚いと、常々思うよ」
「さすが、としか言えませんね…私も危うく騙されるところでした」
「ふふふっ、私としてはさすがナターシャ、と言いたいところだ」
「いや、違和感は感じてましたけど、そもそも距離に気付いたのは友人なんです」
「ああ、彼女か。のんびりしてるところから想像はつかないけど、鋭いよね」
「私も見習わなければなりません」
「無理はしないように」
「しませんよ。人間観察に疲れて倒れて、オルフェウス様を心配させたくありませんから。あ、でもオルフェウス様に看病されてみたい気持ちはあります」
「いいね。今度の休みに看病してあげようか」
「じゃあ、次の休みは私がオルフェウス様を看病しますね」
「いいね、そうしよう」
って、話が逸れた。今更ながらなんつー会話をしてたんだ私は。
気になっているもう一人についても話を聞く。
「ちなみに、もう一人は…」
「ずっと幼馴染みが好きで好きで仕方がないそうだよ。でも学園に入るもっと前に、些細なことで喧嘩別れしたそうでね…それをなぜか知っている彼女に、八つ当たりとしていい気分にさせているそうだ。もちろんあとで落とすつもりらしい」
大好きな幼馴染みと喧嘩別れ…確かにそんなエピソードがあったような覚えが。なんせ生まれ変わって十六年だからなー。もうそんな細かいとこまで覚えてないよ。
それにしても、幼馴染み………まさか、ね。もうまさかは続かないでしょう。と、思いたい。
パーティー開始まであと十分ほど。いい時間だし、と隅っこから離れようとすると、オルフェウスに耳ちゅーされた。びっくりして肩が跳ねた私を笑うオルフェウス。
「顔、真っ赤」
「だっ、誰のせいだと…!」
「私だね」
せっかく熱下げたのに!また上がってきたじゃないか!なんなんだ、ストレス発散に私をいじめたいのか!?
と思ってたら、ナタリア嬢がこちらにやって来た。それを見た他の生徒たちが、小声で侮蔑の言葉を口にする。あらら、もしかして知らない?
オルフェウスは、彼女を視界に入れた一瞬で無表情に切り替わった。
「オルフェウス、そんなところで何してるの?あっちにレオもキースもアドもいたよ」
「私は貴女に名前を口にすることを、敬語なく話すことを許可した覚えはありませんが。それに、貴女は本当に何も知らないようで」
「な、何が?そんなことより、そんな女と一緒にいないであっちで話そうよ」
「彼女は私の婚約者であり、貴女より家格が上の子爵家の令嬢です。たかが男爵令嬢風情が、そんな女、と罵れる相手ではありません。加えて言うならば、私は伯爵家の嫡男です。貴女如きが敬称なしに名を呼べる相手ではなく、対等な口を利いていい相手でもありません。私の名を呼んでいいのは家族と婚約者、その家族と、私より家格が上である方々だけです。たかが一代限りの爵位を持つ家の娘が、代々の功績を王に認められ爵位の継承を許されている家の生まれであるナターシャや私と、直接言葉を交わそうとすることすら烏滸がましい」
「だ、だってこの学園ではみんな平等なんでしょ!?」
「…私の目の前から消えてください。貴女の存在は他者の尊厳を貶める」
「っ、そ、その女が何か言ったのね!?貴女転生者でしょう!ゲーム通りに進んでないのがその証拠なんだから!ヒロインの役割をしないおかげで私がちやほやされたのはラッキーだったけど、オルフェウスを独占するなら話は別よ!何よ、そんな似合わないドレス着ちゃって…そんなのでオルフェウスを誘惑できるわけないわ!今まで通り地味なドレス着てればよかったのに!」
あー、なるほどー。ナタリア嬢もかー。納得納得。そしてオルフェウスが私に対する侮辱が続いたせいで貴女を殺しそうなのでそろそろ黙ってください。こうなると宥めるのに時間かかるんだよ!ちなみにドレスは毎度オルフェウス・セレクトだから!私とドレス貶すのは勝手だけど、それ選んだオルフェウスのセンスも貶してるからね!?
ナタリア嬢が見るに堪えないからか、他の生徒は嫌悪感丸出しでナタリア嬢を睨みつけるか、距離を大きく取っている。この学園、貴族の子息子女しか通えないって、知ってんのかな?例え親の爵位が一代限りだとしても。貴族の仲間入りをした以上、平民同然に振る舞うことは許されないのに。無遠慮、無配慮、無知は、決して無邪気と、無垢と同列でないのに。
ナタリア嬢の大声に、先ほど「あっちにいる」と言われた三人がやって来た。しかし、私たちが隅っこにいるからか、その距離は遠い。さすがにべったりしてた二人も顔を歪めている。いろいろ察したようだ。
「ナタリア」
「レオ!キース!アド!聞いてよ、この女が…」
「…レオ、俺たちが、馬鹿だったようだ」
「これは、勘当を覚悟しないと、かなぁ」
「欲望塗れの本性に気付けなかった上に簡単に色香に惑わされた以上、次期シェリーズ公爵家当主としての道、次期騎士団長としての道は閉ざされたと言っていいだろうね」
「特に俺は騎士としては最悪だな。これと関わった関わってないに拘らず、守んなきゃいけねェ物を見誤った。…処分は親父の判断次第だが、自分の意思でもう剣は握らねェ。そんな資格は、俺には、ない」
「どんな女性でも愛せる自信があったんだけどなぁ…それと包容力はまた別物だね。気付くのが今更だけど。……彼女たちに対する賠償をちゃんと考えないとだ」
「…ど、どういう…こと……?」
「本当に君は愚かだ。私は、君に名を呼ぶ許可を下したつもりは一切ないのだけれど…幾度となく周囲が注意しようと改善の兆しは見えなかったから、少し痛い目を見てもらおうと思ったんだよね」
「え…?」
え、え!?許可もないのにレオナルドの名前呼んじゃってたの!?しかも愛称!多分この口ぶりだと本人も諫めたんだろうけれど、直らなかったと………不敬罪をいくつ重ねてきたんだろう。
オルフェウスが、こそっと耳打ちして「嫌いな奴の心を折るのが大好きな性悪だよ、あの方は」と教えてくれた。ああ、それで見逃してたと…いや、見逃してないな。罪をわざと重ねさせたんだから。心を折り、容赦なく絶望の淵へと一気に追いやって、いつでも底へ叩き落せるように。これのどこが少しなんだか。
…この世界のレオナルドは、絶対に敵に回したらアカン系の王子だったようだ。今も私に余計なことを言ったオルフェウスを笑顔で睨んでいる。魔王だ、魔王がいる。当のオルフェウスは、私を庇うように抱き込んだ。いや、オルフェウスから私を取り上げるようなことは、しないんじゃ、ない、かな…………多分。
「ナタリア・ドルチェ。私への不敬を幾度も繰り返し、加えて十二人の他の令嬢の婚約者と情を交わした挙句に婚約破棄をさせて人生を狂わせた罪は重いよ?」
……うわぁ。
オルフェウスが耳をふさいでくれたけれど、しっかりばっちり聞こえてしまった。ナタリア嬢、人の婚約者寝取ったのか…ないわ。同じ転生者として、ないわ。しかも人生狂わせたって、面倒見ずにヤり捨てたってことでしょ?……うわぁ。
ナタリア嬢は顔面蒼白になっていたところを、ゴリマッチョな衛兵たちにドナドナされた。なんて言うか、自業自得の結末とはいえ、こうなるってわからなかったんだろうか。あまりにも幼稚だ。
レオナルドは、心なしか肌がつやつやし出した頬を、嬉しそうに緩めていた。彼が突き付けた事実を知ったキースとアドレイドは、嫌悪感に歪んだ顔をしてナタリア嬢が連れていかれた先を見ていた。
「…レオ、悪いけど」
「ダメだよ。君たちは、このパーティーが最後の表舞台になるかもしれないんだから」
「やっぱり逃がしてくれない、か…でもそうだね。ここでけじめつけないと」
「……だなァ」
その後、例年にない気まずい空気でパーティーは開かれた。でも、今まで迷惑をかけてきたから、と喜んで道化を演じたキースとアドレイドにより、軽蔑の声は鳴りを潜め、パーティーを楽しもうという空気になって、例年よりも賑やかなスプリングパーティーで幕を閉じた。
翌日からキースとアドレイドは学園を自主謹慎し、当主から下される沙汰を待った。
結果、二人は廃嫡。ただ家を継げないというだけで、家に名は残ることになった。理由は、「家は継がせんが、貴族としての役割は果たせ」とのこと。何やらレオナルドの温情があったらしい。それにより勘当はなくなったのだとか。
そして、パーティーから一週間後に二人は学園に復帰した。気まずい空気はあるけれど、二人が反省していることがわかっている人たちが多いからか、恙なく学園生活は送ることができそうだった。
ナタリア嬢は退学処分はもちろん、犯した罪の重さが半端なく、育て方にも問題があったとして父親の男爵位は没収された上、ドルチェ一家は揃って死罪となった。最後まで自分に非はなかった、悪いのはナターシャ・ウリベルだ、と主張を続けたナタリア嬢が最初に磔され、生まれ育った街の人々に暴言を吐かれながら、石を投げられながら火炙りにされた。どうやら相当街の人たちには恨まれていたらしい。オルフェウス情報では見目のいい男に手当たり次第唾を付けていたそうだ。しかも、子どもを産める体になってから十数人と寝たというのだから驚きだ。中には年若い旦那を寝取られた、という人もいるのだとか。彼女が色欲の化身と言われても納得しそうだよ、私。
(涙ぐましい努力を重ねた彼らがさらに暗躍しようとしていることは、誰も知らない)
ナタリア嬢は中学生になって間もなく事故死→転生
※補足
オルフェウスが三男なのに嫡男な理由
→長男は平民の娘と駆け落ち、次男は旅に出た(家出)
以上の経緯で二人とも絶縁されたため、三男のオルフェウスが跡継ぎに。クラウディア伯爵涙目。